☆静嘉堂文庫美術館 サイト
『日本刀の華 備前刀』 ※6月2日(日)まで
行こうか、よそうか迷った末に訪れた。
だって、刀の展覧会だもん。
茶道具は稲葉天目だけ。
それも、今回初なら兎も角、もう何度か鑑賞してるし~
でも、曜変天目3碗同時開催❕のお祭りに便乗したくなっちゃった。
大型連休中を避け、わりと早い時間帯に行ったのに、入場制限がかかっていた。
お目立ての国宝茶碗は展示室の入り口前に。
自然光で拝見できるのがうれしい。
形といい、曜変の光といい、私は稲葉天目が一番好きだ。
刀もしっかり拝見。
備前かぁ。
長船とか福岡と山陽本線の沿線に産地なので、地図を眺めていると親近感が湧いた。
刀剣女子の多さと熱心さにびっくりした。
私はトーハクでも刀剣エリアは素通りしちゃう。
やっぱ、抜き身の刀とはいえ、本来の用途がイメージされる。
あれが柄に納まり、そして抜かれ、我が身に刃が振りかかり斬られたら~
と想像したら、おそろしい。
もっとも、そこは静嘉堂。
展示目録と一緒に刀剣鑑賞の解説プリントも添えてくれて、有り難い。
小柄はここに装着されるのか、
目貫は刀剣の孔と柄のここを固定するものか。
など、勉強になり、面白かった。
曜変天目も最初、刀剣鑑賞後、映像観賞後と三回も展示ケースに群がって、見物できたし。
3年ぶりに訪れた静嘉堂文庫美術館を楽しめた。
余談だけど、ただいまウォーキング強化期間中につき、
行きは自由が丘駅から歩き、帰りも二子玉で昼食摂ってから多摩川沿いを黙々と多摩川駅まで歩いた。
※静嘉堂文庫美術館バックナンバーリスト
2016年3月 『茶の湯の美、煎茶の美』
2015年12月 『金銀の系譜-宗達・光琳・抱一をめぐる美の世界-』
2013年2月 『受け継がれる東洋の至宝 曜変・油滴天目 -茶道具名品展-』
2011年4月 『日本陶磁名品展』
2010年2月 茶道具名品展『国宝・曜変天目と付藻茄子』
2008.12月 『岩崎家の古伊万里-華麗なる色絵磁器の世界』
2008年2月 『茶碗の美-国宝 曜変天目と名物茶碗-』