高校生で太宰治に出会った時、何で私のこと知ってるの?と衝撃を受けました。おばさんになって、角田光代を知った時、やーだー 心を読まれてると思いました。そして この本。「流浪の月」の更紗ちゃん!一緒だよ!
作者の年齢は? 隠すわけ?女だねー。
更紗がんばれ!と思い読みながら、つい 自分の心の奥底を覗き込んでしまいました。
74年の人生の中で、更紗の様に殴られたり蹴られたりしたこともなく、穏やかなGIとの我がまま人生50年。
でも今、私が 口に出さず 我慢してることは何だろう?と考えてしまいました。
この頃、いつも心に覆いかぶさってるのは、ついに 老健に入ったというS姉ちゃんに会いたい💛
GIに云えば、気持ちよく車で連れて行ってくれることは分かっています。
でも、昔のように一人で、ひとりぼっちで JRに乗って 姉ちゃんに 会いに行きたかったの♡
いつもは車での故郷訪問。JRで行くのは、15年ぶりぐらいでしょうか ?
下調べなく かっての様に ボヤっと乗りました。
着いたところは「肥前浜駅」。ここは、どうやら新幹線のライバル駅のよう・・・? 長崎本線のはずなのに、長崎までの列車は、2時間待ち。 故郷への列車は来ない!乗り継ぎはない!
新しい駅?
小さな通りは、酒造会社の蔵が並び、祐徳稲荷神社へと続くよう・・・ふーん 「泰智寺」へと歩きました。羅漢があるとのことでしたが、やっぱGIがいないと怖いので、浜川を歩いて列車を待ちました。
かって、鹿島市長が、新幹線はいらないとおっしゃってましたが、お元気でいらっしゃいますか? 私も、そう思ってましたよ。この鹿島の海沿いのカーブを曲がって走る列車が、最高に 旅心を掻き立てるんですよね・・・♡
カニの 太良 多良 ですよね。
平日だけど、かなりの観光客でしたよ。良かったですね。負けるな.鹿島!
故郷の 初めて降りた 小さな無人駅の反対側に老健は ありました。(無人駅の多さにビックリ!キセル大丈夫?)
ようやく着いたよ。姉ちゃん♡
コロナ禍で会えないので、誰に告げる必要もない。
姉ぶることもなく いつも一緒に遊んでくれた姉ちゃんの側に 昔のように 居てみたかっただけなの♡
そして、初めてTAXIを拾って花を買いに行き、TAXIに乗って両親の墓に行き、S姉ちゃんの事をお願いしました。
白い半月の母さんが、見てましたね♡
もう夕暮れ。すぐに新幹線かもめに乗って、嬉野?で乗り換えて帰りました。(新鳥栖からの人の多いこと)
リレーかもめって、白と黒?
ほかの姉ちゃん達 寄らずに ごめんね!
でも、この一日を、S姉ちゃんの為だけに使いたかったの♡
菊の花が咲きました。後ろのトクサ(歯磨草)は、H義兄さんに貰ったんだよね。
S姉ちゃんのこと、頼みますね。
充実した1日でしたね。
私もかな?できる事は頼らずに1人で行動したいと思っています。