本能寺の変 「明智憲三郎的世界 天下布文!」

『本能寺の変 431年目の真実』著者の公式ブログです。
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大河ドラマ「江」の歴史捜査18:京極高次登場

2011年05月15日 | 大河ドラマ「江」の歴史捜査
 今週の大河ドラマ「江」は秀吉の九州島津攻め、唐入り(明攻め)表明、バテレン追放令発布と歴史的には大変重要な出来事が足早に語られましたが、脚本の主題はそちらにはなく、あっという間に通り過ぎた感があります。
 その中で京極高次が登場しました。以前に紹介した龍子の弟です。
 ★ 京極龍子登場

 本能寺の変の際に光秀に味方した武田元明と京極高次。龍子の夫の元明は殺され、弟の高次は許されて秀吉に仕え、淀君の妹の初を正室に迎えます。この両者の正反対の扱いは当時の人々にも驚きだったようで、高次は姉や妻の七光りで出世したとされて「蛍大名」とささやかれたとWIKIPEDIAに書かれています。
 ★ WIKIPEDIA「京極高次」記事

 紙一重で生死を分けた裏事情は何だったのでしょうか。様々な思惑がうごめいていたような気がします。そういった政治劇として武将たちを見るべきであって、感情や性格で行動していた武将というこれまでの「武将観」からは一刻も早く卒業したいものです。

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