この2週間で5件ほど、区民の方から杉並区でも放射線量を測定して欲しいというご要望を頂き、
田中区長に要望を伝え、また担当部署に陳情の内容を伝え、その必要性を訴えて来ました。
当初は杉並区でも東京都で一律の基準で測定をするべきという見解でしたが、
その方向には動かず、
杉並区独自の動きとしてプールの水、土壌、大気の測定を開始する予定となりました。
(一部実施済みですが、正式には来週の議会での了承を得てから決定になります。)
既にプールに関しては測定結果が杉並区のホームページで公開されていますが、
そのほかに関しても順次公開の予定になっております。
http://www2.city.suginami.tokyo.jp/news/news.asp?news=12176
測定方法が自治体によりまちまちで心配が残るところですが、
比較的早い段階で測定の開始を始めた対応には感心しました。
区民の皆様が安心安全のために動いた成果だと考えています。
私としては今回のような緊急の課題に対して区としてどのように進めていくのか、
実践を交えながらの勉強となりましたが、やはり区民の方からの訴えを真摯に受け止め、
担当部署の方と連携を取り、突破をしていくということなのか、と感じたりしています。
子育て中のママ議員としてはさらに子供たちが多くの時間を過ごす公園や遊び場において、
また、杉並区が管理をしている久我山の旧NHKグラウンドや財務省のグラウンドなど、
定期的に全てを測定していってもらいたいと考えています。
大人よりはるかに影響が大きい乳幼児に対しての安心・安全という生活を約束していく上でも
必要であると考えています。