昨日、杉並保健所で行われた「妊娠を望む方のための基礎講座」に参加をしてきました。
参加者は12人、その中には不妊支援をしているグループのかたや私を含め、区議が2名いました。
講座の内容は
・妊娠の基礎知識取得のための講座
・妊娠力を高める食事のポイント
といったものでしたが、講座だけでなく参加者にゆったりとくつろぎながらの座談会のような時間もありました。
杉並区として妊娠を望む方に向けて支援をしていくという方向性を打ち出し、
講座を開いているのですが、今後は参加者からのご意見をいただきながらより充実した支援内容に
なっていくものと期待しています。
個人的には不妊治療を始めるにあたり、夫婦の心身面でのハードルを下げる意味で
検査費の一部に杉並区で助成金を出していければよいと考えています。
最初の一歩を後押しする、というイメージです。
これまでのような妊娠出産への公的な支援がないままで
果たしてほんとうに出生率が上がるのでしょうか?
現行のような健康保険の対象外である弊害はいくつもあると思います。
例えば不妊治療中の年齢別妊娠率、そしてどのような治療によりどの年齢の方々が妊娠し、
最終的に無事赤ちゃんを授かることが出来るのか?
この答えは出来るだけ多くの数の不妊治療者、そして妊産婦を後追いで統計を出していかないと
得られない数字です。
健康保険の適用になれば、より正確な統計に必要な多くのデータを得ることが出来るでしょう。
そして、その公表により、自分なりの出産適齢期を考えるきっかけにもなることでしょう。
前述の「不妊カウンセラーわかちあいの会」には私も大きく賛同し、
今後は区民の方との架け橋として支援をさせていただきたいと考えています。
次回の会は10月31日(月)13:30からとのこと。
私も参加をさせていただく予定です。