山本あけみ「緑ゆたかな環境を子どもたちへ」

建築士や生活者として、都市計画・公共施設マネジメント・地球温暖化対策・SDGsなど、独自の視点で日々発信

西荻区民事務所移転に伴い、集会所が暫定移転します

2022-04-22 | 議会報告
昨日、臨時議会が開催され、西荻区民事務所(3月末閉鎖)が西荻南区民集会所(4月末閉鎖)に移転、
西荻南区民集会所が”暫定的”に旧西荻北児童館に移転となる関連議案が可決されました。
 
理由は、西荻区民事務所が入っていたビルが、テナント募集に併せ2月に任意で行った耐震性能調査で、耐震性能が行政使用には耐えられないと判断したとの事で既に閉鎖、これを発端に、玉突きの移転プランとなっています。
 
 
昨日の区民生活委員会(私も委員)の質疑では、
・区民事務所が移転できるテナントビルは無かったのか。
・西荻南区民集会所利用者への周知方法と状況。
・暫定的な旧西荻北児童館の今後の予定。
以前入っていた西荻駅北口のテナントビルの耐震性に満たない状況が防災のまちづくりに与える影響。
・何故、16年間にわたり借り続けてきてしまったのか。
などがありました。
 
特に4月に突然の閉鎖をお願いする西荻南区民集会所利用者への周知は、丁寧に行う必要がありますが、区では町内会長と商店会長、集会所を予約されていた方への連絡のみで進めており、今後地域全般へのお知らせはチラシ配布のみとし、説明会は行わないとの姿勢です。
 
いつもながら、区の周知方法は限定的で、大変問題があるままです。
 
この点に関しては多数の議員から異論が出ており、私も周知の工夫を求めましたが、一方で、耐震性性能が満たないビルからの移転は急務であり、他に適地が無い状況の中、区民集会所への移転は了承せざるを得ない状況でした。
 
利用者の方には大変なご不便をおかけすることになり、申し訳ない思いです。
 
特に、集会所の地下にあった小上がりのスペースでは、地域の小中高生が気軽に集まれる居場所があります。友達同士が、学校や家、児童館とはちょっと違った、子どもたちだけの特別な空間を、大人の都合で取り上げてしまうことになり残念で、申し訳ない気持ちです。区にはこういった使用状況を丁寧に把握し、代替案を示すよう要望をして参ります。
 

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