標高330mのモノローグ

富士山の10分の1、東京23区最高峰の10倍の山間に暮らして20年。地域の自然や思いを綴ります。

東京駅を模したのレンガタイル張りの深谷駅

2017-09-02 20:19:19 | 日記
高崎線の深谷駅は、ミニ東京駅として知られている。以前から時々深谷駅の近くの踏切を横断していた。その時東京駅を模したレンガ張り風の駅舎を見ていた。しかし、駅舎に行ったことはなかった。


今回駅舎を正面から見てみようと妻と私のふたりで立ち寄った。駅舎は橋上にあり、ホームは地上にある。東京駅に比べるとなんと落ち着いた穏やかな駅だと感じた。駅は1883年に開設されたとのこと。そして、1996年の改築の際、東京駅が深谷産のレンガで作られていたのにあやかり、東京駅を模してレンガ張り風のスタイルになった。しかし、深谷駅はレンガ作りではなく、コンクリート壁の上にレンガ風のタイルを張ってあるとのこと。


深谷駅は電車の発着の前後は人通りが多いが、電車が発車してしばらくするとまばらになる。写真は北口であるが、このような状態だ。この後我々は南口にも行ってみたが、誰も通行していなかった。東京駅の混雑さとは違って、のんびりとマイペースで歩くことができた。

南口側に市民サービスセンターがあった。


北口は旧駅舎があったところで、花壇が整備されている。

深谷出身の渋沢栄一(日本煉瓦製造会社の設立など日本近代産業の指導者)の像


ふっかちゃん時計。ふかっちゃんは深谷ネギの角が伸びている。時計はこの写真の上にある。
後で知ったことだが定時になるとふっかちゃんに代わって渋沢栄一の像が見られるとのこと。


1999年に関東駅百選に選定された。第3回関東の駅百選新スタンプラリーでは
ユニークな駅コースの一つだった。駅百選なるものがあったこともこの写真を撮るまで知らなかった。

今回は見られなかったが、改札を入ったところに東京駅と同じようなドーム天井があるらしい。このドームや定時のふっかちゃん時計、また、駅舎から大分離れたところからの駅の姿を見に行きたい。
コメント
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