9月11日、東日本大地震から6年半たった。この日の報道ステーションで坂本龍一さんが「3.11から伝えたい」ということで語っていた。津波に浸かって壊れたピアノがよい音だったという。自然に帰るというキーワードで人間が自然に手を加えたもの(原発)に対して警鐘を鳴らしていた。
画像はイメージです
ピアノは鉄と木でできている。これが津波に浸かって弦が折れたり、錆が生えたり、鍵盤が膨らんだりしている。でも、その音が自然を感じさせるいい音だったとのこと。通常のピアノも調律しないと音が狂ってくる。狂ってくるのは自然に帰ることだと語る。壊れたピアノは、調律したピアノでは決して聞けない音を奏でてくれる。
坂本さんはこの体験から音に対する関心が変わったという。インタビューの最中も靴で床を叩く音、どこからか聞こえてくるサイレンかアナウンスのような音に耳を傾ける坂本さん。耳を澄ませばいろいろな音が聞こえてくる。
人間から見た自然(だけ)ではなく、自然の側から人間を見てみることが必要だと問う。
2011年3月11日の津波により原発が壊れ放射線被害が出た。幾種類とある地球の生き物の中で、ホモ・サピエンスだけが自分(人間)にあわせて自然を変えてきた。そして、自然と相容れない原発つまり収集の仕方が分からないものを造ってしまった。震災と原子炉崩壊は人間に対する警告を発したのだが、残念ながら我々は警告を警告として受け取っていないと語っていた。
更に、坂本さんはホモ・サピエンスは、自然を自分にあわせて変えてしまう。これは「業」のようなものだと言う。(対処するのには)自然の側から人間を見てみることが必要だと力説していた。
私も、「業」を業として見つめ、修正できる力を持っているのもホモ・サピエンスだと思う。一人の力だけでなく、皆で分かち合いながら後の世代のために良いものを残していくようにしたいものだ。
私は先日も核について述べたが、昨夜の報道ステーションを見ていてとても共感できる内容だった。その貴重な内容を忘れてしまわないうちに今日のブログに書き留めた。
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ピアノは鉄と木でできている。これが津波に浸かって弦が折れたり、錆が生えたり、鍵盤が膨らんだりしている。でも、その音が自然を感じさせるいい音だったとのこと。通常のピアノも調律しないと音が狂ってくる。狂ってくるのは自然に帰ることだと語る。壊れたピアノは、調律したピアノでは決して聞けない音を奏でてくれる。
坂本さんはこの体験から音に対する関心が変わったという。インタビューの最中も靴で床を叩く音、どこからか聞こえてくるサイレンかアナウンスのような音に耳を傾ける坂本さん。耳を澄ませばいろいろな音が聞こえてくる。
人間から見た自然(だけ)ではなく、自然の側から人間を見てみることが必要だと問う。
2011年3月11日の津波により原発が壊れ放射線被害が出た。幾種類とある地球の生き物の中で、ホモ・サピエンスだけが自分(人間)にあわせて自然を変えてきた。そして、自然と相容れない原発つまり収集の仕方が分からないものを造ってしまった。震災と原子炉崩壊は人間に対する警告を発したのだが、残念ながら我々は警告を警告として受け取っていないと語っていた。
更に、坂本さんはホモ・サピエンスは、自然を自分にあわせて変えてしまう。これは「業」のようなものだと言う。(対処するのには)自然の側から人間を見てみることが必要だと力説していた。
私も、「業」を業として見つめ、修正できる力を持っているのもホモ・サピエンスだと思う。一人の力だけでなく、皆で分かち合いながら後の世代のために良いものを残していくようにしたいものだ。
私は先日も核について述べたが、昨夜の報道ステーションを見ていてとても共感できる内容だった。その貴重な内容を忘れてしまわないうちに今日のブログに書き留めた。