【ハーグのホテル。窓からのぞむ通りの景色】
さて、オランダのハーグの第一印象。
それは「なんて静かなの」だった。
もしや、大きな間違いを犯してしまったのかも、とおののいた。
というのも、一週間後、
オランダのスキポール空港から日本へ帰るにあたって、
最も近いアムステルダムを避け、滞在先をハーグにしてあったからだ。
何故?
アムスはホテル代が高かったし、
なんとなく「アブナイ」イメージがあるんだもん。
といっても、この旅の最初にまずアムスで2泊したんだけど、
その時まったく危険は感じなかった。
であるからして、ハーグという選択は失敗だったかも、
と思ってしまったのだ。
オランダというのは知っているようで知らない国なのよね。
首都はアムステルダムなのに、
大使館があるのはここハーグ。
きわだっているのはノーブルさなんだけど、それもそのはず、
王女さまが(王室)ハーグに住んでいらっしゃるのです。
でも、まさか私たち親子が美術館へと向かうその道すがらで、
↑の写真のように、中世の貴族のなりをした護衛に守られた
馬車に出会うとは・・・・・。
黒い影のシルエットになってしまって、
分かりづらいのですが・・・(すみません)。
ちょっと小太りな品のいい女性が馬車から降りて
アメリカ大使館に入って行かれたのです。
スゴイものみたねえー、と
娘と顔を見合わせました。