
静かな休日を送るには最適なコテージホテル、
それが「タ・チェンチ」だ。
ホテルの専用バスがプライベート・ビーチまで出ていたが、
子供は目の前の”今、そこにある誘惑”にはあがなえず、
「ねえ、泳いでいい、プールで」とせかしてくる。
「あら、ちょっと待てばバスが来て、
ビーチで泳げるのよ、せっかくだからビーチに行かないの」
と諭しても、「プールでいい」と返された。
ああ、私の思い描いた静かな休日とはほど遠い。
子連れのつらさゆえ、と諦めた。

子供の満足気な様子に、こちらの不満もふっとんでしまう。
親になってからというもの、
自分のことより子供の笑顔が優先されてしまうのも、
結局はその方が幸せだからに違いない。

こんなプールがホテルの敷地に2つはあった。
隣接するコテージの滞在者はほとんど貸し切り状態で
水の中ではしゃいだり、ビーチチェアに横たわったりしながら、
思い思いの時を過ごしている。