細い運河沿いの道。
閑静な住宅街になっていた。
ユトレヒトの印象は若々しくて、古都の様相なのに
どちらかというとユニークでアバンギャルドな感じすらした。
オランダ人が自転車をこぐ間をぬって
（もちろん、私たちのように異国から来た人である可能性もあるが）
ずんずんと駅に向かって進んだ。
あ、あの赤い建物カワイイ！
いってみると、広場に面したカフェ
そんな思いつきの行動が
仇となり、
さまよい果てる。
途中で人に道を聞くが、結局来た道を戻ることに。
ドム広場にもどって、時間を巻き戻すようにして、
駅へと向かった。
和んでいる娘
の様子を写していて、ふと気づく。
運河の水面が
キャンパスになって・・・・。幻想的にゆらめく絵画を
作っている、ということに。
ユトレヒトといえば、この
運河沿いのカフェ体験！
水面に面してカフェが並ぶこの
光景の主人公に
ならなくちゃ！
自ら、ウエートレスさんが記念写真を撮ってくれると申し出てくれて。
どう、まぬけなことに私は目をつぶってしまう。