昨晩、久々に
表参道を闊歩した。
現実は人に会うのに、
銀座線で表参道駅に降り、
足早に待ち合わせのカフェへと
急いだだけなんだが、、、
昔からしたら、
絶対に想像できない
こんな意外なひとに出会う。
👇
なんと、
ここはニューヨークの
セントラルパークか?
というほどの偉業!
犬を15匹、お散歩に連れて
歩いてるお兄さんがいた。
15匹だよ。
数える前から、お兄さんが
「15匹」
と教えてくれた。
ニューヨークの
セントラル・パークで、
何匹もの犬を
束ねて散歩する🚶♀️人にけっこう、
遭遇した。
でも、ここは東京、
表参道だ!
日本も犬の散歩を人に任せる、
そんな時代になったのかあ、、、
と感慨深い。
ドックウォーカー、ていうのかな?
犬を散歩させるのを
仕事にしている人達が
マンハッタンにはいたんだよね。
特に思い出すのは、
ロバータ・フラック
(👇参照)
のドックウォーカーの存在だ。
1990年代初頭では
(今もかも、だけど)
まだ珍しい芝犬を何匹も
ドックウォーカーに
散歩させていた。
芝犬🐕好きだったに違いない。
ただどんなに連れていても、
15匹ほどの大所帯じゃなかったから、
👇昨日出くわしたお兄さんは、
すごーく人気があるか、
すごーく希少なのか、
どっちかかかな?
どのくらいお金を貰えるのだろう?
いらぬお世話だが、
ついつい聴きたくなった。
もちろん、口には出さなかったが、、、
私は、
ニューヨークのアッパーイーストで、
でふらりとペットショップに入り、
そこで最高値のついていた芝犬を
衝動的に買ってしまったような女だ。
何故、猫を、、、
それも2匹も連れてニューヨークに
行っておきながら、
更に現地で犬を飼うかな、、、
当時の自分のことを、
自らうんざりしつつ、
自ら呆れてしまう。
が、そんなあと先考えない
あの時の自分がいて、
今の私を形作ったのだから、
なんていうか、、、しょうがないよね。
猫2匹と仔犬、
今はハズとなった
当時ニューヨークの駐在員だった
ボーイフレンドと私とで、
「3匹と2人暮らし」が始まった。
私が突然、何の前触れもなく、
仔犬を買ってしまった事は、
当時の彼(今のハズ)を
随分と怒らせてしまった 笑笑💦
ただ、猫達と子犬がすぐに仲良く?
鬼ごっこで
遊び始めてくれたことは、
険悪になった2人にとっては
とてもとても幸いだった。
猫はヒョイって高いところに
登ってしまうので、
子犬くんがいつも鬼だったなあ、、!
犬は猫には敵わないのか、、?
という意外な事実を知ることにもなった。
芝犬くんが成犬になると、
道で出会ったニューヨーカー達から
「これはオオカミか?」と
しばしば真顔できかれたものだ。
まだ、芝犬がアイコンの
「ドージコイン」とかも
登場していない1990年代初頭だからね。
ああ昨日は芝犬がドックウォーカーに
連れられてお散歩していたせいで、
ついついいろいろと
ニューヨークでの生活を
思い出してしまった。
あの頃に戻りたいよで、
2度と戻りたくないような、、、
いろんな思いでぐしゃぐしゃになる
あのぶっ飛んだ生活への
フラッシュバック。
それはまだ青臭くて固くて、痛い。
それらを手の中でくゆらして
楽しめるほどに、
まだまだ私は大人になりきれて
はいないようだ。
おばさんなのに、、、!
さて、友人達との楽しい会話を
終えて帰路に向かう時には
時計の針は夜の8時を告げていた。
すっかり暗くなった夜の表参道で、
もうひとつ遭遇したもの、、、
それは意外なものではなくて、
ある意味、表参道らしさそのもの、、、!
👇
表参道の交差点を
彩ったカルチエによる
クリスマスツリーの美しさだ。
ああ、
カルチエを夢見ていた
あの少女はもうおばさんだ。
カルチエの
時計をこれみよがしに
身につけていい気になってた
女ももういない。
今ではカシオのBaby-Gばかりを
機能的ゆえに愛用している。
リュクスなカルチエとは
ほど遠くなりつつある私でも、
カルチエがそこにあるだけで
表参道の品格が、
ぐんと上がったのはよくわかった。
そのセンスある
ツリーの飾り付けに脱帽!