有名な玉造温泉街の中心部から少し南の、玉湯川の右岸に鎮座します。「出雲国風土記」の意宇郡の条に、”玉作山(花仙山)郡家の西南二十二里なり。社あり”と当社の記載があります。さらに同書では、この玉湯川の谷間と花仙山を隔てた忌部川の谷間の地域について、”忌部の神戸。郡家の正西二十一里二百六十歩なり。国造、神吉詞奏しに、朝廷に参向ふ時の御沐の忌玉作る。故 . . . 本文を読む
熊野大社から車で松江の方向に向かって15分程、意宇平野に入ったあたりの谷間の斜面にこの神社は鎮座しています。境内までのアプローチは重厚な雰囲気が有りましたが、大ぶりな石段は正直歩きにくかったです。
・駐車所から少し離れた一の鳥居。参道が長いです
【鎮座地と史跡】
この地域は、古代出雲の中枢部で、奈良時代より前は、出雲国造に率いられた集団が居 . . . 本文を読む
以前に、出雲地域を旅行した際の写真に、各歴史遺跡に関する少々の情報を添えて記事にした事がありますが、特に重要な神社についてはもう少し情報を追記してまとめた直したいと思っていました。この新型コロナ感染拡大でなかなか新しい所に行こうという気になれないので、これをきっかけに始めてみます。まずは、出雲国一之宮とされる、熊野大社です。
・駐車場から望む
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出雲国巡り紀行、これで最終回となります。古社の3回目。松江市の東に行って後、雲南市に寄って、最後出雲空港に戻りました。・阿太加夜(アダカヤ)神社少し見つけるのに苦労した、住宅街にひっそりたたずむ神社。祭神は出雲国風土記にも登場する、阿陀加夜奴志多岐喜比賣(あだかやぬしたききひめ)命と、ご由緒にあります。大国主命の御子で、出雲郷(あだかえ)の守護神です。松江城の稲荷神社との間で10年 . . . 本文を読む
出雲地域の神社探訪、鳥取県米子市に入っていきます。・宗形神社 〇宗形神社について情報を追加して新たに記事を投稿しました一般にはあまり知られていないのかもしれないけれど、秋には紅葉の穴場スポットともなるらしい、素晴らしい神社でした。エントランスの階段の横幅が堂々として、国道沿いにもかかわらず一歩境内に入ると本当に静かで重厚なたたずまいに浸されます。
もちろん、延喜式神名帳にも記され . . . 本文を読む