トキと出会う島”佐渡ｹ島”ゆったり島旅 Ⅱ

トキと出会う島”佐渡ｹ島”ゆったり島旅 Ⅱ

佐渡随一の景勝地「尖閣湾」は、変化に富んだ海岸美が天下の絶景と賞され･･･
昭和9年に文部省より名勝地に指定、昭和25年には国定公園に編入･･･

昭和28年に映画 『君の名は』 のロケが遊園内で行われ･･･
吊り橋のシーンが有名になり「尖閣湾」の名は一躍全国に･･･

昭和46年には海中公園に指定、さらに平成8年には日本渚百選に選定という
橋の手前から洞窟を下りたところからグラスボートに乗船
海底を見たり、尖った断崖が続く海岸、入江を眺め海の散策も満喫･･･

次は、佐渡奉行所跡へ。復元された奉行所内を見学
佐渡奉行所には、金銀山の管理と行政を行う役所と、
金や銀を選鉱する工場（勝場（せりば））、
奉行の住まいがありました。
御役所（復元）は、平成13（2001）年から公開、
勝場（復元）は、平成16（2004）年から公開という

奉行所手前で車窓からみた廃墟のような建物
北沢浮遊選鉱場と精錬所跡で

円形のは50mシックナーといい
昭和15年(1940年）に建設された鉄筋コンクリート製、
直径50mの泥鉱濃縮装置である（国指定史跡）

向かい側のは、昭和12年（1937年）に完成した浮遊選鉱場
鉱石や金銀のしぼりかすから、さらに小さな金銀を回収する施設
その後の拡張により月間5万トンの鉱石の処理を可能に。（国指定史跡）

最後はトキの森公園へ
ニッポニア・ニッポンと呼ばれ日本各地でみられたという
トキ色の風切羽を広げて空を飛ぶ姿を是非見たいと思ってきたけど
数えるほどしかいない鳥に遭うなんてありえないこと！！

トキからは見えないという観察回廊からケージのトキを観察･･･
お腹が空かないと動かないという。遠いし、ほんとに動かない！

中国から贈られたトキで、大勢の力で回復をめざし野生に戻し
昨年、野外生まれ同志のペアから誕生したヒナが育ったという
どこかでトキ色の風切羽を広げて飛んでいる･･･
新穂村長畝で、毎年ヒナを育ていると想像するとうれしくなる！！
画像クリックでスライドショーへ。BGMの音量にご注意ください･･･

佐渡随一の景勝地「尖閣湾」･･･



佐渡奉行所には、金銀山の管理と行政を行う役所
金や銀を選鉱する工場（勝場（せりば））があった


トキ（ニッポニア・ニッポン）･･･

トキと出会う島”佐渡ｹ島”ゆったり島旅 Ⅰ

トキと出会う島”佐渡ｹ島”ゆったり島旅 Ⅰ

曇天の中カーフェリーは定時に出港。カモメやウミネコが船旅を演出･･･
港を出たら見えるのは大海原。波静か、両津に着くまでは横になって･･･

佐渡歴史伝説館では、動く人形にうごく絵巻物など楽しい展示に･･･
日本の歴史の一コマがわかりやすくまとめてありました･･･

佐渡金山は、むか～しむかし来たことがあるけど
今は、足元は整備され、展示資料館もあり分かり易くよかったです！

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（資料より）
佐渡金山の金鉱脈は、東西3,000ｍ、南北600ｍ、深さ800ｍに広がっていて
この金脈を追い求めて、江戸から平成まで388年間に産出した
金は78トン、銀2,330トンにのぼり、まさに日本最大の金銀山
開削された坑道は、まるでアリの巣のように拡がり、
総延長は何と約400ｋｍ（佐渡～東京間）にもなるという

平成元年3月（1989年）、資源枯渇のため操業を休止し、
400年近くに及ぶ歴史の幕を閉じました。

2010年にはユネスコ世界遺産暫定リストに記載され、
現在本登録に向けて準備が進んでいるという･･･

史跡　佐渡金山　展示資料館は

「佐渡金山絵巻」に描かれた江戸時代の佐渡金山の仕事の様子を忠実に再現
金鉱石を採掘、製錬し、佐渡小判を作るまでの工程を、
縮尺1／10の500体の人形や模型で分かりやすく説明しています。

中心には、鉱山町の相川の模型。佐渡奉行所を中心に広がる鉱山の町を展示
ユネスコ世界遺産に認定される日を待っています。
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新潟港出港 よい船旅にと願って･･･


大型カーフェリー･･･


灯台　ここまで海釣りにくるという･･･


佐渡金山　鉱石採掘の様子･･･