次に訪れたのは会津唯一の三重塔がある法用寺。
地名つけて雀林法用寺観音堂ともいわれ、
寺伝によれば養老4年(702年)徳道上人の創建。
恵隆寺(立木観音)(養老3年)に次いで会津では古いお寺という。
大同年間の火災で焼失後、徳一大師が再建し、
恵日寺の建立まで中心的役割をはたしており、
多くの行者が住み33の坊があったという。
観音堂の中には国重文の阿(あ)・吽(うん)の「木造金剛力士立像」が
保存のため安置され、平安後期の仁王像はめずらしいとされるそうです。
東京国立博物館の特別展「最澄と天台宗のすべて」で展示されるため
8月19日、法用寺から搬出されると写真付き新聞記事でした。
特別展は天台宗を日本に広めた
最澄の没1200年の大遠忌(だいおんぎ)を記念し、
10月12日から11月21日まで催されるそうです。
同時代の作は全国的に少なく、良好な保存状態で
現存する希少な文化遺産として選ばれたそうです。
天台宗の総本山・延暦寺をはじめ全国各地の寺にある
国宝などと共に公開されるそうです。
わくわく学園で訪れたときに拝観できたけど撮影不可で
今回の画像は「福島県ホームページ」内からお借りしました。
国指定重文 法用寺「木造金剛力士立像」「福島県ホームページ」内より
国指定重文 会津最古の「厨子」「福島県ホームページ」内より
法用寺仁王門
法用寺観音堂
法用寺観音堂と銀杏の木「福島県ホームページ」内より
法用寺三重塔