以前に紹介したのですが、今度の冬は「たぬき」が数匹やって来ました。
/ ぽんぽこー。\
山にエサが無いのか、道路工事で住みかを追われたのかは分かりません。
群れで行動するのか、3~4匹いたみたいです。
(画像のタヌキはフェンスに入って出られなくなっていましたが、すぐに山に戻りました。)
ある日の事、1匹の年老いたタヌキがやって来ました。
毛並みはボサボサで瘦せていて、少し足にケガをしているみたいで「歩くのがやっと」の状態でした。
たぶん、エサも取れないし水場にも行けなかったのかもしれません。
「飢え」と「渇き」がとても辛かったのでしょう、「怖いはず」の人間の所に何かを求めてやって来ました。
本来なら自然の動物にエサを与える事はしないのですが、自分はそこまで出来た人間ではありません。
キレイな水と、少しだけお腹を満たすエサをあげました。
タヌキも理解したのか水を飲み始めたのですが、
必死で水を飲む動物をはじめて見ました。
しばらくして様子を見に行くと、満足したのか日なたで丸まって寝ていました。
そして夕方には山に戻ったみたいです。
おそらく、あの年老いたタヌキは冬を越す事ができません。
天寿を全うする為に山に帰ったのかもしれません。
自分は年老いたタヌキに対して、山に送り出してあげる事しかできません。
この事が「正しい事」なのかも分かりません。
自然に接するのは楽しいけれど辛い事もあります。
あのタヌキはどうなったのだろう?
(´・ω・`)
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