今回からいろいろ変更したTT-02に合わせて、再度セッティングをしていきます。
(・∀・)
ヤルヨー。
GTスープラのボディを載せてセッティングしようと思ったのですがBRZとの違いが分からなくなるので、BRZでセッティングした後に比較をします。
前回のテスト走行で感じていたのですが、あまりタイヤが使えていない感じがしました。
コーナリング中にタイヤ踏ん張りが足りなくて、特にフロント側が外に逃げる感じでした。
フロントの車高が5ミリ状態で、キャンバー角は「ほぼ0度」となっています。
更にアッパーアームの長さの関係で、マシンをボトムさせるとポジティブキャンバーに変化していきます。
本来ならオプションパーツを使ってキャンバー角を1.5度位にしたいのですが、手持ちの部品で何とかしていきます。
ナックルの下部に入っている「A8」の部品を上部にも入れてボールの取り付け位置を高くしていきます。
上側のボールの押さえ部品が不要になるので、下側の取り付けと同じ様にします。
アッパーアームに角度が付くので変化量が大きくなり、0.5度ですがキャンバー角を付ける事ができました。
フルボトムさせても0.5度のままで、キャンバー角が起きるのを抑える事ができました。
注意点ですが、ラリークラスの様に「ハイポジションでの組み立て」と指示がある場合はNGとなります。
リヤ側も対策していきたいのですが、フロントほどグリップの「抜け」が感じないので大丈夫かもしれません。
こちらは高さの変更が無理なのでこのままにしておきます。
アッパーアームの取り付け位置を変更後、中低速コーナーでの旋回の速さが上がりました。
アッパーアームの角度が付いたせいでロールしやすくなったのか、フロント側のロール感も良くなり素直に動いてくれます。
軽量化の効果もあってか、予想以上に良い動きをしてくれます。
これで基本的な足回りの構成が決まりました。
次回はタイムの向上を狙ったダンパーのセッティングを進めていきます。