今回もTT-02のまとめとして「駆動系」をやっていきます。
今回も情報量が多くなるので、フロント側とリヤ側に分けて紹介していきます。

フロント側の駆動系から説明していくのですが、先ずはデフからです。

個人的にはスプールデフを好んで使っています。
「加速」や「軽さ」等の理由はいろいろあるのですが、
デフのメンテナンスが嫌だからです。
(・∀・)
メンドウダカラナ。

スプールデフを使っている場合ならば、フロントデフを手回しして異常がなければ注油だけでメンテナンスを終わらせます。
デフカバーに開けたサービスホールからシリコンスプレーを吹くだけです。

問題なのがTT-02に使っている「OP-2047 XV-02/TT-02 ダイレクトカップリング」です。
画像の様にカップが割れてしまうのですが、SRX用の強化カップリングも簡単に割れてしまいます。
全く使えないレベルで破損していたのですが、

「OP-2063 TT-02BR用ジョイント」を組み合わせる事で、今のところは破損を抑えることが出来ています。
この組み合わせだとカップが短いので、ユニバーサルシャフトの長さを39ミリシャフトに交換する必要があります。

ノーマルデフの場合は「ホットボンド」を使ったデフロックや、「ねり消し」を使った作動が重めのデフもおススメです。
「OP-2049 オイル封入式ギヤデフ」の場合は50万番か30万番のオイルを使って、フィーリングの良い方を選びます。

画像はフロント側のプロペラシャフトのジョイント部分です。
なぜかフロント側のジョイントが僅かに前下がりで傾いています。
そのせいか、接続部分が摩耗すると駆動音が大きくなります。
対策としてジョイントの前側のベアリング下にアルミテープを使って傾きの調整をします。
(この場合、アルミテープの厚さによってはデフカバーの締め過ぎに注意です。)

それに加えてプロペラシャフトの後ろ側にウレタンスポンジを薄くカットしたものを詰めておきます。
プロペラシャフトを前寄りにする事で、ジョイントの傾きによる「ブレ」が少なくなります。
プロペラシャフトを前寄りにするだけでも効果があるので、駆動音が気になる場合は試して下さい。


プロペラシャフトについては意外と「曲がっている」ので、回転のブレがある場合には交換です。
画像では「OP-2066 SRX用 プロペラジョイント」を使っているのですが、これは通常のアルミジョイントでも良いと思います。
摩耗による交換の場合にはSRX用も検討して下さい。
フロント側は以上なので、リヤ側の駆動系に続きます。
つづく。