宇佐模型技術部(兎)

プラモデル、ラジコン,ウサギのブログです。

タミヤ TT-02 キャスター角調整。

2024年03月16日 | タミヤ TT-02

 

 今回もTT-02なのですが、いつもの様に良く走ってくれます。

 

 

 もう、あとちょっと曲がって欲しいな。

 

 (*´∀`)

 アトチョットダケナンダヨナー。

 

 

 とてもバランス良く走ってくれるのですが、あと少しの曲がりが足りません。

 

 タイヤのグリップ感が落ちてきた時にコーナー後半の曲がり方が物足りない感じです。

 

 今の状態でバランスが取れている感じなので、スプリングやデフの変更は避けたいところです。

 

 と言う訳で、コーナー後半の曲がり方に効果のある「キャスター角」を変更していきます。

 

 

 ノーマル足のキャスター角は約2°ですね。

 

 固定式なので大幅な変更は出来ません。

 

 キャスター角を付けるだけならアッパーアームを裏返す方法もあります。

 

 しかし、この方法ではナックルの軸が干渉してしまい、稼働領域が小さくなってしまいます。

 

 

 

 今回は稼働領域の確保も両立させる為にアッパーアーム後ろ側の軸受けを加工していきます。

 

 

 

 今まではガタ取りの為に加工したプラパーツの0.7ミリのスペーサーを入れていました。

 

 

 今回はスペーサーを加工せずに1.5ミリのままで使っていきます。

 

 0.8ミリなのですがアッパーアームが後退する事でキャスター角を付ける事ができます。

 

 

 

 アッパーアームの軸受け部分を約6.6ミリまで削りました。

 

 パーツの個体差があると思うので、削り具合は現物合わせで調整していきます。

 

 削り具合が足りないとサスアームの動きが渋くなるので注意します。

 

 組み立てた状態の見た目の変化は少ないので、これは良い感じですね。

 

 

 キャスター角は約3°近くまで付きました。

 

 4°近くまではキャスター角が欲しかったのですが、干渉部分も無いみたいなのでこれ位だと考えます。

 

 

 これで「あと少し」の曲がりに届けば良いですね。

 

 (*´∀`)

 マガッテクレルカナ?

 

 

 走行の様子はまた改めて紹介したいと思います。

 

 

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