雪の降る朝、旅立ったビリー。
今は私の胸の中に、
そしてレイラの中に。
2009年12月19日、
誕生日の翌日に腕の中で眠るように息を引き取ったビリー。
今日は命日。
明け方、一緒に寝ていたレイラが起き出して
ベランダへ出て行った。
ビリーはあの朝、やっぱりベランダへ行こうとしていた。
それを抱きしめてベッドに戻して、
そのまま看取ることになったのだけれど、
レイラが起き出した時間はまさにそれくらいの時間だった。
そういうことを信じない人にはただの偶然だけれど、
私には単なる偶然とは思えない。
ビリーはここ数日、
確実に私の近くに戻ってきている。
1年間私はずっとビリーに守られて、やってきた。
ありがとう、ビリー。
これからもずっと一緒だよ。