春になったなと思うと、ちょっと肌寒くなったり。
やはり復活祭までは冬物はしまい込んではいけないイタリア。
毎週木曜日に共和国広場のアーケードの下に立つ花市場。
春色がアーケード一杯に広がって気持ちよかった。
3年間、
トイレなしの狭いオフィスで
一人気ままに仕事をしてきたことに
実は私はあんまり不満も抱いてなかった。
むしろ人間関係の余計なストレスをためることもなく、
自分のやったことに対する自分の責任を負うだけの
環境には非常に満足していた。
しかもその3年間、
そのオフィスを閉める閉めないで
さんざん振り回され
閉めるなら閉めるで
はっきり結論を出してほしいと思っていたけれど、
今年になって突然、閉鎖から拡張の方向に一転。
どのみち私なんかが何かを発言したところで
どうにもならない組織。
上層部の勝手な決断に委ねるしかないわけで。
と思って
新しいオフィスの物件探しも上司に任せっきりにして1ヶ月。
決めたという物件からの回答がないまま2週間も経った頃には
何かうまくいってないと感づいてはいたけれど
任せた先の上司は問題ないと思い込んでいるので仕方ない。
そして結局、
先方から入居を断られるという始末。
なぜもっと早くに決断できないのかと腹もたつでしょ。
そして、改めてゼロから物件探し。
共和国広場を
木曜日にふらついていられたのはこの物件探しのため。
お客様のことを思えば、街中にオフィスがあった方がいい。
そしてできるだけ分かりやすい場所であった方がいい。
共和国広場周辺はもってこいの立地条件なのだよね。
Momento di Cambiare。
色んなことを変える時期。
タイミングなんだけど、
多分私自身は、
今の場所や立ち位置では
自分のやりたいことはもうできなくなっている。
私自身が、次のステップに進みたがっているから。
吉川さんもいうように
古い物差しを捨てて臨むべき状況がそこにあるんだと思う。
復活祭の朝に、そんなことを思いつつ。
最後は正義が評価される世の中であることを願う。