小雨が降る

昼寝をしていたら、窓から時折涼しい風が流れ込むようになって、空は濃淡のない白一色に変わった。

刈って乾いた雑草の山を燻す。家の外回りは、至る所、無数の小さな虫が飛び回っている。ツバメが口をあけてひとっ飛びしたら、虫は口の中から溢れるかもしれない。それほど、無数。

無風状態。路面や屋根が濡れるか、濡れない程度にパラパラと小雨が落ちてきた。蒸し暑い。

今日のお昼は、先生と佐野温泉に行ったが、結局、風呂を利用するだけで、空腹を抱えて帰宅することになった。
施設の食堂のおろし蕎麦は高い！というし、「けあき庵」は行かなくても、味が分かる。で、豆狸いくことで話がまとまったが、行って見ると臨時休業していたからだ。

先生は村一番の金持ちだが、お金には厳しい、締り屋なのだ。前立腺癌を抱えているから、老い先が長いとは思えないのだが、無駄金は使わない。

これです

蛇は嫌いだ。近寄りがたい！しかし、まあ野ネズミやイタチやハクビシンは近づかないかも。

全長1ｍ40㎝

我が家の敷地に棲み着いている青大将。今朝は、巣穴近くで脱皮。立派な長い皮を残した。それが驚くことに、頭の部分では目まで脱皮している！

2つに別れていたが、全長1ｍ40ｃｍもある！

駒村多恵

NHKーBSの人気番組「こころ旅」のナビゲーター役で、週に1回、月曜日の朝７時４５分から15分間登場する、不思議に明るい性格を感じさせる、どっちかというと目尻の下がった「おかめ顔」だが、実にいい妙齢の「オネエさん」。
お気に入りに入れておこう。

立ち話

By Yahoo : [ 19c/29c/10% 79P67K ] 晴れのち曇り

朝の写真を撮りに、カメラ片手に外に出る。午前６時少し前。村の先生の屋敷横の神社道で、真っ赤な大粒の蛇苺がいくつも実をつけているので、それを写真に撮っていたら、道に先生が現れ、私を見てニコニコ笑っている。

トリスウイスキーのマスコットのようなシルエットに杖を付いている。
「親御さんは、その後、どうですか？」
「落ち着いています。」
「ああ、そりゃよかった！」
「でも、かわいそうな気もするから、一度、一泊2日で家に連れて帰ろうかとも考えているのですが.....」
「やめなさい！　気持ちは分かるが、やめた方がいいですよ。」
「はあ？」

つまり、施設では今、一生懸命一つの生活パターンを壊れかけた脳みそに刷り込む努力をしているので、それが中途半端な時に、自宅に連れ帰ると、本人たちが「混乱」するのだという。なるほど！

先生と朝の早くから、３０分以上も立ち話をした。