24 黄釈子 Blog 「My Days」by Oldman+1(吉住)

コロナ予防接種0回、30年間健康診断0回の後期高齢+1、元原告団長の下り坂人生、日々の戯言。KindleWriter。

Oldman & 野辺送り

2024年12月17日 | 気象
2024年12月17日(火曜日)午前5時20分:[  3c/9c/100%  ]{ pm09:00-am04:00 } 雨時々曇り

ゲンキーの「マスターのおすすめ」という200g入りのレギュラーコーヒーが、少し前までは298円で、一番安かった。それが、いきなり398円と100円、33.55%の値上げをしたまま、「反省」も「お詫び」もない。その値段なら、プラント3も一緒だ。しかも、玉ねぎボールやゴボテンなどの小口の練り物が、同じ商品でゲンキーは98円だが、安文は88円で売っている。

それじゃ、玉ねぎボール一個で、プラント3の一番大きな9円のレジ袋が買えて、1円のお釣りに、しかも、でっかいレジ袋が手に入るじゃねえか!ゲンキーは高いぞ!

仕方がないから、無抵抗な貧困年金後期高齢者プラスワンは、PFAS汚染の可能性のある福井市の水道水を沸かしたお湯を3割増して、薄いコーヒーを立てる。まさか、1杯百円のローソンのコーヒーより不味い、ビリオンの一杯550円のコーヒーなど、お盆と正月以外、(先輩社長がチケットでおごってくれるのは別にして)飲める訳がない。

だがしかし、もしかすると、薄いコーヒーが後期高齢者の「よりGoodな健康」を調整維持しているかもしれないのだから、この世は、上手くできているかもしれない。あまり、心配しないことだ。

昭和38年(1967年)、高校1年3組で同級生だった友人の医者は、もう、すっかり灰になって、その骨の一部が骨壺に収まったが、残りは目の前の日野川支流に流されてしまった。

すぐ近くの団地に住む同級生の清八会のメンバーの一人のH君(何と、彼も1年3組だった。697名も同窓生はいたのだが、警察を定年退職した後に、数年世話になっている)を誘って、1時に福井市東部の豪邸を出発した霊柩車が、我が家の近くの宇宙港(火葬場:魂が天国に行くとは限らない。地獄もある!)に1時40分ごろにやってきたので、親族に混じって、「野辺送り」に参列し、お焼香もしたし、棺桶の蓋を開けた、死に顔もじっくり眺めてきた。

6月6日には、眉毛もなかったが、どうみても、つけ眉毛ではなかった。美山の奥地の先祖が、山奥の山猿だから、彼は毛深い。繊細なメス裁きを得意とした外科医の手の甲は毛深かったのだ。若い時の話だが。

親族の中から、一人、ひげ面の、すっかり変わったはずの私の前にすっとやってきた年配の女性が、昔、婦長をやっていた、彼の従妹。何十年も前のことで、私はすっかり忘れているが、彼女は「吉住さんでしょ?」と笑顔を見せた。私を覚えてくれている人がいるのだから、驚きだった。

つい、この数年、この同級生の医者には、特にいろいろと世話になった。爪も剝がしたし、背中や膝に注射もしてもらったし、昨年の芦原の女子オープン選手権の高額な入場券も呉れた。祖母の大腿部の骨折手術も、父親の盲腸断裂も母親の黄疸も。思い出したらキリがない。半世紀以上の付き合いがあったのだし、昨日今日の元気な時の姿や声が、目の前にちらつく。

だが、人生は過ぎた。75年以上も生きてきてしまったのだ。信じがたい思いだが、過ぎてきた。「過去は忘れろ!」今を生きろ!薄いコーヒーを飲んで、お歳暮で貰った虎屋のヨーカンを齧りながら、おいらは今日も元気で生きるぞ!

1センチ幅の切り餅を4枚にスライスして、4x4x2=32分割! 大根おろしに人参下ろしを加え、リンゴおろしにポン酢。豚しゃぶのつけ汁は大好評だった。料理は得意だ、洗い物の次に。