モノと心の独り言

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ソニーとアップルの違い?

2012-04-14 03:29:11 | コミュニケーション-メディア

ソニーとアップルの違い?

ソニーとアップルの違いは、銀座に行けばわかる!
名前こそソニービルだが、中は物売りで混在。
モノの良さ・性能を並べている。
売り場の人は少なく、教室・相談コーナーも閉鎖的。

銀座アップルストアは、まず使う楽しさを魅せるインストラクターだらけ。
相談フロアー、教室フロアー、そしてパーツ売りフロアー。

?新ユニクロ銀座店の構成も、アップルに似てる?
カラーのベネトンを、素材・機能性で越えたユニクロ、
アパレルは、Mac、itune, applestore,iPod, iPad,iPhone など、
感性で繋いだ閉鎖的なシステムとは違う。

かって、ヤマハ音楽教室でサービス産業化した山葉楽器は、
モノづくりで品種と市場を拡大した。
スポーツ用品・家具・・・オートバイ・・・
ピアノの量産化で世界を制したのだが、サービス化よりはモノづくり、
合金やパーツづくりへとむかった。一時的には市場は増えるが、付加価値の幅が減る。

アップルは、外部に出している製造原価は、1/3。
2/3は、営業・販売という人のサービスコスト。
流通・販売・顧客管理まですべてトータル化すると、2/3が卸し価格とちゃんと昔の比率になる。

モノづくりを強調すると、流通・情報がグローバル化した今、
昔の工場出荷額である1/3市場での競合になる。
では、日本が売れるモノではなく、コトはなにだろうか?

中間マネジメントもサービスも、人に付随している限り、生産と消費が同じ時・場で終わる。数値化・言語化では、ローマ字圏が強い。日本語の多重言語性は、音韻・形象・記号の組み合わせ。この多様なメディア力が、マネジメントでもサービスでも活きているのではないか?コミック・アニメは、モノ化された一角。工場での中間管理者として、現場と管理部との中間でコミュニケートできる能力は?人の細かな動作をロボット化する能力は?・・・

モノづくりに閉じこめないで、使い・楽しむまでの感覚をデザインし、その場限りではなく持続・深化しつづけるサービス・システムは?

ゲームだけじゃなくて、もっとアートや生活や教育や高齢化の中に市場がありそ~~~

 

おわり


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