モノと心の独り言

コミュニケーション/メディア/コミュニティ ココロの建築家になりたいと・・・ 

素子のダイブ : 映像もまた感性のメディア

2004-10-13 21:55:38 | コミュニケーション-メディア
映画『攻殻機動隊』の素子が
ビルの上からダイブするシーンは、後ろ向き。

どこかで観たとおもっていたら、
『エイリアン3』のリブリーが溶鉱炉にダイブする時と
同じ向き。

そうだ、映画『マトリックス』のトリニティ、
窓ガラスを割ってダイブするときも後ろ向き。

いや、これは追われるエージェントを撃ちながら逃げる為?
人間の身体性として、後ろ向きダイブが適しているのか、
スキューバのタンクをつけても後ろ向き。
自分の身体が後ろへ倒れながら落下して行く感覚を引き出しながら、
連想の連鎖を重ねる。
そして、カメラワークから身振りまで、
その1カット、1カットが
擬似視覚・擬似運動感覚として肉体に織り込まれてゆき、
次の感性のメタファーとなって、ゆくみたい。

ps) 「そういえば、『攻殻機動隊』の人形遣いが、上半身だけのアンドロイドから語るシーンは、
『エイリアン』のビショップのシーンが思い起こされるし、アンドロイドの切なさは、松本零児の感じがあるし・・・」
 「だから、もう映像メディアのシーンが、感性を開き、感性を伝える時代なんだろうね。」



最新の画像もっと見る

コメントを投稿