モノと心の独り言

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「意図すること」・「機能すること」を、建築史に振り返る

2005-10-05 08:28:50 | コミュニケーション-メディア
意図すること・機能的に再構成すること、
これは、トピックの自己組織化の問題ではないか?


建築史には、機能主義とか国際主義とか言われる、近代様式があった。
近世から近代へ、様式主義をへて、生活感・世界観・宗教観など社会と一体化したリアリティを分解した。
そのときのパラダイムは、”機能”と”装飾”だった。<ギーデオン、グロピウスなど>
デザイン史では、ヴィクトリア様式からアール・ヌーボーからアール・デコへ。
近代から現代へは、この意図と機能の繋がりを開放したポスト・モダン。
印刷術が、百科事典をつくったように、
IT技術は、通信・放送・情報ネットワークをつくった。

これまでの「リアリティ」は、自然の・街の・建築の・家具什器・道具・・・の、
占める空間と時間の量に依存してきた。
「意図」が持続することにより、その動作と結果の結びつき=「機能」が現れる。
「リアリティ」は、その機能の持続の結果・蓄積だった。


意図すること・機能的に再構成すること、その歴史のリアリティをなぞり続けることが、シミュレーショニズムなのだ。

では、その出口は?

仮題
「トピックによる自己組織化へ」





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