モノと心の独り言

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視聴率とアクセス記録が、マスメディアとローカルメディアを同じ土俵にのせる

2005-09-28 06:43:01 | コミュニケーション-メディア
ネットとTVの連携の途 3/3
4マスといわれるTV・新聞・雑誌・ラジオでの新聞も、WEB検索時間のほうが長くなっているという米国のレポートも届く。しかし、雑誌では、週刊誌、月刊誌の対極に、折込という分野(印刷というメディア・チャネルの上で)が、存在し続けている。そして、LAでは、屋外広告の需要高が続いている。ラジオでは、PodCastingなど、音声系のラジオ制作局がチャンスなのか危機なのか、騒いでいるうちに、もう、通信だけでなく、TV放送側から、ローカルメディアの極である、携帯端末向けのアクションが始まってしまう。
移動体端末向け地上デジタル放送「ワンセグ」来年4月に開始

他方、メディア経路の話から、メディア・コンテンツの話に移せば、
パッケージ・コンテンツ(映画・音楽など)が、メディア経路を越えて、その認知度を最大化して、広告市場からパッケージング、商業空間にまで広がっている。
商品のリアリティがブランディングに支えられ、販売総額として結実するように、
メディアのリアリティは、どこかで測られなければならない。

それが、生活者にとってのリアリティとすれば、視聴率であり、アクセス記録がその指標なのだ。通信と放送の指標が、同じ土俵に載りだしてくるとき、通信と放送という境界がなくなる。

そして、マスとローカルという次元の違うことばではなく、マスとパーソナル、グローバルとローカル、そして、テーマ性と地域性という本来の二極定義間での相対的な規模として、リアリティ、つまり社会的な存続価値が問われるのだ。

ネットとTVの連携の途
ネットとTVの連携の途 2/3



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