中央区成人の日記念式典を取材して、3年目。311を超えた新成人の’メッセージ’に、自身の二十歳の頃を、思い起こしました。
実行委員長のメッセージでは、ケネディーの言葉を引用しながら、「自身の直感を信じて進もう」と語ります。副委員長のメッセージでは、感謝の謝の時は、謝罪の謝の字と読み解いて、「謝ること」から始めようと語ります。 大人の言葉、大人の行動を見習い信じることも、今を肯定することも無いところから、社会人の自覚をしているように聞こえます。
想えば私の1969年翌年の成人の覚悟は、’feeling like a insect'。人の言葉に頼らず、ほ乳類のような感情も、爬虫類のような衝動も見せず、ただ昆虫のように身体の反応だけを重ね、晒してゆこうと・・・。
身体による思考は、変化を恐れず、様々な現場に身を晒し、自らが変ってゆく中で残る残渣のようなもの。それが、砂金なのか、芥なのか、新たな一日、新たな刺激こそが、手がかりになるという数寄な場面の重なり。
そういえば、成人式には出ていない。
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