のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

ジェームス・スペイダー

2006-12-16 | KA
 今日は、先日一時間悩んで買った憧れの編み上げブーツを履くことにしました。ホームパーティなのでそんなにおしゃれにすることもないのですが、どうしても履きたくて、私にしては少しおしゃれをして出勤することにしました。
 友人が迎えに来てくれることになっていたので約束の時間に外に出ると、着いた車はロールスロイス。ご兄弟がいらしてくださいました。MGMの玄関、ロールスロイスから出るスニーカーでない自分。その一瞬の絵柄だけ、ちょっぴりスターになった気分…

 いつものように出る直前にステージ横で踊っていました。そこをいつも通り過ぎる新しいアーティスト、今日は足を止めて数秒見、「tiredにならないの。」と。“tired”が肉体的疲労を示していたのか精神的疲労を示していたのかわかりませんが、もちろん答えは「ノー。」疲れることも飽きることも今のところありません。
 クリエイションのときからいるアーティストは私が“狂っている”ことを重々わかっているのでいまさらそういうことを言う人はいませんが、新しいアーティストには本当におかしく思えるのでしょう。これが私の普通なので、慣れて下さい。

 ジェームス・スペイダーさんが一回目のショーにいらしてくださいました。実は私は存じ上げなくて、終了後バックステージにいらしてくださるというものの、お会いしに行くかどうしようかという気持ちでした。なかなかご登場なさらないので、私はいつものようにストレッチなどをして、自分の用事をしながらなんとなく待っていました。
 ふとグリーンルームを見ると人だかりになっていて、いらしたことが分かりました。それでは、と行ってみると、カンパニーマネージャーに会い、人だかりから少し離れた所にいたご家族をご紹介してくださいました。奥様かと思ったら恋人であったとは後から分かったことですが、彼女がとても喜んでくださって、「ノリコ」と私の名前を言いながらショーのことを表情豊かに話してくださいました。心から出る言葉に私も本当に嬉しくなり、思わず写真を撮らせていただきました。するとまたカンパニーマネージャーが来て今度はご本人にも紹介してくださいました。彼もまた嬉しい言葉をかけてくださいました。しばらくしてから3人がその場を去るときも、また声をかけてくださり、お会いできて本当に良かったと思いました。