のんのん太陽の下で

初めての一人暮らしが「住民がいるんだ・・・」と思ったラスベガス。
初めての会社勤めが「夢を売る」ショービジネス。

もしかするとぎっくり腰なんです…

2008-10-05 | 日記
 いつものように少し早目に目が覚め、そのまま起きることにしました。腰はまだ板が入っているような状態です。前屈はできず、床の物をとる時は1番または2番のグランプリエをしなくてはなりませんでした。
 晴れているので洗濯をすることにしました。洗濯をしながら、動かない腰が動いていくように、まずは動くところから少しずつストレッチをしました。
 それから、冷蔵庫にあるものでサンドイッチを作りました。今日は、古谷野先生達とレッドロックに行くことになっていたからです。そして先生方を迎えに行きました。
 腰のことはまだ伝えていなかったので、それを気にしながら、そうすると、運転に集中するほかはあまり頭は働きませんでした。
 レッドロックに着いて、ヴィジターセンターへ行き、ゾウの岩の場所を尋ねました。先日訪れてくれた3人組がツアーでレッドロックへ来て、ゾウの岩へ行ったと写真を見せてくれました。私は何度もレッドロックへ来ているのに、ゾウの岩があることを知りませんでした。今日は是非行ってみたいとヴィジターセンターで尋ねたのですが、係の方は「それはバレー・オブ・ファイアにあるんだよ。」と、レッドロックにあるゾウの岩の場所を知りませんでした。
 とりあえずいつもの場所へ行き、岩山を登りました。少し曇っている空の下、さわやかな風に吹かれ、簡素なサンドイッチを食べ、写真を撮ったり、靴を脱いで岩からのパワーを頂いたりしながらしばらく休みました。
 そして、私はそろそろ告白しなくてはいけないと、腰を上げました。
「びっくりしないで聞いて下さいね。もしかすると、私ぎっくり腰なんです。」
 先生の方を向くこともできず、そこまで言うのが精一杯で、あとは涙声で昨日からの経緯を説明しました。
「治療法を伺ったので、手伝って下さい。」
 なるべく平らな岩を探して、教えて頂いた治療を行いました。今朝、洗濯をしながら少しずつ動かしたので、少しは前屈が出来るようになっていました。一通り手伝って頂くと、先生は
「もう家に帰ろう。帰って家でストレッチしようよ。」
 とおっしゃって下さいました。私は脚を伸ばして座ったまま、背中を丸めて涙をぽたぽたと岩の上に落としました。赤い岩に涙は滲みていきました。
 家に帰ると滅入りそうなこともあり、レッドロックの中を少しずつ進みながら、ストレッチをしながら過ごすことにしました。
 早速、場所を移動しました。二つ目の駐車場付近は前回先生方と訪れているので、行っていないところへ行くことにしました。そして車を降り、歩いていると、低い木の間を抜けたところがパッと開け、大きな岩山の上にゾウの岩が載っているのを見付けました。偶然の発見にみんなで大喜び。
「いいことあるよ。」
 そこから数か所場所を変え、自然のエネルギーを充分に頂いて、アパートへ戻りました。
 アパートではフローズンヨーグルトを作りベランダで食べました。それから、また治療。先生方は、夜にショーを観に行くことになっていました。ショーの後にまたいらして下さるというので、その間は湯船につかり、夕食の支度をして、お戻りになってからまた治療を手伝って頂きました。お蔭で状態はだいぶ良くなりました。明日もう一日あります。動ける希望は出てきました。