今日は木

　森のシーン、一部の音楽がいつまでも繰り返されているので、おかしいと思いながら舞台裏を走っていました。舞台袖へ行くと、ヘビの下りてくる木が動かなくなったことが分かりました。そして見上げると、アーティストはみな吊るされたまま。もっと上の方ではバックステージテクニシャンが懐中電灯の明かりで作業をしているのが見えました。
　短時間ではどうすることもできなかったようで、客席には一時停止のアナウンスが入りました。そして、さらに時間が掛かることが分かったようで、席を離れてもいいというアナウンスが入りました。
　幸いスレイヴケイジから再開することができました。しかし、エピローグではタタミと呼ばれる舞台がまた使えないことになり、上手へ移動するように指示がありました。先日、上手からの移動とその後行うことを質問した時に、「今考えているから。」と言われ、答えが出ないまま、また上手から出ることになってしまいました。先日のように走りこみになると、厚底靴のピエールルックは危ないと思い確認すると、さすが、彼は靴を脱いで来ていました。上手へ指示に来たステージマネージメントは、先日のことが分かっているのか心配だったので、その時の問題を伝えました。そして、キューを少し早く出して頂けました。前回より、少しは良かったかもしれません。
　終了時間が遅かったので、社員食堂へ行った者は９時１５分に戻ってくるように言われましたが、その時間がショーの始まる何分前になるのか、その連絡はありませんでした。二回目の支度をしながらモニターを見ると、まだホイール・オブ・デスはタタミについたまま。ショーが出来るのか不安のまま、衣装に着替えました。しばらくするとショーは９時５０分に開始されるという連絡が入りました。始まりが遅ければ終わるのも遅くなります。お腹も余計にすきました。
　今晩も、いつもと違うメンバーでの居酒屋の集まりに入れて頂きました。予約を頼まれた時は１０名というので一つのテーブルだけ予約をしましたが、私が行った時には二つのテーブルにぎっしりと座っていました。隣のテーブルも空いていて良かったです。いつものメンバーの時は、それぞれが注文したものがいろいろと回ってきて、いろいろなものをつまめるのですが、このメンバーは自分が頼んだものを自分で食べることになっているようです。私がどうしても食べたかったのはシシャモと生ガキ。大きいご飯も今日はありました。

　さて、明日からテレビの取材が始まります。おいしいものも食べたことですし、今回は２日間の取材なので頑張ろうと思います。