山頭火つれづれ-四方館日記

放浪の俳人山頭火をひとり語りで演じる林田鉄の日々徒然記

雪もよひ、飯が焦げついた

2010-01-04 22:35:26 | 文化・芸術
Nenga2010l

-四方のたより-
三が日も過ぎて、写真の如く、やっと年詞啓上

―山頭火の一句― 「三八九-さんぱく-日記」より-17-
1月13日、曇、今日もまた雪でも降つて来さうな。

苦味生さんから、方向転換の手紙が来た、苦味生さんの気持は解る-苦味生さんに私の気持が解るやうに-、お互に、生きる上に於て、真面目であるならば、人間と人間とのまじはりをつづけてゆける、めいめい嘘のない道を辿りませう、といふ意味の返事を出しておいた。

昨夜も夜明の鴉がうたふまで眠らなかつた、いろいろの事-おもに、三八九の事-が気になつて寝つかれなかつたのである、私も案外、小児病的で恥づかしい。

※表題句のみ記す


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