-表象の森-「チェ28歳の革命」
キューバ革命のゲリラ指導者チェ・ゲバラ。映画は、56から59年の3年間に焦点を絞り、軍医のゲバラがやがて司令官となり、軍事独裁政権を崩壊させるまでと並行しつつ、64年12月に開催されたニューヨークでの国連総会におけるインタビューやスピーチをドキュメンタリー・タッチで描く。特にニューヨークにおけるシーンは、すべてバンド・カメラによる白黒映像で、いわゆるフェイクドキュメンタリー。
戦線の山野をゆく部隊の、数々のエピソードは、どこまでも淡々と綴られ、抑制の効いた画像が重ねられていくのだが、それだけに歴史の一齣としてのリアリティが沸々と立ちのぼってくる。
WOWOWの27日放送分を録画していたのを、今日の昼下がりに観たのだが、いい映画だった。
―山頭火の一句― 「三八九-さんぱく-日記」より-30-
1月26日、雨、終日終夜、鉛筆を走らせる。
※日記本文記載なし、表題句の外、1句を記すのみ
どうやら日記を記す暇も惜しんで「三八九」誌会報の原稿書きに勤しんでいたらしい。
-読まれたあとは、1click-