握りしめるその手のヒビだらけ 2010-02-02 23:53:05 | 文化・芸術 -表象の森-「チェ39歳別れの手紙」 昨日に続いてチェ・ゲバラ二部作の後編を観る。 S.ソダーバーグの描く映像はPart.1と同様に抑制の効いた平坦調だが、66年のボリビア革命闘争時に遺された「ゲバラ日記」に即しての進行は、ひたひたと忍びよる死の予兆を孕んで悲しくも重い。 実在のゲバラ像に、ひたむきに真摯に向き合った作品、といえるのではないか。 ―山頭火の一句― 「三八九-さんぱく-日記」より-31- 1月27日、晴れて寒い。 一杯やりたいが、湯銭さへもない。 ※表題句の外、2句を記す -読まれたあとは、1click-