里の部屋

日々思ったことを綴っていこうと思います。

暑い夏の行事

2016年08月08日 | 日々のつぶやき
私は、子供のころ、まだ家にテレビがないときから、夏の行事である全国高校野球甲子園大会を、ラジオで聞いておりました。

今日の新聞のスポーツ欄に、甲子園のライバル、生涯の友と言う記事が目に留まりました。


 熊本地震で被災した球児が先導役を務める開会式を見ながら、20年前の決勝戦に思いをはせていた。

松山商(愛媛)と熊本工が延長戦にもつれる大熱戦を演じた。

10回裏、松山商の右翼手がサヨナラの生還を阻止した「奇跡のバックホーム」で知られる。

 本塁でタッチアウトになった熊本工の星子崇さん(37)と5月に再開した。

野球ファンが集うバー「たっちあっぷ」を、熊本市中心部で経営している。

 「本心は死ぬかと思いました」。

すぐ携帯に電話が入った。       

「大丈夫か?」。

松山商の主将だった今井康剛さん(38)からだった。

 「着信履歴を確認したらあいつが最初だった。うれしいね。気にしてくれて」

 同じ大会に出場した選手はライバルであり、生涯の友になる。

大切な思い出と友情が、今夏も生まれる。

        (編集委員・安藤嘉浩)