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愛と悪 第九十九章からWes(Westley Allan Dodd)の物語へ

Carnism(肉食主義)ー肉食を正当化する4つのNー

2019-07-19 02:49:26 | 食と社会問題
    


 
 何故、我々は犬を愛し、豚を食べ、牛を纏うのか?
そう社会心理学者兼ヴィーガン活動家のメラニー・ジョイが我々に投げかけるスピーチです。
是非、御覧ください。



肉食主義を離れ理性的で正当の食事選択を | メラニー・ジョイ | TEDxMünche
Toward Rational, Authentic Food Choices | Melanie Joy | TEDxMünchen






『メラニー・ジョイは、マサセッチュー大学で教鞭を執る心理学と社会学の教授であり、著名な『私達が犬を愛し、豚を食べ、牛を纏う理由』の著者です。


ジャイナ研究所が与えるアヒンサー賞の受賞者として、ネルソン・マンデラ、ダライ・ラマに続いて8人目となりました。


私達がある種の動物を食肉用として扱う一方である種の動物を愛玩する、その矛盾に対する疑問を私達に投げかけ、畜産業界の現実を明らかにしながら、メラニーは私達が当然として受け入れている肉食主義の根絶を説いています。


このトークは、TEDカンファレンスから独立して運営された、ローカルのTEDxです。 ( 翻訳 Reiko Bovee 、レビュー Masaki Yanagishita )』


スピーチの中でジョイはこう話す。

『一つ思考実験をしたいと想います。』
『ある晩餐会に招かれたとします。』
『そこでこのような料理が出されました。』




『これを見て美味しそうか、胸が悪くなりそうか考えてください。』
『美味しそうだと想う人がレシピを家人に尋ねると、』
『その秘密は肉にあるのです。』
『という返事が返ってきます。』
『それは1,5kgの美味しく料理された…』









『ゴールデンレトリバーの肉です。』

(続きはスピーチの動画を御覧ください。)




カーニズム(Carnism)とは



カーニズム(英語:carnism)は、人類と他の動物との関係を論じる際に用いられる概念で、動物製品の利用と消費、特に食肉の消費を支持する支配的なイデオロギーを指す。


マルタン・ジベールとエリーゼ・デソルニエによれば、
カーニズムは、ある種の動物製品を消費するように人々を仕向けるイデオロギーを指し、本質的にヴィーガニズムに対置されるものである」




カーニズムという言葉は、2001年に社会心理学者兼ヴィーガン活動家のメラニー・ジョイが作ったもので、彼女の著書『なぜ我々は犬を愛し、豚を食べ、牛を身にまとうのか(英語版)』(2009年)によって普及した。


carnはラテン語で「肉」を意味する。




ここではカーニズムは、様々な防衛機制とほとんど疑いようのない前提に支えられた支配的な信念体系であると指摘されている。


この理論によれば、イデオロギーの核心は肉食を「自然・正常・必要」なもの、(時には)「良い」ものとして受け入れることである。


カーニズムの重要な特徴は、特定の種の動物のみを食品に分類し、もし他の種に適用すれば受容すべからざる動物虐待として拒絶されるような慣行を、これらの動物に対しては受容する点にある。










ジョイは、肉を食べる人々が肉の消費を「正常・自然・必要(normal, natural, necessary)」なものとみなしているとして、「正当化の3N」という考えを導入した。


3Nは、奴隷制や反女性投票権といった他のイデオロギーの正当化においても叫ばれ、彼らの支持するイデオロギーが解体されて初めて問題含みのものと広く認識されるようになったと彼女は主張する。




この議論では、人類は肉を食べるように進化したこと、人類に肉食が期待されていること、生き残るため・強くあるためには肉食が必要であることを信じるように人々が仕向けられているとする。


こうした信念は、宗教・家族・メディアなどさまざまな機関によって強化されているという。
科学者たちは、人間が肉を食べることなく食事に十分な量のタンパク質を得られる
(*正しくはタンパク質だけではなく植物だけで十分な全ての栄養素を得られることは多くのVeganたちが実証している。ちなみに僕は2015年9月からVeganだけれども、こないだの血液検査の結果はすべて基準値内であった。不足されがちと言われるビタミンB12も不足してはいなかった。)ことを示してきたが、肉が必要だという信念はなおも存続している。




ジョイの著書に基づいて、心理学者が米国とオーストラリアで一連の調査を行い、結果が2015年に公表された。

ここでは肉を食べる人々の大多数が、正常・自然・必要に加えて「美味(nice)」という「4N」に基づいて肉食を正当化していることが分かった。


その主張は、人間は雑食動物であり(natural)、ほとんどの人々が肉を食べ(normal)、ベジタリアンの食事は栄養に欠け(necessary)、そして肉は美味しい(nice)というものである。




こうした主張を支持した肉食の人々は、自らの食習慣についてあまり罪悪感を覚えないと報告する傾向が強かった。


彼らは動物を客観化し、動物に対する道徳的配慮が少なく、また動物への意識が低い傾向にあった。


彼らはまた、社会的不平等と階級的イデオロギーをより支持し、自分の消費者行動にあまり誇りをもたないことも分かった。』









菜食への移行によって不調になる理由PART4

2018-11-12 23:10:07 | 食と社会問題

菜食への移行によって不調になる理由(前半)

菜食への移行によって不調になる理由(後半)

菜食への移行によって不調になる理由PART2

菜食への移行によって不調になる理由PART3

前回に引き続きまして、「菜食への移行によって不調になる理由」をまとめてみたいと想います。

動物性の豊富な蛋白質の代わりに、植物で蛋白質を補えていないのではないかと考えて不安になっているから…??

 

人々は、何の根拠もないのに、動物性なら良質な蛋白源が必須摂取量摂れて、

植物性では良質な蛋白源が摂取できない。という考え方をしている人は多いように想います。

しかし近年は、人類はたんぱく質(エネルギー)の摂り過ぎで病気を引き起こしていると言われています。

以前にも載せましたが、

たんぱく質を多く含む食品は同時に脂質も多く含み、たんぱく質自体もエネルギーをもつ栄養素であることから、

エネルギーの摂取過剰になったり、他の栄養素とのバランスが崩れたりする。

長期間にわたり過剰なたんぱく質を摂取すれば、骨量の低下や糖尿病、心血管疾患になるリスクの増大などの危険性が高まります。



現代人がタンパク質過剰になっている理由とは?

『フィット・フォー・ライフ ——健康長寿には「不滅の原則」があった!』より引用)

1. 人間のタンパク質の老廃物の70%が体内で再利用されている。

2. 人体は便、尿、髪、皮膚、発汗等を通して、一日に約23gのタンパク質しか失わない。

だから、現在推奨されているタンパク質の量は多すぎる。

つまり1日の必要量は、失われるタンパク質23gを補うだけで充分。

それ以上摂取しても、体は余剰分を排泄しようと試みる為、体内組織に重い負担がかかる事になります。

さらに問題は、余剰に摂取したタンパク質が体のエネルギーを奪うどころか、有害な老廃物として体内に蓄積されてしまうこと。

私達は、タンパク質が最も重要な栄養素だと信じ込まされてきていますが、その考え方こそ誤りであると、ハーヴィー・ダイアモンド先生は言い切っています。

 


『フィット・フォー・ライフ』
ダイエット(食事制限)を健康維持の“特効薬”だと信じ、無条件で受け入れがちな日本の健康ブームのあり方に一石を投じる書。

著者らは米国でカリスマ的人気を誇る栄養科学のカウンセラーだ。

1985年に初版が世に出て以来、今日までに世界で1000万部以上が刊行されたロングセラーである。

溢れんばかりの健康関連情報の中にあって、我々は自然に即した本来の法則、すなわち「生命の法則」とも呼ぶべきルールを見失っていると言う。

例えば、人間はもともと果食動物だったのだから、まずは果物を中心としたメニューを構成せよという。

「果物は私たちの体内に摂取できる最も重要な食べ物だ」とまで言い切る。

一方で「牛乳は決して人間のために作られたものではない」と論じ、カルシウムを取るためだけならば果物や野菜で十分だと、具体的な食材の例を示して解説する。

ダイエットについては「私たち人間のあらゆる行動のなかで、最も効果がなく奇妙な行為」と批判する。

本書の後半では1日3食、4週間分に及ぶ理想のメニューを示す。

さらに果物と野菜を中心とした推奨料理のレシピを公開している。

本書向けに最近加筆された章もあり、米国民の肉食離れやベジタリアン(菜食主義者)が増加している実情などにも触れる。




からだの力が目覚める食べ方 (ディスカヴァー携書) 著ハーヴィー・ダイアモンド

 


バナナはステーキより良質な蛋白源!

  蛋白質を摂取するために肉を食べる必要はありません。

中国人はアメリカ人より肥満や心臓病は少ないが、先述の通り、蛋白質の摂取量のうち動物性食品が占める割合はわずか7%です。

しかし、アメリカ人の場合、その割合が70%にも達しています。

蛋白質はアミノ酸から構成されているから、大切なのはアミノ酸を摂取することです。

  そしてそのアミノ酸は植物に含まれています

肉だけに含まれている栄養素というのは存在しない。

肉に含まれている栄養素は、他の食品からも摂取できる」或いは、

  「人々は、動物性食品が最も良質の蛋白源だと思い込まされている為に、植物にこそ良質の蛋白質が含まれていることを知らない。

土の中から成長するものは全て、

  蛋白質を含んでいるのである」と米栄養学者は述べている。

なるほど、だからゴリラや牛、水牛、象等の草食動物は、筋肉がつかずに困っているわけでも、蛋白質が

  不足するわけでもなく、逞しい肉体を維持しているのです。

それらの動物は植物からアミノ酸を豊富に摂取し、そのアミノ酸から蛋白質を合成しているのです。

  牛や豚、鶏等の肉を食べたところで、私達の体の中で効率よく蛋白質になるわけではなく、

それらの動物性蛋白質をアミノ酸にまで分解して、それを人の蛋白質に合成しなければならないのです。

 

問題は、肉を加熱調理すると、蛋白質が変性してアミノ酸が壊れてしまうことです。

その結果、いくらステーキを食べても肝心の   

  アミノ酸を摂取できないことになります。

 

信じられないかもしれないが、バナナのほうがステーキよりも蛋白質源として優れています。

バナナには人体に必要な良質の蛋白質がそのまま含まれているからです。

朝食にフルーツを摂り、それ以外の食事で生野菜を食べれば、

十分な量のアミノ酸を摂取できるから、蛋白質不足には絶対になりません。


現代人は動物性蛋白質を摂らなければならないと思い込まされているから、レタスから蛋白質を摂取する等というのは突飛な発想のように思えるでしょう。
  しかし、土の中から芽を出して成長するものの中には、必ずアミノ酸が含まれているのです。

人間の体は驚異的な知性を持っているから、必要なアミノ酸を抽出して

  蛋白質を合成する方法を知っています。

どんな高性能のコンピューターでも、人体の知性には遠く及びません。

リンゴを食べて、それが血となり肉となり骨になる。

  これは、まさに奇跡としか言いようがありません。

科学がいかに発達しても、実験室でこれと同じことはできません。

皆さんの体はこの作業を何時も行っているのです。

  フルーツや野菜からアミノ酸を抽出して蛋白質を合成するくらい、人体にとっては簡単なことなのです。

 

  ●蛋白質の摂り過ぎに注意しよう

  蛋白質は誇大に宣伝されている為、現代人は蛋白質不足にならないように肉を食べなければならないと思い込まされています。

しかし、それは真理ではなく、金儲けの為の嘘なのです。

食肉業界は年間$2500万を売上げ、しかも常に前年比アップを目論んでおり、その為に、「肉を蛋白源にする」という考え方を世間に広めているのです。

  生産者の生き残りを賭けた営業戦略ですが、それによって消費者が生き残れるわけではありません。

癌や心臓病で死んだり、糖尿病や関節炎を患ったり、肥満の為に

  不健康な状態で生活をしたりするようなことは、誰も望んではいません。

それに加えて高血圧で悩んでいる人達が全米で6000万人もいます。

これらの病気の全てが、肉食の習慣と深い関わりがあるのです。

 癌や心臓病は、偶然にかかるわけではありません。

 体質が原因で肥満するわけでもありません。

 本当の原因は、日頃の生活習慣にあります。

健康になるには、体が必要としているものを与えればいいのです。

多くの科学的研究によって、肉食の習慣が致命的であることが判明しています。

現代人は蛋白質不足を心配するのではなく、むしろ、蛋白質の過剰摂取を心配すべきなのです。

食肉業界の罠に引っ掛かって「蛋白源として肉を食べなければいけない」と思い込んではいけません。

  皆さんは健康になるように生まれています。

そろそろ、肉を良質の蛋白源とする発想を捨てたほうが無難です。

 

  ●この章のまとめ

  ✦現代人が肉を食べて蛋白質を摂取しなければならないと考える原因は、食肉業界の大規模な営業戦略を展開しているからである。

  ✦強靭な耐久力を兼ね備えた象や水牛等の動物は、草から蛋白質を摂取している。

  ✦蛋白質を摂取するには、蛋白質を構成するアミノ酸を摂取するのが合理的である。

  ✦人は、動物性食品が最良の蛋白質源だと思い込まされているが、むしろ良質の蛋白質はアミノ酸の形で植物性食品に多く含まれている。

  ✦米医学界の重鎮も「人間は本来、肉食に適しておらず、植物を食べるようにできている」と述べて植物性食品を中心にした食生活を支持している。

  ✦人間が動物を殺して食べるところを想像するのを心理的に嫌うのは、人間が本能的に肉食に適していないからである。

  ✦癌や心臓病、糖尿病、関節炎、肥満、高血圧等は、肉食の習慣と深い関わりがある。

 


ハーヴィー・ダイアモンド先生の著書をわたしはまだ読んでなかったのですが、読みたいと想っていた本です。

植物だけではたんぱく質不足になる、栄養不足になると無根拠に不安になっているのであれば、この二冊の本は読む価値がとても高いのではないでしょうか?

 

実は昼に植物のサプリメントを5種類飲んでから、すごく胃腸の調子が悪くて動悸もしています。

わたしがサプリメントを摂り始めたのはVeganで不安だからというよりも、とにかく鬱症状(肉食時代からの)を少しでも治したいという想いで摂り始めました。

サプリメントになるくらいの植物(ハーブなど)はものすごいエネルギーで当然たんぱく質もそこらの植物よりも豊富であるはずです。

エネルギーの過剰摂取になっているのだと想います…

(考えればわかりそうなものなのですが、今まで4種類が平気だったので、4種類増やしても大丈夫かなってどんな考えなんだ(笑)まあなんでも試してみたい性格なんですね。)

しかもパラサイトクレンズ中で、飲んでいるハーブもそれは強力なハーブです。サプリメントとの併用は良くないようです。

あとは食事中や食後にすぐに飲み物を飲むということがすごく悪いと感じています。(ハーヴィー先生も言っています。)

畜肉・乳製品・卵を断って6年と9ヶ月、Vegan(完全菜食者)になって2年と2ヶ月ほどですが、未だに栄養学について、しょっちゅう調べています。

でも最後は、何が正しくて何が間違っているのかを、自分で判断せねばなりません。

真実を死ぬまで追究してゆくことが大切ですが、大事なのはやはり自分が心から続けたい食生活を心から信じ切ることです。

その為にも、”何の為に自分が菜食を続けて行きたいのか”、明白に自分の真髄に打ち立てましょう。



つづく…




菜食への移行によって不調になる理由PART3

2018-11-11 09:34:36 | 食と社会問題

前回の記事から6ヶ月以上経ってしまっていますが…以前に既に考察して纏めていた続きを載せたいと想います。

菜食への移行によって不調になる理由(前半)

菜食への移行によって不調になる理由(後半)

菜食への移行によって不調になる理由PART2


動物性のものを食べることの苦しみよりも動物性のものを食べられなくなることの苦しみの方がまだ上回っている為

人間は極度のマゾヒストでない限り、苦しみが少しでも小さいほうを自然と選んでしまうという性質があると想います。

無理をして菜食を実践してゆく人もいるのかもしれませんが、苦しみのストレスによって病気になって早死にするのでは本末転倒です。

良い生き方が完全菜食にあるからこそ人は完全菜食を選ぼうとするのです。

森の中で原人が暮らしていた頃、最初は彼らは完全菜食であったかもしれないし雑食であったかもしれません。

人間の歯の構造を観てみると小さな犬歯があります。

犬歯とは動物では肉を食い千切る為の歯です。しかし人間の犬歯は肉食動物の鋭利で立派な犬歯と比べてあまりに貧弱なものです。

これでは到底生肉を食い千切ることは叶いません。

では何のための犬歯なのでしょうか?

一説に、太古の人間は、まるでハイエナやハゲタカのように肉食動物が狩って食べ残されたその死肉(屍肉)のおこぼれを喰らって生き延びていた。とされています。

確かにこの話なら至極納得が行きます。

何故ならその腐敗して行こうとする死肉であるなら、人間の犬歯で食い千切ることのできるほどに柔らかい状態となっているはずだからです。

先祖が、まるで餓鬼のように転がっている死体を貪って口の周りを腐った肉で汚しながら食べていたのかと想像すると悲しくなりますが、そうであった可能性は十分考えられます。

そして人類の祖先はやがて獲物を狩れる武器を作るようになり、火を起こすことを覚えます。

獲物を狩っても人間の犬歯では硬いゴムのような生肉を食い千切って食べることはできません。

小さく切ったとしても、もののけ姫のアシタカのように、噛み切れずに出してしまうことでしょう。

じゃあサンはどうしてたんだと考えると、たぶんサンは小さく肉を切って噛まずに飲み込んでいたか、それともモロの君(犬神)に噛んで柔らかくしてもらった肉を食べていた可能性も考えられます。

硬い肉や生では食べられない植物を食べる為に、人間は火を起こすことを覚えたのでしょうか。

肉を加熱して柔らかくすることで、ようやく人間は自分の歯で肉を噛んで食べることができます。


初期人類の大部分は日常的に人肉を食べていた!?(スペイン研究)

初期人類、原人たちは、今のわたしたちのような倫理観を持っていたのでしょうか?

もっとも、現代でも食人の習慣がある地域もあるのかもしれません。

彼らがどのような想いで人を食べているかはわかりません。

しかしもし、他にいくらでも食べ物があるのならば、あえて人を食べることなどしないほうが良いと考えるのが自然です。

人類の脳が、肉食によって進化して来たという根拠はどこにもありません。

もし、本当に肉食によって人類が進化してきたのならば、何故、肉は人間にとってこれほどに消化に悪く、内臓を駆使させて老化を早め、さらに腸内で腐敗し、悪玉菌を増殖させて血液を汚し免疫力を低下させ、体内を酸性に傾けて病気になりやすい身体を作り上げるのでしょうか?

肉食が人間にとって正しいのであれば、もっと人間の身体にとって良いことばかり起きてくれるのではないでしょうか?

古代の人類の食生活に肉食が正しかったとしても、現代の人類にも同じく肉食が正しいということにはなりません。

人間の体内構造とは進化して変化して行くものだからです。

「脳が進化する」とは、人間の「倫理感」「道徳観」「不正や不義」といった感覚や感情も進化するということです。

そうでなければその進化を喜べるでしょうか?ただ利己的に進化しても人は同類を殺し、殺し合いの末に滅びてゆくでしょう。

もっとも、現在、畜産業の大量生産や海の乱獲によって人類は急速に第六の大量絶滅へと突き進んでいますから、この現状を観ても「脳が肉食によって進化したから肉食は正しい」などと言っていたらそれこそ本当に脳は進化していない事を意味しています。

人間が本能的に不快な感覚を催す「動物を殺す行為、動物を解体する血生臭い行為」について自然と拒否反応を起こし、できればそんなことを行なわなくとも生きて行く事のできる身体になりたいと願うのは自然なことであり、本当に賢い進化ができるのであれば、人類は自分の体内構造さえ変えてゆくことができるはずです。

よって、古代の人類が肉食をしていたから現代人も肉食をしないと健康になれないという根拠にはなりませんし、また人間よりも脳の進化していない肉食動物が肉食をして弱肉強食の世界に生きているからと言って、それ以上に脳の進化した人間も同じく肉食をして弱肉強食の上に生きて行くことが正しいという根拠にもなりません。

話を戻しますと、「動物性のものを食べることの苦しみよりも動物性のものを食べられなくなることの苦しみの方がまだ上回っている」状態とは、言い換えると「植物性のものだけを食べて生きることの喜びよりも動物性のものを食べることの喜びがまだ上回っている」状態にあると言えます。

その場合、植物を樹からもぎとる行為よりも動物を殺して解体する行為のほうが喜びであると自分自身に胸を張って言えるでしょうか?

そうではないと否定するならば、それはまだ「動物性のものを食べる」ことと、「動物を殺して解体して食べること」がしっかりと自分の感覚のなかで結びついていない事になります。

その二つを結びつける為に、現実を直視し続ける必要があります。

目で見る。触れて確かめる。臭いを嗅ぐ。声を聴く。これらが現実に触れるという行為です。

目で見るためには映像、場の見学、牧場に行く。

牧場に行って手で家畜に触れることができるかもしれません。

場は独特な臭いと熱気で噎せ返っていて見学する学生のほとんどが嘔吐したり、吐き気を催し気持ちが悪くなると言われています。

そこでは家畜たちの悲しい鳴き声も聴くことができます。

現実から目を背け、「動物性のものを食べることの苦しみよりも動物性のものを食べられなくなることの苦しみの方がまだ上回っている」状態で完全菜食を続けていくと、その無理が祟って不調になるのは当然であると想います。

わたしは「美味しい食べ物」が食べたいという食欲は今でもすごくあります。

でも「美味しい食べ物」とは、動物性に限られているわけではないのです。

例えば、こないだもスーパーのキャベツと霜降りまいたけを炒めたものに、

これだけを振り掛けて食べたのですが、物凄い美味しさで癖になるほどでした。

スパイスの成分のところを観てもらえばわかりますが、何種類もの成分、スパイスがミックスされています。

この美味しい植物料理を食べても、肉の旨味が欲しいと感じることはありません。

菜食者になると決めたのであれば、何年と掛けてでも心から美味しいと感じる、植物だけで十分に満足できる料理をがんばってわくわくする想いで編み出してください。

 

 


陰陽の陰の植物に偏りすぎた為(身体を温める植物もバランスよく摂る必要がある)

マクロビオティックの原理である陰陽

陰陽とはマクロビオティックの原理であり、また東洋の伝統的な世界観でもあります。
中国や日本では古くから、物事を陰陽というモノサシで見る見方が発達していました。

東洋のこうした考え方に共通なのは、陰の性質と陽の性質の織りなすメカニズムが、森羅万象に浸透しているとする点です。

ですから体質だけでなく、食べ物や人間関係や、科学の中にもその働きを見ることができるのです。

また、人の体質や性格にしろ、食べ物にしろ、まったく陽性だけとか、まったく陰性だけということはありません。
形あるものは必ず、両方の要素をもっています。

たとえば伝統的には男性は陽、女性は陰とされてきました。
全体的に比べると、そういえるのですが、部分的に見れば、男性も女性も複雑に陰と陽の性質をあわせもっています。


陽性

  • 動物性
  • 寒い地域でよく育つ
  • 背が低い植物
  • 根菜
  • 丸い形の野菜や穀類
  • 小さい野菜
  • 水分が少ない
  • 苦い、塩辛い
  • ナトリウム=塩分(ものを収縮させる働きがある)が多い
  • 日に干したもの
  • 長時間、加熱したもの
  • 圧力をかけたもの

陰性
  • 植物性
  • 暑い地域でよく育つもの
  • 背が高く成長する植物
  • 葉菜
  • 細長い野菜や穀類
  • 大きい野菜
  • 水分の多いもの
  • 甘みの強いもの、酸っぱいもの、辛いもの
  • カリウム(ものを拡張させる働きがある)が多い
  • 短時間、加熱したもの
  • 圧力をかけないもの

・これらは目安です。
実際にはすべてのものが陰性と陽性をもっていて、二つの性質は複雑にからみ合っています。
ある要素について見ると陽性な食べ物も、別の要素について見ると陰性だったりします。 
・磁石のS極とN極のように、陽は陰を引きつけるという法則があります。
強い陽性をもつ食物は、どこかに強い陰性をもっています。
たとえば、地下に伸びていく根菜は陽性とされますが、陰性なアクももっているのです。
一つの要素だけにとらわれず、より全体的に(多くの要素を)見て判断しましょう。 
・陰陽の法則は、わかりやすい現象から実際に観察し、実践することにより、体得していくことが大切です。
書物や人から学ぶことも有効ですが、実際に食べてみて、その結果をよく観察する、そんな研究も必要です。



 

 

完全菜食者であっても、避けるべき食べ物があります。

特に

  • コーラ、砂糖入り飲料水
  • イーストパン(砂糖入り)
  • 菓子パン
  • 日本酒(合成酒)
  • 白砂糖(精製された砂糖)
  • 化学調味料(人工添加物)
  • 砂糖菓子
  • アイスクリーム
  • 複製塩
例え果物であっても、甘いものは果糖が多いため食べ過ぎないように気をつけましょう。

パンは天然酵母で精製された小麦粉ではなく全粒粉(ぜんりゅうふん)で出来たもののほうが望ましいです。
(全粒粉もグルテン入りなので、できればグルテンフリーに切り替えていくと良いと想います。)
甘味料は精製されたものではなく、ココナッツシュガーなどに切り替えましょう。
「砂糖」と表記されているものをなるべく買わないようにしましょう。
アイスクリームや氷は身体を冷やして胃腸にも悪いです。
塩は安価なものを避けてください。わたしはピンク色のヒマラヤ岩塩を買っています。
 
 
 
 
では、今回は一端ここで終ります。
つづく…

 

 

画像を拝借したサイト様
マクロビオティック的陰陽表


野蛮性を支配するもの

2018-07-27 23:10:00 | 食と社会問題

モリッシーはパン、ポテト、パスタ、そしてナッツしか食べない。「レストランに行くと、いつもすぐにキッズ・メニューを見る」





ぼくは動物を食べない。鳥も、魚もね。それから、自分のことをヴィーガンやベジタリアンや肉食といった型にはめてもいない。ぼくはぼくでしかないからね。

母親がいる生き物は食べないっていうこと。単純なことさ。だから食事には苦労している。ぼくはパン、ポテト、パスタ、ナッツしか食べないからね。胃にもたれる食べ物ばかりさ。それから、香りが強いものも食べられないんだ。カレーやコーヒー、ニンニクは一度も口にしたことがない。

レストランに行って、メニューを渡される時ほどしょんぼりした気持ちになることはないよ。いつもすぐにキッズ・メニューを見る。メニューの中にベイクド・ビーンズを見つけられた夜は上出来だね。そういうことだから、ぼくをレストランに連れて行く時はトースターを忘れないようにしなきゃだめだよ。



実際のところ、ヴィーガンというのは高尚な人間だと言える。

最近、イギリスのどこかの養鴨場のドキュメンタリーを見たんだ。保育器から出てくるひな鳥が鳴き声をあげるたびに、プレゼンターが「あらら、本当にかわいいですね、とっても綺麗。見てください、なんて小さな顔なの?」なんてコメントしているんだけど、次の瞬間カメラに向き直して、冷静な口調で「このひな鳥たちは8週間しか生きることを許されず、すぐに食肉処理されるのです」なんて言っているんだよ。

それで思ったんだ。ああ、人間というのはなんて頭が悪い生き物なんだろうってね。これが、ぼくたちが今直面していることなんだよ。ひな鳥たちが美しいと認識していながら、その内臓にしゃぶりつきたい人間が存在するがために8週間しか生かさない。

なんて野蛮なんだ。自分達がどれほど残忍なことをしているのか、自認しているのだろうか?



 




モリッシーの叫びっていつも物凄く率直で感動するんですよね。

普通、こういったことを公で言うと必ず嫌われて嫌がらせされたりとかリスクを被りますから、できるだけ我慢している人は多いと想うんです。

でもモリッシーは自分の命すらくれてやると言わんばかりにいつも社会に対する悲しみを素直に発言してくれるから本当に感動するし励まされます。

「Vegan(ヴィーガン)」と言う言葉はこの日本でも着々と広がっているように感じています。

 

 


 

ベジタリアンとどこが違う? 最近よく聞く「ヴィーガン」の定義

ヴィーガンは卵、牛乳、ゼリーも食べない
完全菜食主義者を意味するVegan(ヴィーガン)という言葉が生まれたのは1944年のイギリス。

もともとは「酪農製品(卵・牛乳・チーズなどの乳製品)を食べないベジタリアン」を指す言葉として、一般的なベジタリアンと区別するために使われるようになりました。

徹底した菜食主義を貫くヴィーガンの思想は、一言でいうと「人間は動物を搾取することなく生きるべきだ」という考え方です。

そのため、肉や魚はもちろん、卵、チーズ、バター類、はちみつ、ゼラチンなども一切口にしません。

なぜなら卵や乳製品は、それを生み出す鶏や牛を苦しめたり、早すぎる死をもたらしたりするものだから。

そう、ヴィーガンという生き方の根底にあるのは動物愛護の精神であり、ここが健康志向から生まれたベジタリアンとの大きな違いなのです。


ヴィーガンはウールや毛皮も着ない
ヴィーガンの思想は食生活だけに限りません。着るものや住まい、衣食住すべてのライフスタイルにおいても、動物性の素材を使用しないのが彼らのポリシー。

革製品の靴やバッグ、ウールの服などは決して身につけません。

シルクの下着やファーのコート、革の財布なども当然NG。

また、洗顔料やボディーソープ、コスメ用品も動物性油、ハチミツ、牛乳、卵の成分が抽出されていないものを使うなど、生活全般において「動物性の素材を使わない」のがヴィーガンの生き方なのです。

そうはいっても、ストイックで質素な料理ばかりではありません。

最近では日本国内にも完全菜食をうたったヴィーガン・レストランが登場。見た目にも華やかで、体に優しいメニューが評判を呼んでいます。

普段の食事でも、肉の代わりに大豆や豆腐、牛乳の代わりに豆乳やココナッツミルクを使えば、お手軽にヴィーガン食を作ることができます。


自分は此処に書いている一つを除いてすべて2015年の9月から厳守しています。(これに加えて動物実験を行なって開発された生活用品(化粧品、洗剤など)を一切買いません。西洋医薬はここ6年で歯医者で貰った化膿止めを飲んだくらいです。)

護れていないのは「蜂蜜を一切摂らない」ということです。

こないだもココイチの特定原材料を含まないカレーを出前で取っちゃいましたからね…

でも2012年の2月からココイチのカレー以外で蜂蜜の入ったものを食べたことはありません。(自分が蜂蜜をたまに摂ってしまうようになったのは一つに姉や知り合いといつも高価なベジタリアンレストランに行くことが出来ないことと、一つは農薬や化学肥料で作られた食物やお酒を買っていることと(農薬や化学肥料は大量の益虫、害虫を殺します)、蜂蜜だけは摂らないことの矛盾性に気付いたからです。それでもこれからもココイチのカレー以外で蜂蜜を摂る気はありませんし、食費の許す限りはオーガニック、自然栽培のものを買うことを心掛けています。)

でも蜂蜜たまに摂るならVeganって名乗っていいの?と人も自分も疑問に想いますし、ゆるVeganって名乗るのもちょっとなと想って、もうそれなら「完全菜食者」でいいんじゃないかと最近よく想います。

ネット上でヴィーガンに対する偏見がここ数年でものすごい増えてきているように感じるんですよね。

でもヴィーガンにもそれぞれ微妙な主張の違いがあり、言うことも性格も千差万別です。

よく「上から目線で言うな」という肉食者の反論を見かけます。

これは肉食者が勝手に下から目線でヴィーガンを見ているからではないかと想うときが多いです。

それはヴィーガンの生き方が本当は正しいんだとどこかで想っているからだと想うんですよね。

正しいと想う相手に反論するとき、同等の目線で反論できていないのです。

ヴィーガンはただ、ヴィーガンはこれほど素晴らしいんだとただ話したとしても、肉食者は「押し付けられている」と感じるのではないでしょうか。

自分が心からその生き方に対して「NO」を貫いているなら、相手が強要もしていないことに対して、「押し付けられている」と感じることはあまりないように感じます。

例えばさっきの記事では、モリッシーが肉食という行為がどれほど野蛮な行為であるのかを自認しているのだろうか?と疑問を投げています。

面と向って、これを言われた場合、押し付けられていると感じますか?

しかし実際、それが野蛮であることは確かです。

もし、全員が全員、自分の手で野生動物をその都度狩って、自分の手で殺して解体して食べていたなら、今よりも野蛮さは落ちると想います。

そこには動物と人間の、直接的な関係が生まれます。

よっぽど好きでない限り、まだ温かい動物のグロテスクなはらわたを引き摺り出す行為は精神的苦痛を伴います。

野生動物であっても、死んでから解体しては血が残って肉は不味くなります。

生きているうちに、心臓が止まっていないうちに解体してゆくことが美味しい肉を味わうにはベストです。

自分が例えば一頭の大きな猪を解体しているときに、その猪が目を覚まして悲鳴を上げたなら、どれほど恐怖でしょうか。

このような精神的苦痛と、恐怖を、工場で屠殺をする人たちは毎日味わい続けています。

「いくら殺しても、殺すという行為に慣れることは無い」と"と殺(屠畜)"業の人が言っていた言葉を憶えています。

さっきまで無垢な目で自分を見つめていた動物を殺して解体してゆく作業に人間が慣れてしまうなら、それこそ恐怖ではないでしょうか。

話を戻すと、わたしは肉食自体が野蛮なのではなく、「人に殺させて自分が楽に食べる」ことが野蛮な行為であると感じています。

そこに存在している逃げて助けを請う動物の叫び、殺されることの地獄の苦痛、解体のグロテスクさ、真っ赤な熱い血の海、血と肉の咽返る様な臭い、それを知らずに食べること、想像もせずに食べること、それが野蛮であると、かつての肉食をしていたわたし自身に対して想うのです。

でもその行為を、肉を食べ続けながら「野蛮」だと主張しても説得力がありません。

つまりそれを主張できるのは、非肉食者しかいないのです。

だからわたしたちは例え人を傷つけてでも、主張し続けていかなくてはならないのです。

人から「上から目線で言うな」「押し付けるな」と言われても、「それは野蛮な行為なのです」と言い続ける必要があります。

それは、事実だからです。

人が自分の手で狩って解体して食べるなら、牛乳、卵も自分で飼った家畜から搾取するなら、家畜を物のように扱い続ける畜産業の大量生産はなくなります。

畜産業の大量生産と海の乱獲をなくせたなら、環境破壊と気候変動、それによる壊滅的な自然災害、水不足と食糧飢餓、生態系の破壊、種の絶滅の歯止めを掛けることができると科学者は主張しています。

無理にいきなり完全菜食に移行する必要はないのです。

一週間に一日は全く動物性のものを食さない日を設け、それを次は一週間に二日、一週間に三日と増やしてゆく。

そして動物性の栄養の代替にとにかくあらゆる植物を摂取してみて何が自分の体調を良くするものであるかを試し続けていく必要があります。

スーパーフード

iHerbというアメリカの輸入ネットショップではスーパーフードと呼ばれる非常にバランスの素晴らしく栄養価の高い植物商品がたくさん安価で売られています。(一部穀物類など輸入に規制がかけられているものもあります)

モリンガ、カカオ、スピルリナ、チアシード、アサイー、ゴジベリー(クコの実)など、これらをほんの少量ずつで一日の栄養素を完全に補うことのできるものもあります。

マキベリーやマカなど、まだ試したことがないスーパーフードがたくさんあるので試すことがとても楽しみです。

スーパーフードの種類

まだまだ知らない名前のスーパーフードも沢山あります。(マヌカハニーは動物性なのでVeganはNGです)

ちなみにわたしが今日食べたのは昼に白玉粉とこしあんで作った手作り赤福に黄粉をまぶしたもの(小二つ)、有機ホットチョコレート スパイス と 有機認定ココア & ビーツジュースパウダー + ハイビスカスエキス と豆乳を混ぜたホットドリンク。

夜はパプリカとピーマンと玉葱をオーブンで190度で10分焼いてそれにbiologicoils有機パスタソース ロッソ とすりごま、生姜の摩り下ろし、乾燥パセリ、生醤油とバルサミコ酢、チリパウダーやカイエンパウダーやターメリックパウダーを混ぜたやつを乗っけたやつです。

今小腹が少々空いてますが、食べるとしたら豆腐とトマトのサラダになると想います。

最近ずっとこんな感じの食生活です。

パスタソースはオリーブオイルが必ず入っていて、オリーブオイルは栽培に水を大量に消費するオイルなので痛いのですが、なかなか…オリーブオイルは買うのをやめられても、パスタソースは買ってしまうという矛盾に苦しんでいます。すこしずつ手作りするとかで諦めていくことを頑張りたいです。

ちなみにアボカドも好きだったのですが、栽培に水を大量に消費すると知って買うのはやめました。

肉や魚を食べることが当たり前になっている人には物足りないと感じられる食事かもしれませんが、わたしはこれで本当に満足しています。わたしにとって野菜が何よりの御馳走です。

物足りないという感覚になるときがほとんどありません。(たまになるときは異常なストレスのあるときです)

それでこれまではゴミの日にゴミを捨てに行くのも鬱が酷くて億劫だったのですが、アシュワガンダとセントジョーンズワートというハーブのサプリメントを毎日摂るようにしてから不思議と毎回それほど捨てに行くことが億劫にならなくなりました。

ハーブはこれからも色んなものを試していくつもりです。

短い記事にしようと想っていたのに、また長くなってしまいましたが、最後に言いたいのは、

非肉食者たちは、肉食者たちを苦しめたくて肉食の野蛮さ、残酷さ、非効率さ、持続不可能性を訴え続けているのではないのです。

ただただ、人間も動物も、どのような生物も、幸せにいつまでも生きて欲しいからなのです。

モリッシーの言葉に毎回感動するのも、モリッシーは動物だけを愛して言っているのではなく、人間もやっぱり愛していることをひしひしと感じるからです。

少しずつ、菜食、植物中心の食生活へ向けて、一緒にがんばって生きませんか?

そして、肉を食べながらでも、家畜の為にできることはたくさんあります。

どうしたら家畜たちが少しでも苦痛をなくしてゆけるのか、家畜の福祉(アニマルウェルフェア)について、一緒に考えて行きませんか?

 と畜場での残酷な行為を廃止してください

 「日本では一秒間に24頭の牛・豚・鶏が食用に殺されています。」

 

 

 

"those who control such barbarity have no interest in the welfare of the bull."

「このような野蛮性を支配する者は、牛の福祉に関心がありません。」

 


菜食への移行によって不調になる理由PART2

2018-05-08 19:32:33 | 食と社会問題

菜食への移行によって不調になる理由(前半)

菜食への移行によって不調になる理由(後半)

の続きです。

 

 改めて自分がVeganになった経緯を紹介致します。

わたしは2015年の9月からVEGAN(ヴィーガン、完全菜食者)を続けている者です。

ヴィーガンは畜肉・魚介類・乳製品・卵・蜂蜜などのすべての動物性のものを摂らない人のことです。

わたしが此の世の真の救いを求めて確信に至った「殺す者は殺される」「肉食こそがあらゆる人類の苦しみの連鎖に繋がっている」という宇宙の因果律の法則にようやく気付き、Veganを志し、突如Veganになったのは2012年の2月のことです。

わたしは以前から肉の味は好きだったものの、いつの頃からか肉を食べることの身体の害の心配と、家畜を殺しているという罪悪感から、肉を食べるのをやめたいと秘かに意識して生きていました。

なので大豆ミート(肉の代替として作られている製品)などを買っては中華そばに入れたりして食べて、その満腹感や美味しさを実感していたのですが、それでも肉を完全に断つことが叶わず、潜在意識のなかでは相当もがき苦しんでいたのではないかと想います。

その長年の苦悩があったからこそ、わたしはいきなり肉を断つことができたのかもしれません。

2012年の2月から当初外食で誤って口に入れてしまった一度か二度以外は一度も畜肉、畜肉のエキス類などは一切体内に摂り入れていません。

そこまで厳格にこれまで「畜肉断ち」を徹底してこれたのは、一番に、と(屠畜)殺の映像を観たことが大きいだろうと感じています。

その一つの映像がドキュメンタリー映画「アースリングス」です。


Earthlings(アースリングス)

 


何度もこのブログで申してきましたが、と殺(屠畜)の映像に映る家畜たちの姿は、全員がわたしの家族のように観えてしまった為です。

そのような感覚に陥り続けている以上、畜肉のわずかなエキスを口にすることすら、わたしにとっては本当におぞましいことであり、どうしても避けたいことだからです。

しかし、情けないことにその約5ヵ月後には、わたしは無性にほたてが食べたくなり、ほたてを食べてしまい、そこでVeganを挫折し、魚までも普通に食べるようになってしまったのです。

その期間が、2015年の9月まで続いてしまいました。Vegan挫折後、約3年と2ヶ月もの期間を、わたしは植物と魚介類だけを食すペスクタリアンでいました。

何故、魚介類は食べて、乳製品と卵は避けてきたか、それは畜産業の大量生産の現実が、あまりにも残酷なものであることを知ったからです。

食肉用の家畜だけでなく、乳牛や採卵用の鶏たちが日々虐待を受け続け、最後は処分か殺されてしまう(採卵用に生産された鶏の卵のオスのひよこにおいては、育て上げて食肉用にするほうがお金がかかるため、生まれてすぐに生きたままシュレッダーにかけられてミンチ状にされるか、生きたままゴミ袋に詰めて窒息死させて処分されます)ことを知ったからです。

 

しかしそれでも、わたしは何度か、食欲に負けて数回卵やチーズを口にしてしまったことがありました。

なので2015年の9月からVeganであると公言していますが、厳密には2016年の4月にチーズを食べてしまい、その月の生理痛がのたうつほど激痛で重かったことから、2016年の4月から完全に畜肉、魚介類、乳製品、卵を口にしていません。

蜂蜜においてはカレーハウスCoCo壱番屋の「特定原材料を含まないカレー(ライス200gで412円)」を数回食べたので口にしてしまっています…それ以外では蜂蜜も避けてきました。

蜂蜜も避けるべきですが、蜂蜜だけは避けて害虫も有益な虫も大量に殺し続けている農薬と化学肥料で栽培された食物を購入し続けることはおかしいことですよね。

それでもできる限り、金銭的な問題が許す限りは避けて行くことを心掛けています。

カレーハウスCoCo壱番屋には、動物由来の原材料を使用していないVegan対応「ベジタリアンカレー」メニューが以下の店舗にあります。

http://www.ichibanya.co.jp/pdf/vegetarian-curry.pdf

わたしはまだ食べたことがありませんが、具のないベジタリアンカレーに、野菜のトッピングを合わせて食べるとかなり美味しいと想います。(特にオクラ山芋のトッピングがわたしは好きです)

ちなみに中部国際空港にある「カレーハウスCoCo壱番屋セントレア店」では特別に植物性由来の原材料だけで作ったカレーソースを使っており、Vegan対応のメニューが何種類かあるようです。

「カレーハウスCoCo壱番屋セントレア店」



前回で述べました通りわたしは完全菜食に移行したことによっての不調と感じる症状は一つもないと感じている人間です。

むしろ苦しめられ続けてきた頭痛と生理痛と、ずきずきと痛み続ける胸の良性のしこりの痛みが本当に消えたので救われています。

しかしわたしは肉食時代(17年ほど前)からの鬱症状があり、10年前から重度の引き籠りであり、またお酒を飲む量も多い人間です。

ストレスも酷いためそれらによって不調となっていると考えられる症状は幾つもあります。(また鬱の酷いときは自炊もろくに出来ないので加工食品に偏ることも原因で不調となっていると想います)

でもここ最近、鬱症状が少し良くなって気力のある日が結構あります。(その証拠に半年以上溜めた瓶を5階のマンションから5往復してこないだ全部捨てて来ました。体力も凄くあります。馬の精力がついているのでしょうか。)

ちょうどアシュワガンダという馬の精力がつくと言われているサプリメント(ビーガン対応)を飲みだした次の日からなんです。

アーユルヴェーダの医者が処方するインドの朝鮮人参とも言われるナス科の常緑低木のハーブです。

Himalaya, アシュワガンダ、 60カプレット

アシュワガンダは鬱の治療にも効果的であると言われているので期待して先月から飲み続けています。

でもセントジョーンズワートという海外では鬱の人に処方されているハーブとスーパーフードと呼ばれるハワイアンスピルリナというも単細胞微細藻類のサプリメントも同時に摂っているのでその相互作用で効いている可能性もあります。

Eclectic Institute, セイヨウオトギリソウ(St. John's Wort), 300 mg, 90粒(非GMOベジタリアンカプセル)

Nutrex Hawaii, Pure Hawaiian Spirulina, 500 mg, 400 Tablets


さっきちょうどこのいつも購入しているアメリカのiHerbから届いたので写真に撮ってみました。

左端のオーガニックのドライフルーツのデーツ(ナツメヤシの実)はみちたくん(うさぎ10歳オス)の大好物のおやつです。

Made in Nature, オーガニックDeglet Noorデーツ, Ooh-La-Luscious Supernacks, 6 オンス (170 g)(今は在庫切れとなっていますが多分すぐに入荷すると想います)

デーツは動脈の浄化作用、肝臓機能のサポート、心臓や目の健康、エネルギー補給、整腸作用、貧血改善、痛み止めなど

優れた効能がたくさんあるようです。


想像もしていなかった:デーツを1日3つ食べると、身体に起こる嬉しいこと。

デーツにはカリウムが豊富に含まれていますが、これは心臓の動きをよくするだけでなく、アテローム性動脈硬化のリスクを軽減することが分かっています。

アテローム性動脈硬化とは、血管の内壁にカルシウムがたまることで発生しますが、これにより動脈の血流が狭まり、血流を遮断し重要臓器への酸素や栄養成分の輸送に障害を来すことがあります。

つまり心臓発作などの病気にかかるリスクが格段に高まってしまうのです。

デーツにに含まれるカリウムはナトリウムの過剰摂取による血圧の上昇を抑え、動脈硬化を予防してくれます。


ドライフルーツはあまり好きではなくて食べてこなかったのですが、今月は3袋買ったのでみちたくんと一緒にわたしも食べていこうかと想います。

そのままより紅茶に沈ませて柔らかくして食べるほうが好きです。

 

アップルサイダー・ビネガーを買ってみました。これを豆乳に混ぜて、チアシードパウダーも入れたりしたらヨーグルト感覚で食べられて美味しいかもしれません。

Jarrow Formulas, オーガニック・アップルサイダー・ビネガー、16 液体 オンス(473 ml)

 

マザーズミルクティーは母乳がよく出るというハーブティーなのですが消化不良や消化促進にも良いようで先月から飲んでいるハーブティーです。

Traditional Medicinals, オーガニック マザーズミルク®, カフェインフリー, 16 個別包装ティーバッグ, .99 オンス (28 g)

 

他のアシュワガンダも試してみようと買ってみました。(よく見たらオーガニックじゃなくて残念です…)

あとメラトニン(不眠や鬱に効くとされる)、VEGANブイヨン、VEGAN&動物実験なしの歯磨き粉、シャンプー、天然ヘナ、化粧水です。

 

また前置きが長くなってしまいましたが、今日も「菜食への移行によって不調になる理由」についての考察の続きをまとめてみたいと想います。

 

 

 

 

動物性のものは身体に悪いと感じているが、それでも動物性のものを食べたくなることのストレスによる不調

結構理由が被ってきているのですが、これも精神的なものからくる不調です。

動物性のものを摂るほうが身体に良いのではないかと想いながら菜食に移行するのもストレスですが

動物性のものは摂らないほうが良いと信じて菜食に移行したものの動物性のものが食べたくなってしまうストレスはわたしも何度も経験しています。

ただわたしの場合はそこまで持続するストレスでなく、時間が過ぎるか、大豆ミートや美味しい植物料理を食べるかすると食べたいとは想わなくなるというのを繰り返していました。

だから簡単にそのストレスも解消されて不調も起きなかったのかもしれません。

動物性のものを食べたくなったとき、このときの思考回路で、「やっぱり動物性の栄養が必要だからか?」という方向へ行くとますます食べたくなってストレスになるので駄目です。

逆に、動物性のものを食べたくなってしまうのは、調子が悪いときほどジャンクフードなどの身体に悪い食べ物ほど食べたくなってしまうのと同じで、自分の今の食事が間違っているからではないか?と考えると、どの植物を摂取するかに集中できますから、動物性のものを食べたくなるストレスを下げることができるかもしれません。

または屠殺映像を観るなどすると、そのグロテスクさに引いて、それは死体なのだ、本当に自分は死体を食べたいのか

しかも冷凍しなければ刻一刻と腐敗してゆく死体というものを、食べるつもりなのか。と自問自答を続けることも効果があるかもしれません。

とにかく自分の食べたいもの=肉や魚 ではなく、自分の食べたいもの=美味しくて栄養豊富な植物の食べ物

という考え方を意識して行く必要があります。

 

 

 


良質な植物性油脂を摂っていない為(動物性油脂の代わりに粗悪で安価な植物性油を摂りすぎた為)

使う油は例え植物性であっても慎重になったほうが良いと言われています。

オリーブオイルは健康的だと謳われていますが品質の本当に良いオリーブオイルはほんの一握りの高価なものだけであるようです。

わたしはオリーブオイルはバーチャルウォーターというその作物を製造するためにどれほどの水が使われているか、そして日本はその水をどれほど輸入しているかを推定する仮想水の計算をしてみると、オリーブオイルが特にものすごく水を多く消費していた為、もうそれから買っていません。同じ理由で他に買わなくなったのは蕎麦もそうです。

バーチャルウォーター量自動計算

バーチャルウォーター(VW)量 一覧表

オリーブオイルはたった大さじ一杯で274リットルも水を消費しています。

ハンバーガーの薄いあのパテ一枚(45g)作るのには927リットル消費しています。

1食分、200グラムのビーフステーキを作るためには4,120リットル必要です。


浴槽の水一杯で200リットルとすると牛肉100gでお風呂10回分+60リットルの2,06トン分です。

吉野家の並の牛丼の牛肉の量が80gです。

お米3合で1665リットルです。3,7合で2053.5リットル。

牛肉100gとお米3.7合どちらかだけで三日間生きてくださいと言われたら多くの人はどちらに手を伸ばすでしょうか?


 

 


 日本の食料自給率

平成28年度の食料自給率は、カロリーベースでは、小麦及びてんさい等について、作付面積は拡大したものの、天候不順により単収が落ち込み生産量が減少したこと等により、38%となりました。


もし輸入している国で食糧不足、水不足が起きたなら日本はどれほどの国民を養えるのでしょうか。


壊滅的な水不足は世界人口の食生活を変えるか?

専門家の研究は、我々が何を食べるかによって水の消費量は大幅に異なることを示唆しているが、食生活が現状のままであれば、水不足は今後もっと深刻になると警告している。

専門家は、水不足は食品生産にも影響が出るため、2050年までに90億に達する予想人口を養うために過激なステップが必要であると指摘している。

一流の水科学者たちは、世界の食糧供給について最も厳格な警告を発し、世界の人々は壊滅的な水不足を回避するため、次の40年間でほぼ完全に菜食に切り替えなければならないと述べている。

人間が摂取するタンパク質の20%は動物性であるが、世界有数の水の科学者による幾つかの研究によれば、2050年まで生存することが期待されている余分な20億人を養うためには動物性タンパク質の摂取を5%に減少する必要があるという。

ストックホルム国際水研究所の報告によると、もし我々が現在の傾向および西洋諸国で共通の食習慣を続けた場合、2050年に予想される90億の人口のため、食料を生産する現在の耕作地に十分な水は利用不可能になると警告している。

しかし、世界の人口が動物性タンパク質の摂取を総カロリーの5%まで限定すれば、水は十分あり、かなりの地域的水不足は、信頼性の高い食品通商システムで満たすことができると述べている。


 

参考サイト

 肉と水のどちらを取るか

あと25年で「30億人分の水が足りない」状況になることを報告したウィキリークスがリリースした機密文書 : 原因は世界中で進行し続ける過度な肉食

バーチャルウォーター~水を死肉に与え日本は滅亡へ向かうか~




話が大分と反れてしまいましたが、油については何が良いかはわたしも色んな油を試しているところです。

でももう高価で上質な油であっても有機栽培や自然栽培以外の油は購入しないようにしています。

有機栽培の油であれば遺伝子組み換えのものではまずありませんからそこは安心できます。

わたしが今気に入って使っているオイルは前回の記事にも載せましたひまわり油とココナッツオイルと、あと必須脂肪酸オメガ3が摂れるオーガニックの亜麻仁油(アマニ油)です。

オメガ3はえごま油、生のくるみやチアシードも豊富です。

亜麻仁油やえごま油は生で食してください。酸化しやすいので封を開けたら冷蔵庫で保存するよう気をつけてください。




バーチャルウォーターと水不足の問題も本当に深刻で、また落ち込んでしまいました。

続きはまた次回に。


 

 

 

 

 




菜食への移行によって不調になる理由(前半)

2018-05-07 21:43:55 | 食と社会問題

菜食実践者が不調に見舞われるケースというのはネット上にも探すとたくさん出てきます。

菜食実践者自体が世界ではまだ少数派であるため、何人かの菜食に失敗した人の話を聴いただけで、やっぱり菜食は身体によくないんだなという安易な偏見を人は持ちやすいのではないかと想います。

2015年の9月から完全菜食を実践しているわたしが考え続けて導きだした「菜食への移行によって不調になる理由」をまとめてみたいと想います。

わたしは2012年の2月に突如Vegan(完全菜食者)になり、その約5ヵ月後には魚介類も食べるペスク・タリアンとなりましたが、どうしてもVeganに戻りたくて、2015年の9月からまたVeganを続けています。

わたしは2012年の2月に初めて突然、畜肉、魚介類、乳製品、卵、蜂蜜を完全に断ったのですが、不調と感じる症状は一切ありませんでした。

そして2015年の9月にVeganに戻ってからも菜食によると考えられる不調は感じたことはありません。

肉食の頃は頻繁に起きる一日中続くしつこい頭痛と、一日目は寝込むほどの重い生理痛の症状が毎月ありました。

その度に鎮痛薬を飲まないではいられず、鎮痛薬は常備していないと不安な日々でした。

ところが、わたしが2012年2月にVeganになり、その後もずっと、このつらかった頭痛と生理痛からすっかりと解放されたのです。

つまりVeganを断念していた期間の、魚介類も食べていた時期も、この二つの苦しみから解放されていたということです。

ただいつ頃からすっかりと解放されたかは憶えていません。でも結構早い段階で効果が出てきたような気がします。

さらに、わたしは胸にいくつもの良性のしこりがあり、このしこりが特に牛乳をよく飲んでいた時期に、ものすごく痛み出して、病院で診て貰ったことがあります。

で、良性であるから今のところは心配はないと言われたものの、良性のしこりから、悪性のしこりになる可能性はあるので、ずっと心配だったのです。

その持続するしこりの痛みまでもがですね、畜肉、乳製品、卵を断っただけでなくなりました。

特に乳製品が悪いと考えています。(一度チーズを食べてしまった月に生理痛がのたうつほど重かったことがあります)

(追記文:書き忘れてしまいましたが、わたしが断ったのはそれらと同時に人工添加物と白砂糖もです。でも2016年に砂糖入りのチューハイを毎日飲んでしまった時期があり、その時に重度の膝の関節痛が生じて苦しみました。その関節痛を初めての断食経験によって見事すっかりと治しました。その体験談の記事も御興味ありましたら御読みください「俺の断食日記」

あとはお酒も悪いと感じています。飲みすぎると少し痛むことがあるからです。

そういった体調面だけで考えても、不調よりも快調となった部分がいくつもある為、わたしは何を言われても畜肉、乳製品、卵を摂取する食生活には戻ることはまず考えられません。

なので前置きが長くなりましたが、菜食に移行したことによって不調の症状は一切感じなかったわたしが考え続けて導き出した「菜食への移行によって不調になる理由」を、挙げていきます。

 

 

 

プラシーボ効果による理由

(あらゆる思い込みによる不調の症状、

例:”動物性のものを食べなくては健康になれないのではないか”という不安を抱えた状態で菜食へ移行することでその不安の通りの結果を招くという効果)

まず一番に考えられるのは、不安や心配を抱えた状態で菜食に移行することで、その不安や心配通りの症状が現れるという”プラシーボ効果(思い込み効果)”による原因が高いのではないかということです。

不安や心配っていうのはそれだけですごいストレスですから、そのストレスによっても不調が起きることは十分在り得ます。

そしてほんのちょっとでも不調が起きた場合、ああやっぱり菜食にしたからなんじゃ…とより不安になりますから、その不安の「やっぱり菜食は健康ではないんだろう」という思い込みによってもその通りの結果を現実に引き寄せてしまうのです。

これが人間に元から備わっている”自分が信じていることを経験する”能力というものだと想っています。

だから菜食に移行する際に絶対的に必要な意識は、「菜食になると絶対に健康になる」と信じきることなんです。

絶対的に正しい知識も根拠も情報も、この世界には存在しません。

「菜食になると絶対に健康になる」根拠も証拠も、「肉食を続けると絶対に健康になる」根拠も証拠もどこにも存在しない世界なのです。

ただこの世界は肉食者が圧倒的に多数派であるため、あたかもその食生活が正しいだろうと思い込むほうが容易であるのです。

肉食のほうが正しいのではないかとどこかで想いながら菜食を実践して不調に見舞われたから肉食のほうが正しいと判断するのはあまりに馬鹿げているとわたしは想っています。

菜食を実践するからには、菜食で必ず健康になってみせると自分の力を一番に信じてください。

わたしは菜食になる以前から特に畜肉の害が人間にとって明白なものだと感じていた為、肉を食べても心から満たされることはありませんでした。

それが完全菜食になることには全くの不安がなかったのです。

植物の力だけで生きてゆく、植物だけで自分の身体を作ってゆくとは、未知の世界の体験であり、わくわくしていましたし、今でもわくわくとしています。

どの植物を摂ると、どんな変化が起きるだろうかと常にわくわくして新しい植物を試して摂取しています。

それほど植物は種類が多く、肉や魚などを色んな味や料理で食べる喜びよりもずっとずっと深い喜びです。

どの植物が自分に合っているかを見つけ出すことが喜びになっているのです。

この探索のわくわくしたときめきは死ぬまで続くでしょう。

 

 

 

植物で補える肉の代替の栄養素を植物で補えていない為(完全栄養素の揃った栄養バランスの良い植物を摂っていない為)

 

次に考えられるのは、肉の栄養素は植物でもしっかりと補えるのに、その植物を摂取できていないことによる不調が起きているのではないか。

不摂生で極端に栄養の偏る食生活をしていた月の不調とその挽回について書いた最悪な食べ物による人類の報いとは

の記事も良かったら御読みください。


9つの必須アミノ酸すべてが、ほぼ同量に含まれている”完全たんぱく質”は動物性は牛や卵がそうであるようです。

植物で摂れる完全たんぱく質には

・キヌア
・ヘンプシード
・チアシード
・大豆
・米と豆の組み合わせ

などがあるようです。

完全たんぱく質は毎日摂る必要はなく、人間は体内に数日間蓄積できる能力があると言われている。

現代人はたんぱく質(エネルギー)の摂り過ぎであるようです。


たんぱく質を摂りすぎていませんか?

たんぱく質を多く含む食品は同時に脂質も含むこと、たんぱく質自体もエネルギーをもつ栄養素であることから、エネルギーの摂取過剰になったり、他の栄養素とのバランスが崩れたりする可能性があります。

長期間にわたり過剰なたんぱく質を摂取すれば、骨量の低下や糖尿病、心血管疾患になるリスクの増大なども懸念されます。

国では、たんぱく質の摂取量の上限を設けてはいませんが、エネルギー比率が20%を超えた場合の安全性は確認できないとして、注意を呼びかけています。


 

植物性たんぱく質は脂質がほとんどないため脂質の摂り過ぎにはなりにくい。

脂質の摂り過ぎは、肥満やメタボリックシンドロームの原因となり、冠動脈性心疾患などの健康リスクを高めることが示されている。

たんぱく質を摂るために肉や乳製品や卵や魚を食べるっていうのは同時に脂質もすごい摂っていることになり、エネルギー(たんぱく質・脂質・炭水化物の栄養素)の摂り過ぎになります。

 

 

 

 

 今まで食べてきた畜産物や魚介類、またその成長ホルモン剤や抗生物質や、農薬や化学肥料、添加物などによる体内毒素が体内に蓄積している為、その毒素によって植物の栄養素を吸収しづらくさせている為

 

次に考えられるのは今まで食べてきたものと共に摂取し続け蓄積し続けてきた毒素によって、植物の栄養素が吸収しづらい身体になっているからではないか。

でもその毒素っていうのは、動物性のもの自体が毒素であるのです。

動物性たんぱく質や動物性脂質は悪玉菌の餌であって腸内に悪玉菌を増殖させ、腸内に腐敗菌が増え、毒性のアンモニアやアミン、硫化水素、インドールなどの有害物質や、発がん性物質が増える。

この毒素によって腸の消化・吸収力が低下すると、栄養素が全身に行き渡らなくなる。

これらの有害物質や発がん性物質は、腸から吸収され、血液を介して全身へ運ばれる。

それによって免疫力が低下したり、生活習慣病を引き起こす。

だから善玉菌を増やすためにヨーグルト等の動物性乳酸菌を摂るっていうのは善玉菌を増やすと同時に悪玉菌を増やす成分も摂っているので効率が悪いわけです。

腸内環境を良くする為には植物性の乳酸菌大豆由来の醤油、味噌、納豆、漬物、甘酒、テンペ、ザワークラウト、ビネガーなどの発酵食品)を含む食品や食物繊維の豊富な野菜を摂るほうがずっと良いのです。

 

 

 

農薬や化学肥料によって植物の栄養素が破壊されている為(栄養素が半分以下になっている植物もあります。その為にもできる限りオーガニック、自然栽培の植物を摂る必要がある)

大量生産されている農薬、化学肥料を大量に与えられた植物は栄養素が半減していたり減滅しています。

だから必要な栄養素を摂ろうとすると量を多く食べなくてはならず、過食によっても消化機能を疲弊させて免疫力を低下させ、不調に見舞われるのです。

わたしはでき得る限り他を節約してでも、オーガニック自然栽培(無農薬・無肥料)のものを買うように心掛けています。

近所のスーパーには売っていないので、全部ネットで宅配してもらっています。

以下はわたしが買っているネットショップの紹介と製品の紹介です。


そらの野菜さんは一番良く買っているお店です。自然栽培のお米や調味料も豊富で野菜セットと一緒に買えるので助かっています。

そらの野菜



リーフ野菜はクリーンルームのものを買っています。(クリーンルームでも栄養価は変わらないと言われています。)

安心安全な野菜クリーンリーフ信州 - 楽天市場



油は最近、これを使っています。癖がなくてほのかに甘い感じのするとても美味しいオイルです。

CRUDIGNOイタリア産有機ヴァージンひまわり油




スーパーフードのキヌアとアマランサスもAmazonで買っています。

KIRKLAND (カークランド) オーガニック キヌア 2.04kg




あとはわたしはアメリカのiHerbで、月に一度に配送してもらえる金額ぎりぎりの1万4千ほどの商品を購入しています。

「この商品は、ご指定の配送会社、またはこの目的地への発送はできません。 その他の配送会社または別の目的地を選択してください。」と出た場合、別の配送会社を選択すると買える物があります。)




野菜ブイヨンはこれとか使っています。

Better Than Bouillon, オーガニック、野菜ベース



オーガニック豆腐も売っています。国産大豆ではないので安いです。

Mori-Nu, オーガニック絹ごし豆腐



オーガニックのグルテンフリーのパスタも安く購入できます。
Andean Dream, キヌアパスタ、フジッリ、8オンス (227 g)



Jovial, ブラウンライスパスタ、フジッリ 、グルテンフリー、12 oz (340 g)



スパイスはいつもこのメーカーのものを買っています。

Simply Organic, 万能シーゾニング 2.08 oz (59 g)



このゴマペーストでベジ担担麺とか作って食べるととても美味しかったです。

Kevala, オーガニックゴマタヒニ 16 oz (454 g)




多くのココナッツ産業では猿がココナッツの実を摂る奴隷のように扱われています。

ココナッツオイルと猿の虐待


猿や子供に労働させていない会社のリストが載せられていますので御参考にしてください。

そのリストにも入っているArtisanaのココナッツオイルを買っています。

Artisana, オーガニックス、生ココナッツオイル、バージン、14 液量オンス (414 g)




ちなみに食品ではありませんがVegan、動物実験なしの歯磨き粉はこれが一番気に入っています。
Heritage Store, IPSAB、ホワイトニングトゥースペースト、フレッシュミント、4.23オンス (120 g)

 

 

 

HTMLエディターを使いすぎて文字数が足りなくなったので二回に分けて投稿いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 


菜食への移行によって不調になる理由(後半)

2018-05-07 21:42:38 | 食と社会問題

急な食生活の移行によって必要な栄養素を作る腸内細菌が不足している為(植物だけで栄養を十分に吸収するためには腸内環境を良くする必要がある。たった数ヵ月や数年の菜食実践では腸内環境が良くならない程に動物性の体内毒素が蓄積している可能性。体内毒素を完全に排出する期間は数年を要するかもしれません)

体内に大量の毒素が蓄積している場合、数年の菜食実践でも劇的な効果は見られず、不調に見舞われることがあるかもしれません。

でもそこで諦めると、そこからさらに毒素を蓄積し続けるわけですから、考えたら恐ろしいことです。

体内毒素を排出している期間の不調は”好転反応”と呼ばれています。

なぜ、ベジに? Why Vegetarian?

オーガニック カフェ 嘉利(かりぃ)さんのマスターさんも完全菜食へ移行するまでにものすごい苦しい好転反応を繰り返し経験して、見事乗り越えていらっしゃいます。

わたしが畜肉、乳製品、卵、人工添加物(化学調味料)、白砂糖を同時に断ったことは正解であったように感じています。

残るは魚介類ですが、これは緩やかに断っていくほうが人によっては良いのかも知れません。

その間に必要な栄養素の知識もたくさん学んでゆけるはずです。

花粉症は肉食時代に一度だけ軽いものを経験していますが、風邪はインフルエンザ含めもう10年以上掛かっていません。

入院したこともありませんし、大きな病気に罹ったことも一度もありません。

 

 

 

動物性食品の中毒症状によって禁断症状が起きている為(グルテン中毒や白砂糖中毒や人口添加物中毒もあります)

 

アルコールやドラッグでも中毒になるとそれを断った時に禁断症状に見舞われます。

脂質と炭水化物と糖質が合わさると中毒になりやすいと言われていますが、わたしもまさに先月はヴィーガンジャンキーな生活でした。

それは色んな予期せぬ支出で生活費が三万円しかなかったからで、ベジタリアンインスタントラーメンが美味し過ぎて、そればかり食べていて、ストレスも多くて不整脈も再発しました。

植物性脂肪でもこれだけ危険な中毒症状が起きるので、それ以上の脂質の高い動物性食品と炭水化物、糖質が合わさるとこれは危険な麻薬並みと言って良いです。

なのでドラッグジャンキーやアルコール中毒症の人がたった数日や数週間で禁断症状を抜けられないのと同じで、動物性食品中毒もまた抜けるためには数ヶ月、酷い人は数年掛かるかもしれません。

その間は様々な苦しみに地獄を味わうのかもしれませんが、そのまま続けていくともっと苦しい病魔の苦しみに侵されて行くのかもしれないのです。

グルテンや白砂糖や人工添加物、化学調味料も中毒になりやすいため、菜食へ移行すると同時に気をつける必要があります。

「調味料(アミノ酸等)」の正体と秘密 !

「アミノ酸等」と「アミノ酸」は全く違います。遺伝子組み換え技術を用いた菌からできた味覚を狂わせる化学調味料(グルタミン酸ナトリウム)とは、やっぱり完全に縁を切ったほうがいい本当の理由。

「アミノ酸等」と「アミノ酸」、どちらも大変危険性の高い添加物です。

調味料(アミノ酸等)たんぱく加水分解物などには肉や魚の成分が入っていますが、これは大変な大量生産された代物で「レンダリングプラント(動物性脂肪精製工場)」で製造されています。

昔に見たニュースでインスタントラーメンなどに入っているたんぱく加水分解物を作っている工場の人が、自分の娘には絶対に食べさせないと言っていました。

それほど恐ろしい代物であるということです。


 

たんぱく加水分解物の安全性。劣悪な原料に発がん性の心配

レンダリングプラント
動物性のタンパク質を原料とする場合、ほとんどがレンダリングプラント(動物性脂肪精製工場)によって得た動物性油脂を使用しています。

殺処分される犬や猫ガンやウイルス感染で病気になった牛・豚・鳥などあらゆる動物の死骸(中には腐ったものまで)糞尿をミンチにし、遺伝子組み換えトウモロコシと混ぜ合わせ飼料にして草食動物である家畜に与えています

(一昔前に狂牛病の感染源であった肉骨粉というやつです。)

エサ代や糞尿の処理にお金がかからないということもあり、このレンダリングプラントは大きなお金が動くことから未だになくなることはありません。

この問題はたんぱく加水分解物だけの問題ではありませんが、生体濃縮された危険な畜産があらゆる加工食品、激安肉として使われます。

※普段たべているラーメンもこういう食材が使われているかもしれませんね。




この話は信じたくないほどおぞましい話なのですが、「レンダリングプラント」「rendering plant」で画像検索すれば本当であることがわかりますし、死んだ家畜をそのまま攪拌機のなかへ入れている映像もyoutubeにあります。映像は「人類への警告」の記事に載せていますので観たい方は覚悟して御覧ください。

病気にかかったりして死ぬ家畜の数は膨大であり、その家畜を処分するのにもお金が莫大に掛かる為、病気で死んだ家畜の屍骸で出来た成分を売り、そうして作られた飼料によって家畜は育てられ、そして人間の食べる食肉となって売られているのです。

その悪魔の産物が、添加物や飼料やペットフードだけでなく、化粧品や潤滑油、石鹸、ろうそく、ワックス原料、避妊具(コンドーム)にまで使用されています。

 

 

 

 

加熱食によって植物の栄養素を破壊してから摂っている為

わたしはVeganを続けてきて、さらに上の境地をずっと目指しているのですが、それがRaw Vegan(ローヴィーガン、ロービーガン、完全生菜食者)です。

だんだんと、加熱食が身体に合わなくなってきています。でもまだ加熱食が美味しいと感じているので、これがなかなか移行できずに苦しんでいます。

 

ボーイフレンドは20歳年下! 最もセクシーな76歳 ミミ・カーク

30代前半から約40年間ベジタリアンで69歳のときからローヴィーガン生活を楽しく続けていらっしゃるミミ・カークさんです。

素晴らしいですよね。76歳になってもこんなに若々しく生き生きと過ごすことができるなら、人々が食欲に負けて老化し続ける肉食、加熱食を続けることがどれほど後になって後悔することであるだろうかと考えさせられます。


参考サイト:「年齢よりも何十歳も若く見えるロービーガンな人たち・肉食が加齢の原因?」

 

 

 

物足りなさから過食に陥り、消化機能を著しく弱めた為


物足りなさは植物で補えるはずの栄養素を植物で補えていないことと、心から満足できる美味しい菜食料理を食べられていないことが原因であると考えます。

加熱食と同様に過食も同時に消化器官を働かせる分だけ弱らせるので人間の老化を早め、免疫力を低下させて病気を招きやすいです。

過食にならないためにも、でき得る限り生で摂る必要があるのです。

加熱して栄養素を破壊するほど過食に陥ってしまうことは明白です。

消化器官が弱るほど、様々な不調に見舞われてしまいます。

 

 


健康のために菜食に移行してしまうことの負い目や罪悪感がストレスとなった為


これは精神的ストレスによる不調ですね。

本当は人類はおのれの健康の為という利己的な理由からではなく、

動物を助けたい畜産業による飢餓をなくしたいなどといった利他的な理由から自分の欲を犠牲にして菜食になりたいという願望を持っているのだとわたしは想っています。

利他的に生きられることこそ、人間の真の喜びであると、きっと人類はわかっているはずです。

 

 

美味しい動物性の食べ物を食べられなくなったことのストレスによる不調(心から美味しいと感じられる植物の食べ物や料理をまだ知らないことによる不満のストレスによる)


今までいっぱい美味しい動物性のものを食べてきたその快楽を断つことはストレスになるため、その苦しい未練から不調となっているのかもしれない。

でもそれは、本当に美味しい植物の食べ物を見つけるだけで解決できることです。

わたしは何人かVeganの料理を食べさせ、Veganのお店に一緒に行って食べましたが、みんな本当に美味しいと満足して、満腹もしたと言ってくれました。

心から美味しいと感じられるVegan料理を自分で作るのは難しいと感じられる方も多いかもしれませんが、わたしは今日もマジで簡単な茄子だけのナポリタンパスタを作り、その美味さに感動しました。

残念ながら今月も生活費が三万円とかなのでお野菜とパスタは近所のスーパーで買った安いオーガニックではないものです。

でもその代わりオイルとケチャップとお好みソースと黒胡椒、乾燥パセリはすべてオーガニックのもので作りました。

 

 

 

これが今日作った🍆茄子VEGANナポリタン🍝 です。

この量でかなりわたしには食べ過ぎの過食の一食分です。

 
この油と調味料の合わせ具合も激烈に美味しかったため、700円以上払ってでもこのパスタを食べたくなる人は多いかもしれまいと勝手に夢想します。それほど癖になるほどの美味しさです。
昨日まではこれに大葉とブロッコリースプラウトを添えて食べていました。
でもなくても十分に美味しくて満足しました。
コツは茄子を炒め過ぎないこと、黒胡椒を多めに振ることです。

 

 

今日は、12時41分からずっとこれを書いてて、今は夜の19時18分です。(推敲後は20時58分です)

疲れましたが遣り甲斐のあることです。

一人でも多く愛の激烈に深い菜食へ移行してもらいたいので、残りの続きの「菜食への移行によって不調になる理由PART2」も明日記事にできたらと想います。

 最後まで真剣に御読みくださった方々、有難う御座います🌟

 

 

 

 

 

 

 

 


ハゲ(薄毛)の原因、花粉症はビーガンで治そう!

2018-04-02 20:18:10 | 食と社会問題

花粉症」というアレルギー性の病気に悩まされている人が激増しているらしい。

ということは花粉症はハゲの原因とも言われているので、薄毛の方も激増しているらしい。

 

 

近年、10歳以下の幼児が発症する低年齢化と高齢者患者の増加傾向にあり、政府は5人に1人が悩む花粉症を国民病として、その根治治療の開発にも取り組んでいるとゆうが、全然取り組めてへんやん。

なので、わたしは花粉症の原因となるものを約5秒の考察で導き出した。

アレルギー性の病気とは、すべてが「免疫力の低下」から起きるものである。

何が人類の免疫力を低下させているか?

君の免疫力を低下させ続けている(君をハゲさせている)ものは、これだあ!

 

  1. 魚介類
  2. 乳製品
  3. 砂糖(特に白砂糖)
  4. 人工添加物
  5. アルコール
  6. 残留農薬
  7. 小麦(グルテン)

 

という結論に至りました。

 

「ぼくたちがきみをハゲさせるよ💙!!!」by花粉

 

だから、花粉症が辛ければ、これらの食材に気をつけ、全く摂らないようにしましょう。(少しでも摂れば治らないという情報が多い)

なのでビーガン(完全菜食)になって白砂糖と添加物と残留農薬とアルコールに気をつけ、さらにグルテンフリーを心掛けるとあなたの花粉症とハゲは治る可能性が高いと見た。

 

 

 

参考サイト

5人に1人が花粉症。私が花粉症になってわかった「花粉症を悪化させた食べ物」と「花粉症を改善するために食べた食べ物」。

花粉症が薄毛を進行させる噂を調べてみた!その結果は?

 

 


生者の奢り

2017-12-11 16:11:19 | 食と社会問題
死者の奢り、然もなくば、生者の奢り。なるものを俺はここんとこ、ひしひしと感じながら息してる。
何でかっちゅいますとお。
俺はまず”栄養”というものを見破っていたな。と感じることがここんとこ、続いているからである。
何でかっちゅいますとお。

俺は水だけの”本断食”というものを、去年にこれ三日間やった後に、あ、なんや、栄養って摂ればとるほど人間を駄目にするんじゃんけやんばい。ということに気付いてしまったが為に、俺は栄養というものは、摂らないば摂らないほど、人間を素晴らしくするに違いないと想い違って、これを実証する為に我が身を投じて栄養を摂らなくても健康的に生きてゆけることの証明を世に打ち広げたいと野望を抱いて、それを実行し、面白くも自分の不調という動かしがたい結果によって惜しくも、これが間違いであったのかもしれまい。と想いつつ、ある俺の2017年12月10日午後18:18であった。



(わたしは決して人を不快にさせるためだけにこの記事を書いたわけではないが、これから書くことは著しくも人類を不快にさせる言葉が羅列しているかと想う。しかしわたしは他者を非難する為に何かを書いた覚えはない。わたしにとっての他者とはわたし自身に他ならず、どのような言葉も、自分自身に向けて発している言葉であることを、理解していつも読んでもらいたいと想う)



とにかく俺は、今夜は俺のレシピを載せようと想って、この記事を書き始めたわけだけれども。
あんまり、気分が乗らないのも、事実である。
なんでかと言うと、俺はレシピというか、料理の写真そのものがどうにも断食を遣り終えた途端に苦手になってしまった人間であるからである。
何かこう、大体の料理が、それが完全菜食料理であっても、グロテスク極まりないものに見えて仕方なくなってしまったからである。

そのほとんどは、加熱食であり、加熱料理というのは、いくら植物性100%であっても、植物は死んだ状態の、言わばこんなことを言うと多分反感を大いに買いそうであるが、断食を終えた俺の目から観ると、それが所謂”死体料理”に見えてしまうものがあって、結構つらいものが俺の内に芽生えてきたのも、事実である。

だから”断食”っていうのは、それほど人間の感じる感覚さえも激変させてしまうほどの驚異を生み出すほどの行為と言えるだろう。

なので俺は、今から植物の死体料理というものを載せたいと想う。(右に置かれているはいつからそこに置かれているかもわからないほどの腐った水が入っているグラスである)


♲Vegan坦々麺(植物100%)♲



❆レシピ❆

大豆ミート
有機グルテンフリーパスタ (とうもろこし原料)
自然栽培の白菜とエリンギ
オーガニック ケチャップ
オーガニック、野菜ベース(野菜ブイヨン)
オーガニックゴマタヒニ(白ゴマペースト)
天然ピーナッツバター
プロヴァメル 豆乳飲料
ユウキ 四川豆板醤





(追記:本日作った白葱とスーパーの椎茸とエリンギ入り。豆乳を入れ忘れたのであとで追加しました。)





残念ながらオーガニックのピーナッツバターではないので、次からはiHerbでオーガニック・ビーガン検索したピーナッツバターのどれかを買おうと想う。。。

大豆ミートは残念ながらオーガニックや自然栽培(無農薬・無肥料)のものはほとんど売られてはいない。(大豆やとうもろこしは遺伝子組み換えのものが多いため、必ず”遺伝子組み換えではない(Non- GMO)”表記のものを買ってください。なおオーガニック記載であれば遺伝子組み換えではありません。)



ジャックの豆ミート・チャンク(1kg)
アリサン有限会社

ジャックの豆ミート 1kg アリサン
サボ ソイミート ナゲット 200g
サボ ソイミート ナゲット 200g

次からはこちらなどを買おうと想う。

豆板醤は高いけれども、自然栽培のものもあるようだ。次からは是非こちらを購入してみたいと想う。
山田さんの自然栽培豆板醤 150g





これがその、昨晩撮った俺の作った植物の死体料理である。
どうですか?これ。
めっちゃくっちゃに美味かったですよ。マジっすよ。
これはVeganインスタントラーメンヤマダイ T's レストラン タンタンメンの原材料を元に作ったものです。
なので味噌を入れても美味しいと想います。(味噌の代わりにケチャップを入れています。トマトは旨味成分であるグルタミン酸が豊富で隠し味として入れると旨味とコクを出せるのです)

一回、ちょっと材料を揃えるのは大変ですが、とにかくオーガニック、自然栽培の
材料で作ってみてもらいたいです。
特に自然栽培の白菜はとても甘くて、この美味しさを知るなら、農薬や化学肥料で育てられた野菜がどれほど野菜本来の美味しさを奪っているかが分るかと想います。
野菜苦手な人はたぶん農薬・化学肥料で育てられた野菜の独特な苦いえぐみというものが苦手だからではないかと想います。

自然栽培の野菜はほとんど”甘い”んです。
また、有機栽培では有機肥料を与えすぎて植物が元気をなくし、まずくなりますので、一番美味しいのは無農薬・無肥料の自然栽培のお野菜・果実・穀物です。

俺はここんとこけっこー元気でいます。(俺はやっぱりセリアック病かなにかで、グルテンに過敏な体質のようです。グルテンを摂れば摂るほど身体と精神状態が悪くなります。できる限り、グルテンフリーのVegan商品が出てくることを願っています。)

やっぱり栄養は大事なんですね。(といっても動物性のものは人類は摂る必要はまったくなく、むしろ摂れば摂るほど健康を害し、精神状態も悪くさせます。なので完全菜食に不安な方は栄養バランスのすっばらしいスーパーフードスピルリナなどを毎日摂るようにすればええのではないかと想います。)


やっぱり植物であっても、加熱することによって死体と化してしまうのではないかと俺は最近よく想っている。(また何遍も言うけれども、加熱食は栄養素が減殺されるためどうしても過食になってしまい、過食は人間の健康を損ないますし、地球資源も奪います。だからできる限り生菜食であるほど健康と地球に良いということになります)

ローヴィーガニズム(完全生菜食)は完全菜食よりも身体と地球に良いということは分っています。
なのでローヴィーガン(完全生菜食者)になりたいとずっと願っているのですが、冷蔵庫の壊れた家に住むわたしは結構きついなと想って、つい加熱食に陥ってしまっています。
さっきの写真に挙げたあの量(直径12.5cmのボウル)がわたしの一回分の食事の量ですが、一日に何食食べるとかまったく決めていないがために、あの量を多い日は三回以上は食べてしまっているかもしれません。

しかし俺はみんなに、どうせ食うなら?動物の死体料理よりも、植物の死体料理のほうがマシでっしゃろ?という声明の元に、このブログを書いているのである。
何で、なんで動物の死体料理よりも植物の死体料理のほうがマシなのか?

それは動物は人間に近く、植物は人間に遠い。ということを俺は想う、感じるからである。
どっちかっていうと、動物のほうが植物よりか、人間に近いと言えよう。
だからあ、やっぱり動物の死体料理と、植物の死体料理、どっちが気色悪いかというと、これは動物の死体料理のほうが、共喰いの感覚を人間に感じさせるので気色悪い感覚になるのが自然なことなのである。

一つ、俺には言えることがある。
動物を食べときながら、殺人者を死刑にしろ、とか、殺人者を気持ち悪がり、殺人者を責めるとか、殺人者を裁こうとするとか、そんなこと、できる資格ないですよ?
動物の死体食べているだけで、全員、鬼畜だし、気持ち悪いですよ?

動物を殺して食べることと、人間を殺すこと、何がどれほど違うのか?
俺は想う。それは大して変わりはないよ。

大量生産の場とナチスの強制収容所、それは大して変わりはないよ。
ホロコースト(大虐殺)を、一体いつまで続けるつもりなんだ?
人類は、一体いつになったら気付くんだ。
自分がしていたことが、”大量殺戮”であったということを。

”肉食”によって、”大量殺戮”は行なわれている。
”肉食”さえ行なわなければ、”飢餓”で死んでいく人はほとんどいなくなると言われている。

俺はこの凶暴な悲憤を、日々どうにか抑えこんでいる。
それは間違いなく、肉を約30年も食べ続けてきた自分自身に対する、凶暴なる殺害願望へと変じるだろう。

だから俺はあらゆる意味で、”肉食”を続ける人類に対して危惧している。
それはいつの日か、自分に対する殺害を自ら乞い求む行為であると。

肉食を続けてきた人間が、拷問された挙句に殺されても文句など一つも言えない。
それだけのことをしてきたということである。
それが”肉食”という”共喰い”の習慣である。



















最悪な食べ物による人類の報いとは

2017-12-04 01:40:26 | 食と社会問題

たった二日前とかですよ、わたしが無性に魚を食べたくなって苦しんでいた日は。
 そのたった、一日後に、届いたヤマダイ T's レストラン タンタンメン 67g×12個という動物性素材を一切使用していないラーメンに、同じく届いたマルコメ ダイズラボ 大豆肉乾燥フィレ 90g を入れて食した瞬間から、わたしは魚を食べたいなどと全く感じなくなりました。

 たった二日前にはお魚料理とかの写真をネットで目にするたんびに、食べたいな・・・と感じてしまっていましたが、今そんな写真を観ても全く何も感じないというくらいの大きな変化です。

 しかもここ一ヶ月かなり落ちていてイライラとしてばかりだったし、またヤフコメ欄に皮肉ばかりの返信をし続けるという普段の自分ではやらない行動をよくしてしまったりしていたのですが、大豆肉入りの菜食ラーメン食べた日から気力もすごく出てきてすっきりしたポジティブな感覚にさえなっています。

 自分の性格はとにかく色んなものを試してみたいという性格で、今月この食生活ではどうだろうか?と食事も色々と試していますが、先月はさすがに精神が著しく病むほどの酷い食生活だということがこれでわかりました。

 先月の食生活はどういうものだったかと言いますと、なんでかじゃがいもと人参が無性に食べたくなったので自然栽培のじゃがいもと人参を大量に購入し、それで作ったポテトサラダにベジマヨネーズ(卵不使用)をかけて食べる日が多く、あとはマクロビの惣菜パンも纏め買いしたところお金がなくなってしまったので、それプラス、ビーガンポテトチップスを一月に4袋平らげる、毎朝起きるのがつらい、毎日変にしんどくて赤ワインを昼から飲むという食生活でした。。。

 (上記のインスタントラーメンの添加物(化学調味料はゼロです)は確かに多めですが日本には珍しいビーガン(完全菜食)インスタントラーメン(ノンフライ麺)です。ビーガン新商品はどんなものかすごく気になるので試しに買ってみました。食べた後のむかつきやしんどさなどの不快感や食べても物足りないといった感覚は今のところまったくありません。)


 とても、美味しいし満足しています。
 多分コレは大豆の栄養価と、さらにこの菜食ラーメンの美味さと、さらに大豆に含まれているトリプトファンという幸福ホルモンであるセロトニンを分泌する成分が20g中104mgとかなり多く含まれていることが原因ではないかと考えている。

 トリプトファンの効果 - 神経伝達物質を作る必須アミノ酸の働き

 トリプトファンを多く含む食品はこれだ!実際に摂取できる量を算出

 大豆はマグロ赤身の100g中300mg、アジの50g中115mg、豚ロース100g中230mgの含有量を遥かに超えた量なのがお分かりいただけるかと想います。

 豚ロース100gっていうと生姜焼き用のロースが5枚で117gとかですね。豚肉のカロリー(しかしこれは生での含有量です。この記事の後に焼くことでトリプトファンはかなりアップする話を書いています。さらに焼くことの最悪な危険性について書いていますのでどうか最後まで読みください。)

 生活する上で必要なトリプトファンの一般的な摂取量の目安は体重1kg当たり、2mg程度と言われています。
成人:体重1kg当たり2mg程度 = 体重が50kgの場合100mg程度

 また、不眠やうつ症状の改善などを目的とする場合にはこれ以上の摂取目安量が必要とも言われています。




 このトリプトファンという成分はですね、摂り過ぎには注意が必要らしいのです。

 トリプトファンの摂り過ぎは要注意!



 トリプトファンを多く含む食品とレシピ



 尚、タンパク質には動物性(肉、魚、卵、チーズなど)と植物性(大豆、豆類、穀類など)のものがありますが、
動物性タンパク質に含まれるBCAAという種類のアミノ酸は、
トリプトファンが脳内へ届くのを阻害する性質があるため、
BCAA/AAA比が動物性タンパク質よりも低い植物性タンパク質のほうが
 脳内でセロトニンの材料として利用されやすいようです。


 とどのつまり動物性タンパク質は実はこの人類に幸福をもたらすトリプトファンという成分を人間が脳内に届けて利用できるようにすることを阻害する性質があるということですね。(魚介類、乳製品、および卵も動物性です)

 脳内に届けて利用されてはいないのに、トリプトファンという成分自体は体内には摂りすぎている状態の人たちばかりなのではないか?

 だから、動物性たんぱく質を摂りすぎることによって精神はより不安定となり、人類の幸福感は減って、イライラするとか、落ち込みやすくなる、はたまた不眠や鬱などの症状として現れてくる、最悪の場合、犯罪に走るなどの社会にとって好ましくない性質の人類を生み出すがため、人類は動物性たんぱく質の摂取量を減らし、トリプトファンは植物性タンパク質から摂ろうと心掛けることが望ましいのではないか。

 っつってわたしは完全菜食者になるもう十年以上前から慢性的な鬱症状のなかに生きている人間ですが、大豆肉入りの菜食ラーメンを摂っただけでここまで気分が激変するということにかなり驚きを実感しているので、わたしはこの惜しくもこれまで見落としてきたトリプトファンという成分をどうすれば上手い具合にええ感じに摂取し続けていけるか?ということをこれから実践しながら、同時に栄養学をより学んで行きたいと想います。


 で、このトリプトファンっていう成分はですね、また、肉に共通した特徴ですが、焼いて調理した方がトリプトファンは多く摂取できます。と書かれているので、焼くことによって増加するようです。


 妊娠中の胎児への影響に関しても報告例があります。
 妊婦がトリプトファンを1000mg摂取したことで、胎児が呼吸不全を起こしたというのです。



 トリプトファン1000mgっていうと、鶏のむね肉の皮ナシの100g焼いたやつがトリプトファン490mgとなっているのでその鶏肉を200g強以上食べることによって、胎児が死ぬ可能性があるということですね。
 鶏のむね肉なんてあっさりしてるから食欲旺盛なときには結構ぱくぱくと普通に200g強とか食べてしまうのではないでしょうか。

 鶏肉のカロリー
 これの上から二番目の写真が鶏むね肉の265gです。普通に一回の食事でペロッと食べちゃいそうな量じゃないですか?しかも焼くと結構縮みますよね。
 これ、食べただけで胎児が死ぬかもしれないわけですよね。


 ここから特に重要な話になります。


 アミノ酸の一種であるトリプトファンの加熱分解物などから発見された物質が、焦げた肉や魚に含まれている発ガン物質測定値より数百数千倍も
 強力であることが判明した
そうです。





 このサイトを読むと、強力な発ガン物質のうち、アミノ酸の一種であるトリプトファンの加熱分解物のなかでも代表的なもので、焼いた牛肉、天日で乾燥させて焼いたイワシ、イカなどに特に多く含まれているようです。


 トリプトファンの含有量が多い食品ランキング

 ということは、このサイトに載ってるトリプトファンの含有量が多い動物性食品ほど、たぶん焼いたら発がん性物質が多く発生するのではないか。

 何故か焼き牛肉はなくて、ゆで牛肉が3位に載っているのは、焼肉系チェーン店の業界と政府の癒着というものがあって、これの引用先の含有量の統計を行なった文部科学省によって規制されている可能性があるのではないだろうか・・・。マクドナルドとかも・・・。

 焦げた肉や魚が発がん性物質で最悪に身体に悪いとかってほとんどの人間は知ってるじゃないですか?
 でも牛肉や豚肉や鶏肉の焼いた奴食べただけで、その数百数千倍も強力な発がん性物質があると判明されたとなると、この情報がなんで世界に行き届かないのかは、規制が政府とかによってかかっているからだと疑ってもおかしくありません。

 で、この本当に最悪な発がん性物質が焼いたトリプトファンの多い植物性食品にもそこそこ含まれている場合、トリプトファンの含有量の多い大豆製品や、ごまなんかも焼いて食べないほうが良いということになりますね。
 だからって大豆は生では食べられませんが、ローヴィーガン(完全生菜食者)が一番健康的だと言われているのも、野菜や果物を生で食す(非加熱食)ことが一番、発がん性物質を摂らない食事だからかもしれません。

 焼き牛肉のトリプトファンの含有量は100g中あまりに危険な量であって、それをたった少量でも食べることによって胎児は呼吸不全になるし癌にも簡単になるという話が知れ渡ったら、牛肉資本主義―牛丼が食べられなくなる日なんて本が書かれるほどに世界で莫大な利益を収め続けているのが畜産業の特に、牛肉なわけですから、これは企業や政府は秘密にしたい話でしょう。

 とにかく畜産業は環境破壊、環境汚染、持続不可能な資源の浪費によって地球を滅亡へと急速に向かわせていますから、これから肉も乳製品も食べたくても食べられない時代はやってくると想います。

 で、今日はトリプトファンの話題を先にしましたが、今からは魚の話に絞ってします。

 わたしがなんでこれだけ気力溢れてこの記事を今書けているのか、それは大豆のトリプトファンが影響しているからではないかと考えていますが、先日までは無性に魚介類が食べたくなり、その食欲を我慢するのに必死でした。
 本当に脳内で悪魔の声がしてね、「買っちゃえよ。寿司。喰いてーんだろ?魚を苦しめてでも、買っちゃえよ」みたいな声がね、してね、やばいなと想いました。
 それが最初に載せました大豆肉乾燥フィレを入れた菜食ラーメンを食した瞬間、すっかりそんな声が消え失せたのです。

 つまり栄養がほんまに足りてなかったから、わたしは魚介の栄養を肉体が欲したのであるだろうと結論に至っています。
 で、その栄養を、見事、大豆肉乾燥フィレによって補えたから、こうして元気になったのではないかと。

 ほんで、さっきお魚の苦痛というものに関するものをネットで幾つか見まして、心から、食欲に負けて魚の食品を買わなくて良かったと想いました。


 魚は痛み感じる能力があり、痛みの感じ方はヒトの新生児や早産児以上(英魚類学者研究)

 まずこのページを観たんですが、魚が痛覚があるというのはわかっていたのですが、それが人間の新生児や早産児以上とかわかったって言われたら、あなた、きっついじゃないですか。
 人間の子供を食べてまで食欲を満たしたい人間は、わたしの愛するシリアルキラーのアルバート・フィッシュくらいじゃないですか?いや、もっといてますが・・・
 (わたしが彼を愛しているのは彼が本当に悲しい表情をした人間だからです。)
 また名前が変なところでシンクロしていてフィッシュです。

 魚の痛覚が人間の赤ちゃん以上となれば、人類は赤ちゃんや子供をどのように殺して食べているのか。


 10㎏ブリの神経〆&捌く
 


 で、このちょっとちょうど人間の赤ちゃんや幼児サイズのブリを猟師さんが〆るというyoutubeの動画をね、わたしはじっくりと初めて観たのです。
 ドキュメンタリー映画の「アースリングス」でさえも、大型の魚の〆かたを、ここまで詳しくは残念ながら映せていませんでした。

 (一般的に動物は大型になるほど痛覚を感じ取る神経が発達しているとされています。
 なので人間よりも大きな動物、例えば馬や牛とか象とか、鯨など、もしかすると人間以上の痛みを感じている可能性があります…

 また、無脊椎動物であるロブスターを生きたまま茹でる映像ではものすごい悲鳴をあげたりしていました…痛みは脊椎のあるなしは関係ないのかもしれません。)


 わたしは心底、この動画を観て、もっと早く観ておけば良かった・・・・・・と後悔致しました。
 なんでかと言うと、わたしは2012年2月に突如Vegan(完全菜食者)に移行したのですが、そのたった5ヵ月後には、魚介類だけは食欲に負けてその後2015年の9月まで食べ続けてしまった人間だからです。

 この動画さえ観ていたなら、わたしはずっとVeganを頑張り続けてこれたかもしれない。と後悔して、また悲しくなりました。

 まるで、このブリが、人間にしか見えませんでした。
 2012年にアースリングスを観たときは、哺乳類や鳥類から魚のシーンに入った途端、一気に楽になる感覚がありました。
 でももうその感覚も今はありませんでした。
 このブリがまだ生命を絶たれていない内に、尻尾を切り落としたところから脊髄に針金を挿し込まれるという拷問を受け、生きたまま解体されてゆく人間の姿にしかわたしには見えなかったのです。


 針金といってもしっかりと肉の中に挿し込めるほどの太い針金です。
 一体どれほどの苦痛なのだろうか・・・・・・?
 自分の脊髄に針金を肛門から思い切り挿し込まれるような感覚が消えません。
 人間の赤ちゃんに誰かがそんなことをすれば、その人間は一体どんな非難を受けるでしょうか?
 でも人間の赤ちゃんと同じ痛覚を持っていると言われる魚が拷問の苦痛を受けているかもしれないことに、人々は深刻に考える必要があるとわたしは想いました。

 それは魚を護るためというよりむしろ、人間にこの先訪れるかもしれない因果応報というものを考えずにはおれないからです。
 このブリが受けた拷問の苦痛と同じほどの拷問を人類がこの先受けることがわかっていたなら、一体誰が魚を食べ続けるのか?
 それこそアルバート・フィッシュくらいかもしれませんが、たぶん彼もこんなのは嫌だと想うかもしれません。

 またこの生きているうちから脊髄に針金を挿し込むという遣り方は日本の牛のと殺(屠畜)方法でも同じです。
 家畜(大型の魚や鯨、イルカなども)はみな生きたまま解体されていきます。
 それは死んでから解体すると血が上手く抜けなくて肉がまずくなるからです。

  牛の 食肉処理方法 牛海綿状脳症
(BSEいわゆる狂牛病)について
 全農ホームページ



(ピッシング)と体は剥皮や吊り上げ時の刺激で反射運動を起こし、足を大きく動かすことがあります。
これにより、作業員は危険な状態にさらされます。
そのため、銃撃であいた額の穴からワイヤーを挿入し脊髄の神経を破壊します。

このとき、特定危険部位である脊髄の一部がワイヤーを介して汚染する可能性があるため、この方法に変わる不動体化処理の開発が望まれています。



 脳の脊髄にはBSE (狂牛病)の病原体とされているプリオンが特に多く含まれているとされています。
 なのでこの方法はそのプリオンを他へ飛び散らす可能性があり大変に危険なのです。

 また魚の神経締め(〆)というものは、魚を即死させると勘違いしている人が多いようですが、決して締めるとは殺しているわけではないのです。

 心臓が生きている状態で捌いていかないと血が流れて行かなくて血抜きができず味が落ちるからです。


 魚を締めるとは、人間でいう脳死状態を作り出し、心臓は生きているうちに解体するということになります。
 人間で想像してみると、それはあまりにおぞましいものです。
 それに魚がしっかりと脳死状態であるかの確認などされないうちから解体されてゆきます。

 魚がその間に、痛みを感じていないかなど、人にはわからないでしょう。
 生命とは神秘に満ちているので、痛覚というものも、神経を殺したり脳死状態では存在しないとは言い切れるものではないからです。

 わたしはこの動画を観る以上、ブリがずっと苦しみ続けているように見えてなりませんでした。



 それに魚介類の乱獲や海水汚染によって海の生物はものすごく減ってきています。
 このままでは海洋生物は次々に絶滅へ追い込まれて生態系は狂い、人類も滅亡すると警告され続けています。

 オーガニックではない商品をわたしは紹介致しましたが、食品、生活用品すべてできうる限りオーガニックのもの、または自然栽培やクリーンルーム栽培などのものを買うことを心掛けています。

 農薬や化学肥料は河川と海へ流れ、また土壌も激しく汚染します。
 それから動物性肥料によっても汚染します。
 しかしオーガニックや自然栽培の商品はまだ作る企業が少ないためにほかに比べて高価です。
 それでも栄養価は無農薬、無化学肥料の食材が一番豊富ですから、買う量さえ減らすなら続けていけます。

 農薬や化学肥料で栽培された食材と同じ量を買う必要はないということです。
 また人間は食べ過ぎるほど病気になると言われており、昨今では一日一食分を食べるのが健康的だと少食、粗食ブームが訪れています。

 これは過食や肉食中心の生活をし続けた人たちが病気になった際に、菜食や少食で病気を治している人が増加してきたからだと想います。

 何を一番に優先するべきか?と考えると、まずは人類は菜食になる必要性がある時代へと入っています。
 これはかなり緊急な移行の必要性があります。
 そしてその次に優先するのは環境汚染のない商品をできる限り選ぶということが必要になってきます。

 だからまずは、菜食の商品で満足できることを知ることが必要です。
 わたしが載せた菜食ラーメンや大豆肉などの菜食商品を試してもらって、植物だけでもこんなに美味しくて満足感、満腹感というものを感じられるんだということを知ってもらいたいのです。
 (ちなみに大豆肉(大豆ミート)はわたしはブロックよりも薄切りのもののほうが胃にもたれなくて向いているようです。ブロックは食べ過ぎて胃が苦しくなったりしますし、胃腸が弱い方はフィレタイプやミンチタイプを買うのが良いかもしれません)

 動物性食品は前述の通りに、幸福ホルモンを促すトリプトファンを阻害し、また焼いたものは発ガン性物質がやばいほどあるということを知ってもらって、身体にも環境にも生物にも優しい人間になって本当の幸福というものを感じられるようになって貰いたいのです。

 人間以外の生物の幸福が、直接に人間の幸福に繋がっているんだということを感じてもらいたいのです。

 わたし自身、鬱症状はいまだに在りますが、それでも菜食を志すことができた頃から、ものすごく感じられる幸福感の度合いというものが深まってきたことを実感し続けています。
 それは動物たちを苦しめ続けているという潜在意識の深い罪悪感から解放されたことも関係しているように感じるのです。

 人間とは他者に優しくなれるほど幸福感というものも深まるのではないでしょうか。
 人間を救うものとはなにか?と真剣に考えたとき、わたしは菜食になることを決意したのです。



 動物の苦しみを訴えるといつも誤解されますが、わたしは動物愛護者より先に、人類愛護者なのです。
 人類の殺されることの苦痛を目の当たりにしてVeganになりたいと想ったのです。
 だから何度も何度もわたしはしつこくこのブログで動物を苦しめ続ける人類に対する危惧を叫び続けているのです。

 一緒に頑張りませんか。わたしと一緒に、完全菜食の道を。
 地球ももう、限界に近づいて来ています。

 

 

 



参考になる記事:あと25年で「30億人分の水が足りない」状況になることを報告したウィキリークスがリリースした機密文書 : 原因は世界中で進行し続ける過度な肉食

 

 

 

 

 

 

 

 


「わたしは厳格な菜食主義を中断します」

2016-12-19 20:02:18 | 食と社会問題
ヴィーガン(菜食主義者)のミュージシャンなどは外国では特に珍しいこともないのだろうけれども、最近私の前から好きな二人のアーティストがヴィーガンであるという情報をネット上に見かけてとても嬉しく感じた。



一人はGrimes(グライムス)というカナダ出身の女性アーティストで彼女の音楽というのは実にこの新しい世が来ることを予感する時代、地球の転換期という今の時代を象徴しているようなパワフルなエネルギーに充ち満ちて非常に素直で心地の良いスピリチュアルの深さを感じるアルバム「Art Angels」を2015年に出してくれて、私は非常に喜んだのです。
さらに、彼女のその無駄な脂肪を一切つけないというスレンダーで少年のような体形を見ていても、もしかしたらベジタリアンっぽいなと思っていたが予感は当たっていた。












Grimes - Butterfly [Official Video]



何べん聴いても鳥肌が立つ。
これだけ深い音楽を創られるのは彼女がとてつもない悲しみや苦しみを知っている人だからに違いないと思っていたが、それも予感は当たったと言っていいだろう。
ヴィーガンは深い悲しみや苦しみを知る人がなりやすいと思うし、また生命の苦しみを知ってヴィーガンになった人は特にヴィーガンになってからは新たなる悲しみと苦しみの中に毎日を生きることになる人だからである。

自分はヴィーガンであることを選んで生きることが今できている。
畜肉を食べなくなってもうすぐ5年。
これまで何度と食欲に負けて魚介類を摂っていた時期や、乳製品や卵を少々摂ってしまったことが幾度とあったが、今年の6月からは植物以外を一切口にしていない。
これだけを取っても、自分のこれまでの苦しみの価値はとても大きなものであると感じている。

自分はたった一人ではヴィーガンになどなれなかっただろう。
自分が最初にヴィーガンを志したのはシルバーバーチという聖霊たちの愛なるメッセージの御蔭であったし、断念の後に二度目にまたヴィーガンを志したのは平沢進の御蔭なのです。

彼らに私は救われました。そして彼らはわたしの犠牲になる存在を同時に救ったのです。
彼らがいなければ私はヴィーガンにはなれなかったかもしれません。

私の夢は、宇宙のすべての世界で、みんなが他者に優しい生活を送る世界に生きることです。
それはただたんに全員が厳格な菜食主義に生きるということではありません。
私は強制的に行われる生命の耐え切れない苦しみを宇宙からなくしたい。








最初に戻って二人目の私の好きなヴィーガンのアーティストはドラッグ所持で逮捕されてしまったこともあってかなり心配していたニューヨーク出身のDIIV(ダイヴ)というバンドのヴォーカリストであるザカリー・コール・スミスです。











DIIV "How Long Have You Known?" (OFFICIAL VIDEO)




すごく可愛らしいvideoです。DIIVの音楽はずっと聴いてるうちにものすごく陶酔感に浸って心地がよくなってくるのが特徴的です。
繊細すぎて儚げな存在感を持つヴォーカルのザカリー・コール・スミス、かなり厳格なヴィーガンであるようです。

DIIV’s Zachary Cole Smith on Loving Nirvana, ‘My So-Called Life’


NYCで好きな食べ物:
"私はマンハッタンのアンジェリカキッチンが好きです。
私はそこで働いていたので、私は夢中になりました。
それはビーガンレストランです。
私はビーガンです。
しかし、私が食べる場所は食料雑貨店です!
いくつかのキャベツを手に入れて、ケールを手に入れて、それを蒸してください。
あなたは素敵な食事があります。


と、Google直訳ですが、意味は十分わかります。どうやらザカリーは「ぼくはレストランで食べるよりも食料雑貨店で食べるほうが好きです!そこに蒸し器を持ってってそこにあるキャベツやケールを買ってその場で蒸して食べるのが好きだからあなたもやってごらんよ、素敵な食事がそこにあるよ」と言ってるようです。

なかなかに大胆なザカリーくんですね。微笑ましい限りです。

そんな彼と同じくヴィーガンであるというグライムスが2013年にはちょっとしたヴィーガニズムにまつわる衝突があったようです。

DIIV's Zachary Cole Smith Criticizes Grimes' Views on Veganism


Google翻訳で他のサイトもいくつか訳してみますとおそらく、こういうことがあったようです。

おそらくヴィーガンだと言っていたグライムスが牛を倫理的に扱っているというBen & Jerry's会社のアイスクリームを食べて、その会社のアイスクリームをTumblr上で宣伝しているのを見て、DIIVのザカリーがツイッター上で批判めいたことを言ってしまった。



grimes' version of veganism is called "NOT vegan", even if a dairy cow is "treated ethically" doesn't mean u aren't consuming/exploiting her

たとえ乳牛が「倫理的に扱われている」とは言っても、あなたが彼女(乳牛)を消費/悪用していないわけではありません

非常に熱い人間ザカリーです。熱い人間は大好きです。


グライムスの考えと言うのは倫理のためとアイスクリームの背後にある会社を守るためであり、
「ベンとジェリーは私が今まで食べたアイスクリームの唯一のブランドで、彼らの牛は倫理的に扱われています。
現在の冷凍庫ガスと異なり、地球温暖化に寄与しない代替冷媒を使用する」と述べていると。

ザカリーはその後にすぐツイートを削除し、グライムスはDiivを尊重しているし、「私は本当に彼の献身を称賛しています。」
とのことだが、グライムスが言いたかったのはヴィーガンという存在がただの偏った食品を食べる偏屈で独断的な人々であってはならず、彼女は牛が倫理的に扱われ環境問題も考えられている会社であるならば、牛乳などを摂っても良いというような柔らかい考え方を推薦していきたいということではないかな。

健康問題と飼料問題は別としても、グライムスのような考えはヴィーガンでない人たちにも受け入れられやすいだろうし、いきなりヴィーガンになるという人々のやりづらい方法よりも消費する会社を選択することで護ることのできる存在たちがいるということを教えているわけだから、とても良い主張であると思うし、グライムスが会社の人たちのことまでちゃんと考えていることはとても愛が深くて私は感激します。

ヴィーガニズムというものが動物を愛護する一方で人々に否定的で非難的で批判的、攻撃的であるものと思われてはならず、グライムスのような、人々が段階的に転換していけるような方法を推薦していくことはとても大事であると思います。


ザカリーはきっと素直に大きなショックを受けたんだと思います。
ヴィーガンだと思ってたのに何故乳製品を摂るのだろう…と。
ヴィーガン仲間ってとても貴重なものだし、ザカリーがつい感情的になって呟いてしまった気持ちも良くわかります。
少しきつい言葉で物事をはっきりと述べるのはグライムスも同じで二人は似たもの同士なのでしょう。
まあ直接的じゃなくてなんでツイッター上とかで言うのかは、やっぱり互いに直接には言いづらいからなのかな。



なにはともあれ、私はこの二人に酷く感動しました。
私も二人の堅い信念と献身に深く感心し、称賛します。

私の夢はみんなが菜食になるという世界ではないし、みんなが人間以上に動物を大事にする世界でもありません。
動物が苦しむことがないなら、お乳や卵をもらっていいと思うし、肉だって、彼らが自由に生きた後にその死を人間が頂くなら何の問題もないと思っています。
飼料問題、環境問題も食べ物が平等に行き渡り、必要以上の量を生産しないならば、何の問題にもならないはずです。

このままの調子で行くとこれからどんどん深刻な環境問題、食糧危機、水不足の時代へと地球は入っていきます。
ますます世界中でベジタリアン、ヴィーガン、菜食の人は増えていくでしょう。
特にアーティストのような影響力の強い人がなれば、着いて行く人は多いはずです。

人類の滅亡、生物の滅亡を私は回避したいと思います。
今の文明を私はとても、愛しているのです。
素晴らしい文明だと思います。
言いたいことを何でも自由に発表できるこのインターネットがある文明は魅力的な文明です。

生まれ変わっても、またこの文明に生まれてきたい。
幻想が終わらない文明に。

私の犠牲になった者

2016-06-28 07:13:01 | 食と社会問題
自分がこれまでに食べてきた肉の量が、何頭分、何羽分になるかを計算しました。

自分は30歳の時に食肉産業のあまりの残酷さを映像で見てから一切畜肉(牛、豚、鶏などの肉)
を食べていないので、1歳から離乳食で肉を食べ始めたとして29年間の食べた肉の量を計算しました。


農林水産省発表の「国民1人・1年当たり供給純食料」を見ると、
平成24年では牛肉6.0kg、豚肉11.9kg、鶏肉11.4kgとなっています。



1歳~5歳は三分の一の量の計算で、5歳~10歳は半分の量の計算、10歳~30歳までは成人の平均の量で計算しました。


1歳~5歳 

牛 8kg
豚 15,8kg
鶏 15,2kg


5歳~10歳

牛 15kg
豚 29,8kg
鶏 28,5kg


10歳~30歳

牛 120kg
豚 238kg
鶏 228kg


29年間の合計で、

牛 143kg
豚 283kg
鶏 272kg


牛や豚の体重って?一頭からどれ位の肉がとれるの?

牛は、と体(と殺された家畜の体全体のこと)の60%弱が枝肉になります。
そしてとれる肉はそのうちの約45%です。
他の55%は骨、腎臓、脂肪です。
計算してみると、体重が800キログラムの牛からとれるお肉の量は、200キログラムちょっとでしょうか。

 豚では、と体の約70%が枝肉になり、枝肉の約70%が肉になる部分です。
体重90キログラムの豚からは、44キログラムくらいの肉がとれることになります。


鶏肉は1羽あたり約1kgくらいだそうです。

それで計算しまして、29年間私が食べた(自分が食べるために食肉にされた)のは

牛 1頭
豚 7頭(6,4頭分で7頭の犠牲となります)
鶏 272羽

これだけの命が私のために犠牲となったという計算が出ました。
しかし肝やホルモン(内臓類)などはめったに食べてこなかったし(とれる肉の量に内臓も入っているなら)、部位によって自分がどの部位をよく食べたかで計算できるならもっと多い犠牲となるはずです。

昔からガリガリの体質で少量ですぐに満腹するので平均より肉は食べてこなかったと思いますが、それでも牛肉一切れ食べただけで当然ですが牛一頭を犠牲にするのと同じことなのだと改めて感じました。
牛一頭を殺さないと牛肉一切れを人間は食べることができないんですね。

豚は七頭分、あんなに無邪気で懸命に生きようとするぶたさんを私は最低でも7頭自分の手で殺してしまいました。



こんな可愛いぶたさんを食肉のために育て上げ7頭も殺してしまったんですね。

鶏は272羽も……自分は一滴も血で手を汚さずして272羽もの鶏を苦しめ続けて最後は喉を掻き切って殺してしまいました。
肉は食べないほうが人間は健康に生きていけるというのに。

続いて、まだ牛や鶏を犠牲にしてきた食品があります。それは乳製品と卵です。

平成23年度の1人当たりの年間消費量(概算値)では、牛乳・乳製品が88.6キログラム
(うち飲用31.6キログラム、乳製品56.8キログラム)


牛乳・乳製品は日本で最も需要の多い食品です

米より牛乳生産のほうがはるかに多いなんて日本はいったい何をやっているんでしょう。

がんなどの病気は「間違った食生活が原因になって起きる食源病」であり、「食生活を改める」ことによって「病気を予防する」ことが重要であると主張しました。
この「間違った食生活」とは、肉や乳製品、卵を中心とする高カロリー・高脂肪の食事のことです。
また、「たんぱく質の摂取量が増えると、乳がん、子宮内膜がん、前立腺がん、結腸・直腸がん、すい臓がん、胃がんなどの発生率が高まる」ことも、補足レポートにおいて指摘されています。

そして、ここで理想的な食事として評価されたのが「元禄時代の日本人の食事」でした。玄米を主食とし、旬の野菜や海草、小魚を食べるという食生活こそが人類の理想だということです。



日本人を病気にさせるために給食で毎日無理して牛乳を飲まされていたのでしょうか。
なんで油を使ったおかずにさらに高脂肪の牛乳を毎日200mlも飲まされ続けなくてはならなかったのでしょう。

牛乳の生産には牛を犠牲にしなくてはなりません。
酪農産業のために生まれた子牛は雄なら食肉になり、雌はお乳が出なくなればすぐに食肉に回されます。
乳製品を摂ること=牛の命を犠牲にすること となります。
子供たちはなんで「まずい、飲みたくない」と思いながら無理やり飲むことを義務付けられそのために牛を犠牲にして、さらに自分の体に病気の源を作り出さなければならないのでしょう。

◆日本における畜産動物たちの置かれている状況・実態まとめ◆

●と殺されるまでの期間と自然の寿命 ※自然の寿命は()内の数字

ブロイラー(肉用鶏): 生後50日 (15~20年)

採卵用鶏(レイヤー): 生後数ヶ月~3年以内 (15~20年)

豚 肉用: 生後6~7ヶ月程度 (10~15年)

繁殖用メス豚: 生後4~5年程度  (10~15年)

肉牛: 生後2年程度 (20年~30年)

乳牛: 生後5~6年程度、乳の出が悪くなる頃 (20年~30年)



のびのびと暮らさせて、自然と死んでしまった子たちは食肉に回すというのなら、特に問題はないはずです。
乳牛も採卵用の鶏も自然に近い状態で育て余った分だけのお乳と無精卵だけもらうなら、人間も摂りすぎることでの病気になどならないはずです。




こんな小さなヒヨコが嘴を切られています。狭い場所でたくさんのヒヨコを育てるのでストレスでみんながつつき合いをしてしまうため、それを防ぐのに麻酔なしで口ばしを機械で切られます。
鳥のくちばしは、骨のまわりを角質が覆う構造になっています。まるで骨のように硬いためになかなか想像しにくいのですが、くちばしの角質の中には血管も神経も通っています。つまり触覚もあるのです。

血管も神経も通ってて触覚もある場所を切断されたら相当痛いのではないか。

【閲覧注意】若者の表情が一瞬にして凍る「食肉生産の現場」

このサイト自体には残酷な画像などはないので見ても大丈夫だと思います。
閲覧注意とされているのはそこに張り付けられている動画ですね。

Can You Face the Reality of Factory Farming?


かなり心拍数が上がる映像です。
しかし肉食をやめたいけどもやめられない人はこれだけを見ても一発でやめられるかもしれませんので私は見ることを薦めます。

まだこの記事で書きたいことがいくつもありましたが、心拍数が落ち着くまで休んで、次の記事にまた書こうと思います。





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痛みを食べる(Eat the pain)

2016-06-07 14:22:38 | 食と社会問題
こんにちわ。さっきまで布団の中にぶっ倒れて全身油汗にまみれていたあまねです。
自分は普段はヴィーガン(完全菜食者)を目指す人間なのですが、
ここのところ食欲に負けてか栄養が足りないからか
寿司やピザや乳製品と卵の入ったパンなどを食べてしまったがために
ひっさしぶりの激しい生理痛にうなされていました。
なんでかと申しますと、この動物性食品と生理痛、または頭痛に大きな因果関係を自分の体を通して
真に発見している人間が私だからです。

証拠に私がヴィーガンになってからは、あれほど毎回苦しんでいた生理痛はピタッとなくなり、常備しておかんければならなかった鎮痛剤も家に置かなくて済むようになったのです。

そして肉(牛、豚、鶏)と乳製品、卵は摂らず、魚介類は食べていた時期も、生理痛は滅多に起きませんでした。

つまり今回の激痛は、乳製品と卵が深く関係しているのではないかと思っています。
最近では、乳製品と女性がかかる病気、乳がんや子宮の病気などの関係性についてよく叫ばれてきています。
または男性の前立腺がんなども乳製品が関係しているのではないかと言われていたりします。

牛乳には多量の女性ホルモン、黄体ホルモンが含まれているので、それを摂ると人間のホルモンバランスがくずれ、さまざまな病気を引き起こしてもおかしくはありません。


また、国内の乳製品のほとんどは輸入のものであり、アメリカでは牛乳を作るのに牛にホルモン剤を摂らせていると言われています。
年がら年中お乳を出していなくてはならないので、通常のホルモンではお乳は止まる作用になっておるから
ホルモン剤を摂らなければそんな乳を出し続けるということができないからなんです。

牛乳は牛の血液ですから当然、そのホルモン剤は牛乳に含まれているので、それを摂る人間の体内に取り込まれます。







また飼料には抗生物質を混ぜて与えられます。
卵を産み続けなければならない鶏に対しても同じことがされています。
スーパーで買う玉子は国内産ですが、それ以外はほとんど安い輸入の玉子です。

しかし国内産のものであっても、原因の一つは異常なホルモンを摂り入れることによって起きていると思うので、この乳製品と卵、それから牛や豚や鶏の肉を断たなくてはなんらかの肉体的苦痛として起きてくると考えられます。







現に肉と乳製品、卵を摂り続けているときは私は頭痛も結構な頻度で起きていて、そのたびに鎮痛剤を飲んでいました。
ところがそれを断ってからというもの、起きても一年に一度とかで、それもちょっとした頭痛ですぐに治るようなものしか起こらなくなったのです。

なので痛い、苦しいのが嫌な方は私は≪肉(魚介類を除く)、乳製品、卵≫を断つか減らすことを薦めます。さらにできる方は、魚介類も減らして菜食中心になることを薦めます。
魚介類も抗生物質漬けで育てられていることが多いし、また痛覚があると思うからです。
これらは様々な成人病、ガンや脳梗塞などに関係していると言われている。
ガンになれば当然痛く、苦しい肉体的苦痛と闘い続けねばなりません。

これは牛や豚や鶏の苦しみ、痛みを人間が摂り続けてきたことのごく自然な因果として起こっているのではないかと思うのです。

肉体的苦痛を食べるから、肉体的苦痛が起きる。とても理に適っている宇宙の法則だと思います。

他者の痛みに目を背けて食べ、痛い苦しいのは嫌だというのは我儘なことです。
嫌なのなら、他者の痛みも自分がなくそうとしなくてはなりません。

さっきの生理痛に苦しめられている中、ああ牛や鶏はこんな苦しみの中にいつもいるんだろうかと思い、当然の報いだと思いました。

未だに健康のために肉や牛乳や卵が必要だと言う人がいるが、もう時代遅れです。
その手には騙されません。赤肉だって発がん性があると解りました。
徐々に今までの栄養学が間違いまくっていたことがわかるでしょう。
だから世界中でベジタリアンが増えてきているのです。







肉や乳製品や卵の栄養必須説はすべて資本主義で儲けるための罠です。
家畜を育てるために大量の穀物を消費し、そのために発展途上国で飢餓が起き続けています。
















ハンバーガー一つ作るのに必要な水の消費量が書いている画像です。
いまだ約7億5,000万人もの人々が、水道も、整備された井戸も利用できず、生きるために欠かせない安全な水さえ手に入れられず、
年間50万人以上の幼い子供たちが汚れた水が原因で起こる病気で命を落としているようです。
そういった事実をメディアが発しないのは資本主義に乗っかってしまっているからです。


自分が食べているものはたくさんの苦しみで出来上がっていて、その苦しみはやがて自分に返ってくるということを実感することができたら、人々はもっと容易く食生活を見直すことができると思うのですが、病気になるまではなかなか気づけない人が多いのは、この事実がなかなか広まっていってくれないからです。

乳牛はお乳が出なくなれば食肉に回され、雄牛は最初から食肉工場行きになります。
鶏も同じです。卵を産まなくなればへ回されるか、処分になります。
そしてオスのひよこは分別されてすぐに処分されます。
処分の仕方は生きたままゴミ袋に詰めて放置か、生きたままミンチにして処分したりします。




自分はこれを知っててもついピザを頼んだり乳製品と卵入りのパンを買ったりしてしまいました。
一つは単純に食欲に負けて、だと思いますが、もう一つの理由にはしっかりと栄養を植物で補えていないために食べたくなってしまうということが考えられます。

お金のないときは無農薬商品より安いものを買ってしまいます。
農薬や化学肥料で育った植物は栄養価が低く、また添加物が入っていれば栄養を吸収しづらくさせます。
なのでそれらを食べていると、どうしても栄養不足から魚介類や乳製品、卵の栄養を身体が欲するのです。

しかし栄養はあれども、身体に悪いものもたくさん含まれる魚介類や乳製品、卵は摂っても身体にいいどころか身体に悪いものであって、だから摂れば頭痛や生理痛となって身体が悪いもの摂ってるぞと教えてくるのです。







身体が欲しがってるのは純粋なビタミンやミネラルだけだからなんですね。
身体は残留農薬や抗生物質や人工添加物などは当然ながら求めません。

できることからやっていきましょう。