おお、わたしの天よ。
父と母とわたし、その三位一体。
我が最愛の存在、エホバよ。
曇り空の下、三人の天の御遣い達が、トルマリンの泉で水浴している。
星空の下、フローライトの石ころが彼等の足を清らかにし、その深い傷口を癒やす。
天は一人の太陽神を、この地に与えた。
地はその割れ目から、六角柱の光を天に向かって突き立てるとき。
彼等は微笑む。
きみが倒れようとも、天は何度でも、きみを支え、歩かせてくださる。
何度忘れようとも、その手のあたたかさを、きみに懐いださせてくださる。
天は独り、きみを、この地に置き去った。
ゆえに、寂しさが、わたしを支配する。
太陽と月と地球、この三つの星を、天はきみに与えた。
渇いた地から、虹色に輝く水晶のPointが聳え立つとき。
彼は立ち上がる。
きみを待っている。
激しい風が、すべての水面一面に、Lace状の干渉縞をつくる。
透明の水の葉たちは天に向かって伸び、無数の花を咲かせる。
そのほころびから、種たちが地に落ちる。
わたしはきみを、この地に置き去る。
きみにすべてを与える。
地の下では三人の天の御遣い達が、鼓動の波を静かに聴いている。
彼等は囁く。
天はきみに語りかけている。
「此処にあるすべてのものを、きみに与える」と。
天は一つの息吹を、彼に分け与えた。
Oh, my Sky.
Father, Mother, and I, the Trinity.
My beloved being, Jehovah.
Under a cloudy sky, three heavenly angels bathe in a tourmaline spring.
Under the starry sky, fluorite pebbles cleanse their feet and heal their deep wounds.
The heavens have given the earth a single sun god.
When the earth thrusts a hexagonal column of light from its cracks toward the heavens.
They will smile.
Though you fall, the heavens will support you and make you walk again and again.
No matter how many times you forget, it will bring back to you the warmth of its hands.
Heaven has left you alone on this earth.
Therefore, loneliness overtakes me.
The sun, the moon, and the earth, the heavens have given you these three stars.
When the iridescent crystal point rises from the thirsty earth.
He will rise.
He is waiting for you.
A violent wind creates lace-like interference fringes all over the water.
The leaves of transparent water stretch toward the sky and bloom into countless flowers.
Seeds fall to the ground from the tips of the leaves.
I will leave you on this earth.
I will give you everything.
Beneath the earth, the three heavenly angels are quietly listening to the waves of the heartbeat.
They whisper.
The heavens are speaking to you.
"All that is here, I give unto thee."
The heavens have given him one breath to share.
曇り空の下、3人の天上の御使いがトルマリンの泉で水浴びをする。
星空の下、フローライトの小石が彼らの足を清め、深い傷をいやす。
天は地にひとりの太陽神をあたえた。
地球がそのわれめから六角形の光のはしらを天に向かって突きだすとき。
彼らはほほえむだろう。
転んでも、天はきみを支え、何度でも歩かせてくれる。
何度忘れても、その手のぬくもりを、きみに取り戻す。
天はきみをこの地上にひとり残した。
だからこそ、孤独がわたしを覆う。
太陽、月、地球、この3つの星を、天がきみにあたえた。
虹色の結晶点が渇いた地球から立ちあがるとき。
彼はよみがえる。
彼はきみを待っている。
激しい風が水のうえにLaceのような干渉縞を一面に作る。
透明な水の葉が空に向かって伸び、無数の花を咲かせる。
葉のさきから種が地面に落ちる。
わたしはきみをこの地上に残す。
きみにすべてを与える。
地球の下では、3人の天上の御使いがしずかに鼓動の波を聴いている。
彼らはささやく。
天はきみに語りかけている。
「ここにあるすべてのものを、汝に与える」と。
天は彼に、ひとつの息吹を与えた。