【AFP記者コラム】アフリカ経済大国の飢餓、ナイジェリアの避難民キャンプ
私たちは医療スタッフの後についてテントからテントへと回った。
医療スタッフらは子どもたちの上腕周りを測りながら、栄養失調の兆候はないか調べていた。
測定用のテープは緑、黄色、赤の三つの目盛りで区分けされていて、上腕周りが緑の線を越えていれば許容範囲、黄色は懸念すべき状態、赤色の目盛りが示す11.5センチ以下の場合は、栄養失調と診断された。
この記事を読んで、初めてそのような「上腕周囲測定テープ」(MUACテープ)というようなものがあることを知りました。
自分は13年前に最愛の父を亡くしてからそれから急激に痩せてしまい、ずっと拒食体質であり162cmで37kgの体重をずっとキープしているのですが、特に腕はとても細いです。
そんな私の上腕部は一体何センチだろうかと測ってみたところ、私のこのとても細い腕で18cmもありました。
11.5cm・・・・・・私はその測った紙を11,5cmで測って切って丸く円を作ってみると、あんまりの細さに泣きそうになりました。
途上国の飢餓が何故なくならないのか。
その原因の大きなひとつに、先進国の肉食が関係していることを知っている人はまだ少ないです。
先進国の肉食が飢餓を広げています
飢餓状態にある子供の80%は、
余剰食糧を生産している国の子供たちだそうだ。
輸出用(つまり日本などの先進食糧輸入国)の食糧(たとえば牛などの家畜)を生産している隣で、
飢えでものを食べることがままならないという状態で過ごさなくてはならない子供たちが大勢います。
つまり、食糧支援を行うだけでは、根本的な解決には
全く繋がらないのです。
世界の食料事情
たとえば、1993年に日本で起こった米騒動。冷夏による米の不足で困った日本が世界中から米を買ったその影で、穀物を輸入に頼る開発途上国のなかには米を買えなくなり、飢餓に陥った国があったと報告されています。
これはつまり、先進国が世界から穀物を買い取ることで途上国に飢餓が起きることを表しています。
何故、穀物が不足するのか。
それは十分に生産できているはずの穀物を食肉用の家畜の飼料に回しているからなのです。
食料支援や募金だけでは飢餓を無くすことは不可能なのです。
家畜に回している穀物を、家畜に回さないようにしなくては飢餓が根本的になくなることはないということです。
肉食をやめると地球が救われる|あなたが地球のためにできること
「肉食をやめると地球は救われる」とは、言い方を変えれば「肉食をやめなければ地球を救うことは最早できない」ということです。
2025年、2050年、世界はどのように変化しているでしょうか。
このまま人類が肉食を続けていけば、2025年までに世界的な深刻な飢餓と水不足が起こると言われています。
このまま行くと2050年には世界中で食料を奪い合う阿鼻叫喚地獄のような世界になっているかもしれません。
今、貧しい国で起きている飢餓は、日本の未来の姿かもしれません。
1人でも多くの人が肉食をやめることを私は望み続けます。
多くの人が早く気づけば、まだ間に合います。
私たちは医療スタッフの後についてテントからテントへと回った。
医療スタッフらは子どもたちの上腕周りを測りながら、栄養失調の兆候はないか調べていた。
測定用のテープは緑、黄色、赤の三つの目盛りで区分けされていて、上腕周りが緑の線を越えていれば許容範囲、黄色は懸念すべき状態、赤色の目盛りが示す11.5センチ以下の場合は、栄養失調と診断された。
この記事を読んで、初めてそのような「上腕周囲測定テープ」(MUACテープ)というようなものがあることを知りました。
自分は13年前に最愛の父を亡くしてからそれから急激に痩せてしまい、ずっと拒食体質であり162cmで37kgの体重をずっとキープしているのですが、特に腕はとても細いです。
そんな私の上腕部は一体何センチだろうかと測ってみたところ、私のこのとても細い腕で18cmもありました。
11.5cm・・・・・・私はその測った紙を11,5cmで測って切って丸く円を作ってみると、あんまりの細さに泣きそうになりました。
途上国の飢餓が何故なくならないのか。
その原因の大きなひとつに、先進国の肉食が関係していることを知っている人はまだ少ないです。
先進国の肉食が飢餓を広げています
飢餓状態にある子供の80%は、
余剰食糧を生産している国の子供たちだそうだ。
輸出用(つまり日本などの先進食糧輸入国)の食糧(たとえば牛などの家畜)を生産している隣で、
飢えでものを食べることがままならないという状態で過ごさなくてはならない子供たちが大勢います。
つまり、食糧支援を行うだけでは、根本的な解決には
全く繋がらないのです。
世界の食料事情
たとえば、1993年に日本で起こった米騒動。冷夏による米の不足で困った日本が世界中から米を買ったその影で、穀物を輸入に頼る開発途上国のなかには米を買えなくなり、飢餓に陥った国があったと報告されています。
これはつまり、先進国が世界から穀物を買い取ることで途上国に飢餓が起きることを表しています。
何故、穀物が不足するのか。
それは十分に生産できているはずの穀物を食肉用の家畜の飼料に回しているからなのです。
食料支援や募金だけでは飢餓を無くすことは不可能なのです。
家畜に回している穀物を、家畜に回さないようにしなくては飢餓が根本的になくなることはないということです。
肉食をやめると地球が救われる|あなたが地球のためにできること
「肉食をやめると地球は救われる」とは、言い方を変えれば「肉食をやめなければ地球を救うことは最早できない」ということです。
2025年、2050年、世界はどのように変化しているでしょうか。
このまま人類が肉食を続けていけば、2025年までに世界的な深刻な飢餓と水不足が起こると言われています。
このまま行くと2050年には世界中で食料を奪い合う阿鼻叫喚地獄のような世界になっているかもしれません。
今、貧しい国で起きている飢餓は、日本の未来の姿かもしれません。
1人でも多くの人が肉食をやめることを私は望み続けます。
多くの人が早く気づけば、まだ間に合います。