はぴの自作カフェ 2nd

子育てと仕事に勤しみながら自作PCを模索する漢の日常

AMD環境でファンレス・AC駆動を考える その7 これが最適か?!ファンレスAC駆動の最終兵器ケースDB4

2017-01-05 16:46:43 | ファンレス AMD APU

みなさんあけましておめでとうございます。
今年もゆるゆるな更新になるかと思いますが長い目で見てやってください。
今年はAMDer待望の新製品の登場です。
ようやく待ち望んだSocket AM4プラットフォームが登場します。
ハイエンドCPU Ryzen。
そしてAPU Bristol Ridge。
自作に降りてくるのはだいぶ後になるようですが”期待せずに”待ちましょう。



さて、完成はしたものの放置気味な長時間検査をつづけていたファンレス・AC駆動PCですが現状こんなことになってました^^;
とてもファンレスです!とは言えない状態になっています。・・・未完成です;;



1.AC駆動はcTDP45Wの効果でOK ~ 100W以下の駆動を実現可能なAMD製のAPUとしてはKabiniコアよりも高性能(Kabiniコアはむしろ低消費電力が強いですね)
2.NT-ZENO3の仕様は95WまでのCPUを冷却可能だが仕様上GPUに高負荷をかけるようなゲームやベンチは使用禁止の文言が! ~ 当然ですがゲームベンチでは落ちました’@@’
3.NT-ZENO3の排熱能力ではAMD APUを完全に冷却しきれない。ファンレスとなるとAMD APUでは特に無理そう><。
  Windowsが立ち上がっただけの状態では排熱も十分そうで問題はなさそうなのだが・・・
4.ブルーレイ再生時で動画鑑賞時、Fluid Motion等のGPUを使うような設定で落ちることが多発してきた。 ~ 再起動がかかることが発生してきました;;


負荷時動作時にはNT-ZENO3の両脇にある放熱板が暖かく・熱くなってきます。


USBファンをつけるとすこぶる安定する・・・それじゃファンレスじゃなくなっちゃうよね?!ね!?

空気の流れがあるととたんに安定するから当然といえば当然か・・・
でもこれではファンレスが目的なのに苦しい展開だし・・・^^;




で、なにやらファンレス出来そうな筐体が発売されたようなので突撃してみました^^
STREACOM社製の「DB4」 ~ ファンレス仕様のキューブPCです!!!



 

仕様ではTDP65Wまでの対応となっておりますが、オプションのヒートパイプキット「LH6」を使用すればTDP110Wまで対応できるとのこと!
AMD APUでのファンレス駆動を目指すには避けて通れないPCケースかもしれません!




ファンレス・AC駆動を目指すべく高価なPCケースとなってしまいました++
BristolRidgeなAPUとMINI-ITXなSocket AM4マザーでこのファンレス・AC駆動も目指したいのですが待てど暮らせどいまだ発表ならず><
Kaveriな環境にて考えている次第です。

BristolRidgeなAPUはCarrizoコアですからより低消費電力なシステムが作れそうな気がしますが。
Kaveriと同じようにGPUの発熱が押さえ込めれば同じようなファンレスが実現できそうですね。発売が楽しみであります。





梱包を剝がしていくと見えてきましたDB4ケース!





ズッシリと重たいです。重量は7.5kg、側板が4mmほどの厚みのあるアルミ製で放熱板を兼ねています。
見た感じはおしゃれなインテリア風。





こちらが底面部分。
マザーボードのバックパネルとなるアクセス部がここに来ます。
通常一般的なPCケースの背面部が、このDB4ケースでは底面に来る構造になっています。







角の一角に電源スイッチが。
こちらが底面になって見にくく場所が分かりにくいですね。

こんな時はあれですよあれ、あの便利アイテムを使えば解決!






もう一角にはUSB 3.0ポートが2個。
USBハブで引っ張り出すのも便利かも。





さらにもう一角には電源ケーブルを取り付けるための穴が。
この状態ですとDC端子の中継部を取り付けるようになっていますが、ACコードを取り付けるようにも出来ます。
純正のZF240を取り付ける時に使用するようです。





天板部はプラスチック製です。3mmの厚みがあり、4隅の6角ボルトで固定されています。
オプションのスリム光学ドライブベイ増設キット「DB4-ODD kit」を使用することでスロットインタイプの光学ドライブを使用することが可能になります。





内部構造の様子。
中央部に縦にマザーボードが固定されます。






天板を外したら、側板を固定しているこの上部中央付近のネジをつまんで外します。4面それぞれの側面にネジがついているので緩めます。
うち2個のネジはマザーボードベースを固定する役割も持っています。







そうすると側面が上に少しずらすことが出来ますので・・・






片側が外れます。
上にずらすことで大きな穴から固定ピンが外れる構造です。





斜めにして外していきます。片側が向かい合う側板で固定されるようになっています。





同じように、残りの側板も上にずらして外していきます。





放熱も兼ねる肝心の側板。
ガッシリとして重量感があります。





表面はスリットが入っています。
中まで無垢のアルミ合金。





剥けました^^








APU(CPU)からの熱をヒートパイプで側板に伝える構造のためマザーボードの種類が限られます。

AMDマザーで対応するのはASRock AM1H-ITXが載っています。
これは低発熱のKabiniコアですね。

KaveriマザーだとGPUの排熱が冷却しきれないんでしょうか?
・・・MSI A88XI AC V2マザーだと拡張スロットの上を這うようにすればオプションパーツのヒートパイプも取り付けることが可能なようなので取り付けていきたいと思います。

実は今度のは仮組でFFベンチ完走したりしてますのでちょっと期待高いです。



にほんブログ村


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。