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アメリカのサマーキャンプ、サマースクールの短期留学専門のコーディネーターが、現地の情報を様々な角度からお届けします。

アメリカのサマーキャンプ参加者と保護者のご感想

2023年01月06日 | アメリカのサマーキャンプ

2023年、明けましておめでとうございます!

年末にかけて、現在Jr. Boarding School(アメリカの私立中学)に留学中の生徒さんの高校出願準備に追われておりましたが、ようやく出願に要する書類がすべて整いつつあり、ホッとしております。また、サマーキャンプ参加をきっかけに、Boarding School (アメリカの私立高校)に留学しています生徒さんが、第一志望のNYU(ニューヨーク大学)に見事合格しました!昨年の合格率は12%で、早期単願でもかなり厳しい挑戦でしたので、生徒さんと一緒に、この嬉しいニュースをかみしめております。

本日は、昨年の夏、弊社がご紹介しておりますアメリカのGirls Campに参加した中学3年生の生徒さんと保護者の方のご感想をご紹介いたします。

孫正義財団と江副記念財団から奨学金を頂いて、現在アメリカのJohn's Hopkins大学で学んでいる生徒さん(弊社ブログ2021年11月3日付けの”6年後の嬉しい報告”にて詳しくご紹介しています)とたまたまお話しする機会を得た、という保護者の方からご連絡を頂いたのは2021年の11月でした。まだまだコロナ関連の規制が厳しい中でしたが、翌年のサマーキャンプに参加するため、未接種でしたコロナワクチンも受けます!、ととても積極的なご両親に背中を押されての参加でした。

(参加者)

質問:サマーキャンプに参加して、一番印象的だったこと(楽しかったこと、困ったこと、なんでも)

回答:話すことは意外になんとかなったけど、会話に参加する事が一番難しかったです。皆本当に速い速度で話すので、何を言っているか分からず、リアクションを返す事ができませんでした。また、同じような理由でアクティビティに参加した時も、先生からの説明を理解する事ができませんでした。途中から、Campでできた友達が、簡単な英語に訳してくれるようになりましたが、それでも聞き取りの問題は最終日まで改善できなかったです。あと、皆のリアクションも印象的でした。成功しても失敗しても常に”Good job!"とポジティブな言葉をかけてくれました。ネガティブな言葉はほとんど聞きませんでした。

質問:サマーキャンプに参加する前後で、何か自分の中で変わったこと、気付いたこと、そして考えたこと。

回答:友達がもしも一人もできなかったらどうしよう?、と思った時に、”仮にできなかったとしてもそういうものなんだ。そういうものなら、もしもできたとしても大したつき合いにはなっていない”、と自分の適度な距離を考えることができたことです。そういう考えにシフトしたおかげで、Campの最終日まで楽に居ることができました。

質問:来年もアメリカのサマープログラムに参加したいと思いますか? その理由は?

回答:したいです。アクティビティと先生が優しかったことや、自由に過ごすことができる所に魅力を感じたからです。ただ、一番の親友が来年は来ないと言っているので、少しさみしいです。

質問:今年参加したプログラムに何かリクエストはありますか?

回答:水のアクティビティの倍率をもう少し低くして欲しいです。

(保護者)

質問:お子さんからお聞きになられたサマーキャンプの話の中で、特に印象的であったことをお知らせ下さい。

回答:約1カ月間、世界から集まった同年代の女の子たちと寝食を共にした中で、英語はもちろん、生活態度も心なしか成長してきました。「私は日本人なのに女子力が一番低かった。」と言っていながらも、夜、Bunkの中でベッドに集まって笑いあっていたそうです。アクティビティについても、マリンスポーツ以外は積極的に取り組むことができ、演劇では多くの友から励ましの言葉をもらい、それはそれは嬉しかったとのことでした。英語の重要性はもちろんですが、人とふれあうこと、恥ずかしがらずにチャレンジしていくことで、未来が開けることを少しでも学んでくれたのかな、と思います。

質問:お子さんをサマーキャンプに参加させてみて、プラスになったこと。また、その他お気付きになったことがありましたら、お知らせ下さい。

回答:意外に娘は、世界の子達にも分かって頂けるおもしろい、人間的に魅力のある子なのかもしれません。スポーツイベントでも声かけを最後まで行い、負けた時は涙し、周りの子も心配してくれたそうです。そんな姿は必ず誰かが見ていて、その結果、Personal Growth(人間的に一番成長した)賞に選ばれたのだと思います。日本の学校では、先生達は皆、娘がアメリカのサマーキャンプに行くということを知っていたので、帰国後「どうだった?」と訊かれ続けたそうです。今は、英語のディベート大会のメンバーに選ばれ、さらに自信がついてきているようです。本人は「ディベートは辛い」と言い続けていますが。。。

質問:何か、プログラムにご要望(改善できる点)がありましたら、お知らせ下さい。

回答:(無回答)

質問:コーディネーションを担当致しました、American Summer Opportunitiesについて、ご意見をお寄せ下さい。

回答:コロナの影響で、ハガキが届かなかった時に、迅速にメールという方法について掛け合って下さり、感謝しています。また、海外送金等、慣れないことに対しても、先方と連絡を取って下さり、ありがとうございました。

キャンプ滞在中、とてもマメにご両親へお手紙を書いてくれたので、キャンプでの様子が手に取るように伝わり、ご両親も安心されたことと思います。年齢的に、同じバンクの仲間はほとんどがリピーターでしたが、臆することなく懐の深い環境に飛び込んで行ってくれた背景には、”自分で適度な距離を持つ”という、ある意味成熟した考えがあったのですね。留学は、短期でも長期でも、新しい環境に飛び込んでみてこそ実現する、”自分を見つめる貴重な機会”です。高校に進学する前に、このような貴重な体験ができたことは、このお嬢さんにとって将来にかならずつながっていく、掛け替えのない宝物になったことと信じております。先輩から頂いたご縁が、このようにつながっていくことが、25年あまりこの仕事をして来たご褒美のようで、コーディネーターとしてとても嬉しく、胸が一杯になります。



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