美術館巡りと古都散策、Jazz & Bossa など・・

スタンダードやボサ・ノバなどを歌って録音したり、美しい景色などを撮影して動画を作っています。美術展にもよく行きます。

♪ Exactly like you をジャズのセッションで歌いました。

2018-04-23 | Jazz Vocal

先日、いつもお邪魔しているジャズのライブハウスで行われている

アマチュアが参加できるセッションで歌ってきました。

曲は、『Exactly like you』(邦題「あなたにそっくり」) です。

軽快な早いテンポでお願いして歌わせて頂きました。

この時のバック演奏は、プロの女性ピアニストとベースもプロの男性、

そしてドラムは30代のアマチュアの若い男性でした。

持っている楽譜本のキーでは、私の声に合わないので移調した楽譜を

作りました。

いつものように、ひどい私の歌ですが厚かましく録音して、You Tube

にアップしましたので、宜しければご覧下さいませ。

スライド画像は、ビンテージなアメリカン・イラストを使いました。



『Exactly like you』について少し。

何と1930年(昭和5年)にジミー・マクヒュー(Jimmy McHugh)が作曲し、

それにドロシー・フィールズ(Dorothy Fields)が歌詞をつけた古い曲で、

レヴュー(主に舞台で演じられるものですが、ミュージカルほどの長時間

ではなく寸劇などを指します)で最初に歌われました。それが大ヒットして、

現在でも多くのアーティストに歌い継がれるスタンダードナンバーとなって

います。

日本の歌謡曲では考えられないくらいに息の長い楽曲で海外の流行歌では、

こうしたエバーグリーンになったスタンダードナンバーがたくさんありますね。

では、アーテイストの映像をご覧ください。

テナーサックスのスコット・ハミルトンを迎えて、アンドレア・モティスが

歌っている2013年のライブ映像です。もちろん、ジョアン・チャモロの

クウィンテットがバックです。

次は、2000年のライブ映像で、御大クラーク・テリー(トランペット)を迎えての

ダイアン・リーヴスのライブ映像です。


最後は、ブルース界の超大物 B.B King の2003年のライブ映像です。

このほかにもダイアナ・クラールやシナトラとナット・コールの

共演音源など新旧の録音や映像が You Tube にたくさんありますので、

ご興味がございましたらご覧下さいね。

<歌詞と和訳>

〜 Exactly like you 〜

I know why I've waited
know why I've been blue
Prayed each night for someone
exactly like you

Why should we spend money
on a show or two
No one does those love scenes
exactly like you

You make me feel so grand
I wanna hand the world to you
You seem to understand
Each foolish little scheme I'm scheming,
Dream I'm dreaming

I know why my mother
taught me to be true
She meant me for someone
exactly like you

待っていたかいがあったわ
なぜ落ち込んでいたのかも分かった
毎晩お祈りをしていたの
あなたのような人を想いながら
まさにあなただわ!

なぜ お金を払ってまでして
ショーなんか観に行くのかしら?
そこでは誰もラブシーンを演じない
あなたみたいには

あなたはとっても素敵な気分にしてくれる
あなたに私の全てを捧げたい
分かってほしいの
ささやかでバカみたいな私の夢
私が思い描く未来のイメージを

ママがいつも素直になりなさいって言っていたのは
このことなのね、いま分かったわ
私に逢わせたかったんだ
あなたみたいな人を
それはあなたのことだったのね
そう、あなただわ !

〜 ♪ ☆彡 ♪ 〜 〜 ♪ ☆彡 ♪ 〜


向かって左が、ジェローム・カーン 中央が、ドロシー・フィールズ
右が、ジョージ・ガーシュウィン




向かって左が、ジミー・マクヒュー 右が、ドロシー・フィールズ