昨日、お天気が良かったので以前から歩きたかったコースである
「大仏鉄道の遺構をめぐる」ハイキングをしました。
のどかな田園の風景と大仏鉄道の遺構めぐりを楽しみました。
JR西日本加茂駅を下車して、この大仏鉄道時代の橋台やトンネル
などの遺構があるハイキングコースを歩きました。
終点は奈良の近鉄新大宮駅(佐保川沿い)を選びました。
約13キロのハイキングでした。
「大仏鉄道」は、枕木やレールは撤去されて既にないのです。
廃線になった線路跡を歩くのではなく静かな田園に点在する
大仏鉄道の橋台や隧道(トンネル)を巡ったり、後半は市街地も
歩く約13キロのハイキングになりました。
久しぶりにのどかな景色と綺麗な空気を吸ってよく歩き
ましたので、すがすがしい気持ちになりました。
でも今日は足が筋肉痛で痛いです。
日頃の運動不足を痛感しました(笑)
スマホの歩数計で測りましたが、自宅を出発して帰宅する
までの距離は22.1キロ、歩数は29,914歩、4時間38分でした。
久しぶりに結構歩きました。
※大仏鉄道とは、
現在のJR西日本関西本線の前身である私鉄
「関西鉄道(かんせいてつどう)(株)」は、明治30年に
「名古屋~加茂」間を前線開通させました。更に大阪への
進出を目指して延長をし「加茂駅」から現在のJR奈良駅の
北1.1kmの所に仮設的に作った大仏駅(奈良南佐保)間を
結ぶ8.8kmと2年後に開通した奈良駅までの通称です。
「大仏駅」の開業は1898年(明治31年)4月19日、
加茂駅~大仏駅が開通し赤いイギリス製の蒸気機関車が
伊勢や名古屋方面からの大仏参拝客を乗せてにぎわったと
伝えられています。
この花形路線も1899年5月21日奈良駅への延長、そして
大仏線は急勾配の登り坂の黒髪山トンネル越えの難所は
登るのも下るのも大変で燃料を大量に消費するので、
不採算路線となりました。
新たに「加茂~木津」間の平坦路線が出来たため木津駅
乗り入れに伴い大阪方面への乗客がそれに移りその後の
鉄道の国有化法により遂に同年8月20日にわずか9年間で
廃止されたため「幻の鉄道」と呼ばれています。
次の画像にあるコースを歩きました。点在する遺構など
詳しく書かれています。
たくさん撮影しましたので、動画を作成しました。
ご興味のある人はご覧くださいませ。
のどかな里の風景に久しぶりに接し、心が落ち
着きました。
動画に残せてよかったです。
動画の写真もきれいで、田園風景や竹やぶ・柿に、日本の秋を感じました。
音楽「里の秋」がピッタリですね^^