美術館巡りと古都散策、Jazz & Bossa など・・

スタンダードやボサ・ノバなどを歌って録音したり、美しい景色などを撮影して動画を作っています。美術展にもよく行きます。

加賀 山代 と 金沢 兼六園 を訪ねて

2015-06-13 | 散策

先日、石川県加賀市にある山代温泉と金沢市にある兼六園を散策しました。 

山代温泉は、奈良時代の僧、行基が発見したとの伝説がある約1300年もの

歴史を持つ温泉で、北陸三県で最大級の温泉地です。 

山代は温泉だけにとどまらず、豊富な文化資産、伝統文化があり、町並みは

紅殻格子が鮮やかな古い旅館や民家が点在していて、情緒があります。

そして、昔から多くの画家や文人に愛されています。

 

着いた日に真っ先に訪れたのは、美食家であり書画や陶芸の作家としても

知られる北大路魯山人の寓居跡、「いろは草庵」です。

大正4年当時、福田大観と名乗っていた北大路魯山人が約半年間生活した場所で、

この家は明治初期に建てられた吉野家旅館の元別荘。

山代には、茶人や、書画・骨董などに造詣が深い人たちが多く、この別荘は

文化サロン的な場所でした。2002年より一般公開になっていて、魯山人が

刻字看板を彫った仕事部屋、書や絵を描いた書斎、囲炉裏の間、茶室・展示室

などを公開しています。

 

その次に、薬王院温泉寺を拝観しました。 

行基が開いた古刹で、明覚上人の墓とされる五輪塔は国の重要文化財に

指定されています。静かな佇まいのお寺でした。

平安時代末期に明覚上人により七堂伽藍が建立されました。

平安時代の木造十一面観世音菩薩像や鎌倉時代の不動明王像を安置しています。

 

その後は、山代温泉街を散策しました。 

古総湯、総湯そして、紅殻格子を基調とした「はづちを楽堂」など、

とても風情がありました。 

旅館の温泉にゆっくり つかり疲れをとって、翌日は、金沢市にある

箔座という金箔加工の老舗店と江戸時代の代表的な林泉回遊式大名庭園の

特徴をそのまま残している兼六園を訪ねました。 

兼六園では、雨上がりの曇り空でしたが雨に濡れた庭園はしっとりとした

趣があり、とても美しく100枚ほど撮影してしまいました。

広い庭園内をゆっくり歩いて、その美しい風景にただただ見とれるばかりでした。

夕顔亭、時雨亭、花見橋、噴水、雁行橋、唐崎松などを見て、庭園外にある

金沢城公園の石川門も見学しました。 

何度か、兼六園を見学していますが今回も散策して心が落ち着きました。

 

撮影した写真で動画を作りました。

 


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