昨日、マリー・ローランサンの展覧会が行われている京都市京セラ美術館と
平安神宮を訪ねました。
マリー・ローランサンは、独自の作風であるパステル調の優しい色調で女性を
描いたものがほとんどです。
彼女は、20世紀前半のパリで活躍しました。この当時のパリは、国際的な芸術の
中心で新しい芸術が次々に生まれ、ピカソのアトリエ洗濯船に集った前衛芸術家や、
エコール・ド・パリの個性的な芸術家であったブラック、ルソーやアポリネールなど
が活躍し彼らと彼女は交友しました。
他の画家とは違う一目みて彼女の作品だとわかる個性ある作品を多数発表しました。
今回、京都市京セラ美術館で開催しているマリー・ローランサンの作品の多くは、
1983年に世界で唯一のローランサン専門の美術館が蓼科高原に開設された
「マリー・ローランサン美術館」が所蔵していたものが殆どでした。この美術館は、
2011年に惜しくも閉館し、2017年にはニューオータニガーデンコート内に美術館を
再開しますが、2019年に再び閉館となりました。もう観覧できる機会がないと思われた
のですが、こうして観覧することが出来 ファンにとっては、ものすごく嬉しいものです。
なお彼女が活躍していた時期のファッション(モード)も貴重な資料とともに展示してあり
実物のドレスなど、すごく価値のあるものが展示されていました。
写真撮影OKな作品も多くあり興奮しました。実に素晴らしい絵画の数々に堪能しました。
【白い羽飾りの黒帽子をかぶった乙女】
【私の肖像】
【マドモアゼル・シャネルの肖像】
観覧を終え美術館を出て、平安神宮にむかいました。
平安神宮前の岡崎公園では、たくさんのフリーマーケットの出店が出ていて、アンティーク品
などめずらしいものなどがたくさん売られていて、見ていて楽しかったです。
平安神宮の日本庭園「神苑」では、花菖蒲や睡蓮が咲いているのではと期待していましたが、
あと1週間後が見ごろのようで入るのをあきらめましたが、広大な神社の広場を歩いて、
素晴らしい景色を満喫しました。
平安神宮を出て、京都銘菓「八つ橋」の本家本元と言われている「本家西尾八ッ橋」が出店して
いる喫茶店でしばし休憩したのちに帰路につきました。
お天気にも恵まれて、のんびりと京都で過ごせた良い一日でした。
独特な技法で、モダンな女性がおしゃれに描かれていると思います。
シャネルなんて女性の憧れですよね!
平安神宮も八つ橋など、有名な京都の名所をまわられ素敵な1日になりましたね。
さすが京都、素敵な美術展に名所の見どころがいっぱいです。
周辺は周りが山に囲まれ、新緑があざやかで、とても
綺麗でした。
マリーローランサンの素晴らしい絵画を堪能しました。
独特の淡い色調で、特に少女が描かれているのは
とても可愛いです。
よく歩いて疲れましたが、いい一日でした。