※2013年12月以前の記事は、http://blog.goo.ne.jp/mgmjoni にあります。
3年近く続いているシリアの内戦で、1万1000人を超える子供達が
死亡していると、研究機関の調べで判明しています。
昨年6月には6500人以上と発表されていましたが、ここ半年で急増しています。
紛争に関係のない子供達が巻き込まれてしまう悲惨な現状…悲しすぎます。
犠牲者を多く出した化学兵器の全廃計画は進んでいる一方、子供達への
危機は深刻になっています。
You Tube にたくさんのシリア内戦の動画がありますが、化学兵器を
使用され亡くなった子供達を写しているものなど、あまりにもむごすぎる
映像が多くありアドレスを張り付けるのをやめました。
泥沼化しているシリアの内線は、かなり複雑で、発端は、2011年のチュニジア革命の
影響によってアラブ世界各地で起きたいわゆる「アラブの春」の騒乱が飛び火したものですが、
2011年1月26日より続いているシリア内線は、シリア反政府勢力とアサド大統領のシリア
政府軍との武力衝突だけではなく、実際にはシリア国外からの勢力も戦闘に加わっています。
しかも、反政権派勢力間でも互いに戦闘しており、ジハード主義勢力のヌスラ戦線とシリア北部
のクルド人勢力の間での衝突も起こっています。
反体制派と国際テロ組織アルカイダ系イスラム武装組織との戦闘で、約1400人が死亡して
いると発表もされています。
シリアはトルコやアラブ・イスラム世界の中で敵対関係にあるイスラエルなどと国境を接して
いるという事情もあり、かなり複雑です。
やっと、今月の25日、アサド政権と反体制派「国民連合」の代表がジュネーブの国連欧州
本部で協議しました。
中部ホムスで人道支援を行うための部分停戦実現に向け意見交換しています。
仲介者のブラヒミ国連・アラブ連盟共同特別代表が記者会見で明らかにしました。
両者はこの日、同じ部屋で向き合い、それぞれがブラヒミ氏に話す形で協議。戦闘で
深刻な被害が出ているホムスの一部地区に物資を運ぶ「人道回廊」を設置するため
の議論を行いました。
この協議で合意が成立したら、国際援助団体の協力を得て、直ちに食料・医薬品が
現地に搬入される計画との事ですが、早く内戦が終わるように祈るばかりです。
で亡くなっていると知りびっくりしました。
例えは良くないかもしれませんが、東日本
大震災の死者・行方不明者が大人も子供も
含めて18,534人と発表されていますから、
比較するとその悲惨さが分かりますね。
ホントどうにか、ならないのでしょうか。
ロシアと中国は、自分の国の利益ばかりを
考え国連の停戦決議を何度も拒否してます
し、北朝鮮は、シリアと核開発などで付き合
いがあって、この内線にパイロット50名を
訓練と称して爆撃などの攻撃に参加させて
いると発表されていますね。
権力闘争・国家の利益で尊い子供の命が
犠牲になっている現状に怒りを覚えます。
私のブログをご覧頂き、コメントください
ましてありがとうございました。
国内の権力闘争とテロ組織の介入、そして
ロシアや中国の大国が国連での平和決議を
拒否など複雑な様相を呈していますが、
はやく平和にしたいとの努力は続けられて
いるので、早く内戦が終わって子供達が
安心して暮らせる国にしてあげたいですね。
心配でなりませんが、そう祈るしかない
ですね。
私でも何か出来る支援はないかと色々
調べています。