問わず語りの...

流れに任せて

映画『鋼音色の空の彼方へ』予告編

2022-04-02 04:51:01 | 映画

 

 

名古屋を拠点として活動するヘヴィ・メタル・バンド「OUTRAGE」の、メジャー・デビュー35周年を記念して制作された映画だそうな。

 

とはいえ、単純にバンドの歴史を描いた映画ではないらしい。

 

バンド・メンバーの役を演じることになった、イマドキの若者。ヘヴィ・メタルなんてよく知らない若者たちが、役を演じることを通して自身の人生を考えるようになる、みたいな、

映画らしいです。

 

OUTRAGEというバンドは、決して順風満帆な歴史を歩んできたバンドではありません。メンバーが一人抜けて3人で活動していた時期もあるし、(脱退したメンバーは後にバンドに復帰)メジャー・レーベルを解雇されて、インディーズで活動を続けていたりと、結構大変な時代が続いた。

それでも35年、解散することなく続けてきた、その意思の強さ、情熱。

 

そんなバンドの姿に、イマドキの若者はなにを思うのか、という内容の映画らしい。

 

OUTRAGEの映画であって、OUTRAGEの映画ではないという。なんというか、ややこしいね(笑)

 

企画を立てたのは我らがヘヴィ・メタル伝道師、伊藤政則氏。岩手県花巻市出身!

 

企画としてはそんなに悪くない、とは思うけど、予告編を見ればわかる通りで

 

画ずらが、

 

 

安い......。

 

うーむ......。

 

 

予告編で唯一面白いと思ったのが、女性プロデューサーのセリフ。

「ヘビメタではありません、ヘヴィ・メタルです!」

 

これは80年代のころに、よく論争になっていたテーマでしてね。「ヘビメタ」という言葉はヘヴィ・メタル」を揶揄し、差別する言葉だとして、ヘヴィ・メタル・マニアは使わない言葉でした。今でこそ普通に単なる略称として使われていますが、昔は結構、拒否反応を示す人が多かった言葉なのです。

 

かく言う私もその一人。私はこのブログで、「ヘビメタ」という言葉を使ったことは一度もないと思います。気づいてましたか?

誰も気づくわけないね(笑)

 

それはともかく

 

OUTRAGEのファンでもない限り、誰も見そうにない映画のような気もするけど......。

 

健闘を祈りますとしか

 

私には言えないなあ。

 

OUTRAGEは良いバンドです。それだけは強く言っておきたい。

 

2022年、5月公開。

 

 

 

 

OUTRAGE『My Final Day』

メッチャカッコいい曲!好きだ!!!

コメント (2)
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