問わず語りの...

流れに任せて

STARDUST THE PARTY 2024

2024-11-25 03:56:40 | いぎなり

 

 

芸能プロダクション「スターダスト・プロモーション」のアイドル部門「スターダスト・プラネット」通称「スタプラ」に所属するアイドルさんたち、総勢96人(ももクロは不参加。あーりんのみ、浪江女子発組合のメンバーとして参加)によるライブが、11月22日~23日の2日間に亘って、横浜BUNTAIにて開催されました。

 

 

研究生も含めてってことなんだろうけど、結構な数いるなあ。

 

 

この公演のなかで、アイドルさんたちが観客席の通路に一斉に出て行くシーンがあって、Xに大量に上がってますけど、ファンのみなさんのかなり近いところまでアイドルさんたちが寄っていくんだけど、スタプラ・ファンのみなさんって、ホント

 

 

行儀が良い。

 

 

ファンの方たちの方から、一定の距離を保って、決して近づき過ぎたりしないように動いてる。

 

 

集まっているのは熱心なファンばかりだからね。これがそれ以外の連中も混じっていたら、こんな状況にはならなかったかもしれない。

 

 

スタプラ・ファンは比較的年齢層が高いということもあるけど(笑)皆行儀が良いです。

 

 

なんか、「日本人」を感じますね(笑)。

 

 

これもまた立派な

 

 

日本の文化です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

STARDUST PLANET「We are ”STAR”」

 

 

 

もう6年前のMVだから、みんな幼いね。解散してしまったグループや、辞めてしまった子もいるけど、これもまた、一つの歴史。

 

 

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いぎなり東北産『チョコスプレー♡』

2024-11-24 03:10:41 | いぎなり

 

 

 

 

ようやくサブスク解禁となりましたので、全曲お届けいたします。

 

 

さすが清竜人。素直に「良い曲」と言える曲を書いてくれました。

 

 

いままでリリースされたカワイイ系の曲。「わざあざ」とか「沼ラバ」とか、正直私には、イマイチしっくりこなかったんですよ。なんといいますか、歌メロにしろ曲全体の構成にしろ、

 

 

なんか、「ハマってない」感じがしてた。

 

 

 

大森靖子さんが書いた「服恋」とか「どっかーん」とかは、るんちゃんがメインということもあったし、さすがの大森さん曲ということですごくハマってた。だから結局は、ソングライターさん次第なのかなと。

 

 

いや、「わざあざ」や「沼ラバ」がダメな曲だとは言ってないですよ。よく頑張った曲だとは思うけど、私はイマイチハマれなかったというだけのこと。要するに好みの問題です。

 

 

今回の曲は、歌メロは良いし、全体の構成も見事だし

 

 

良い曲ですよ。

 

 

ただ私はやっぱり、カッコイイ東北産が好きだな。

 

 

でも、これも「天下」を獲るためだ。その点は理解しているつもりです。

 

 

うん、今回の曲は、納得。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いぎなり東北産『負けないうた』MV

 

 

こういうカッコよくて泣ける曲も、お願いしますよ。

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『侍タイムスリッパー』と『十一人の賊軍』

2024-11-23 03:26:33 | 時代劇

 

 

 

 

『侍タイムスリッパー』の主人公は、幕末の会津藩士。

 

 

『十一人の賊軍』の舞台は、幕末の新発田藩。

 

 

どちらも戊辰戦争、それも奥羽越列藩同盟側に関わる物語であることが、面白いです。

 

 

 

単純にどっちの映画が好き?私はやはり

 

 

『侍タイ』だな。

 

 

主人公・高坂新左衛門(山口馬木也)の佇まい、人柄といったものが丁寧に描かれ、その朴訥さは我々がイメージするところの会津藩士そのもので、この説得力の見事さには、脱帽するしかない。

 

 

その高坂殿が、戊辰戦争の顛末を知り、どれだけショックを受けたか、その苦悩は如何許りであったか。映画はその高坂殿の心情を語らせることなく、映像だけで見せて行く。

 

 

そうしてクライマックスの殺陣シーンへと繋がっていく、この展開の見事さね。高坂殿の相手役になる風見恭一郎(冨家ノリマサ)が長州藩士でることがまたよく利いているんです。

 

 

会津藩士と長州藩士では、戊辰戦争後の日本の歴史についての受け取り方も微妙に違うはず。長州藩士は比較的に容易に受け入れられただろうが、会津藩士は、その後の会津藩の歩みが余りに悲惨だったこともあり、そんな簡単には受け入れられない。

 

 

でも両者ともに、「その場」にいることが出来なかったことへの忸怩たる思いがあって、それがあの殺陣へと繋がっていくわけです。

 

 

見事過ぎます。両者はこの戦いを通して、和解というか、確執を捨てようとするわけですが、これは現代の、会津と山口県の、なかなか終わらぬ確執への、監督からのメッセージのようにも思えます。

 

 

「もう終わったんだ。もういいんだ」

 

 

やっぱり、良い映画だ。

 

 

 

翻って『十一人の賊軍』はどうでしょう?私はね、この「賊軍」という言葉に、深い意味を持たせているのかな、と思ったのですが

 

 

全然違いましたね。

 

 

監督お得意の「反逆者」みたいな、そんな意味でしか使われていない。

 

 

ガッカリです。

 

 

前にも書きましたが、賊軍とは「天皇に弓弾くもの」という意味であり、単に反逆者という意味ではない。もっとずっと重い意味があるんです。

 

 

奥羽越列藩同盟は決して天皇に弓を弾いたわけではない。あくまでも「君側の奸」薩長に向けて弓を弾いたのです。

 

 

だから、賊軍認定をされたことは、大変口惜しかった。

 

 

日本初の政党政治を実現させた原敬は、盛岡藩の家老の家柄の出自です。原は故郷盛岡の賊軍認定を覆すには、国のため皇室のため身命を賭して懸命に働くことだとして、政治家となり、ついには薩長による藩閥政治を終わらせ、日本初の政党政治を実現させました。

 

 

原は「勝てば官軍負ければ賊」という言葉に拘っていたようです。戊辰戦争はそれぞれの立場の違いから起こった戦争であって、誰も天皇に弓を弾こうなどとは思っていなかった、「賊」なんてどこにもいなかったのだと。

 

 

だから「賊軍」を映画のタイトルに持ってくるからには、それなりの「深い」意味をもたせているのかと思ったのですが

 

 

そんなことは、全然なかったですね。

 

 

単純に反逆者が起こす戦いという意味でしか使われていない。白石監督にとっての戊辰戦争は、単に監督お得意の「反逆者」の戦い、アクションを見せる「場」以上の意味はなかったようです。

 

 

そのアクションにしても、橋の爆破とか油田の爆破とか、単に派手な画を見せたかっただけで、あまり意味のあるアクションとは思えないシーンが多く、面白いとは思えなかった。前にも書きましたけど、全体的に観て

 

 

「つまらない」

 

 

私にとっては、そんな映画です。

 

 

 

『侍タイムスリッパー』。私にとっては今年度№1映画です!

 

 

山口馬木也に最優秀主演男優賞を。

 

冨家ノリマサに最優秀助演男優賞を

 

 

沙倉ゆうのに最優秀助演女優賞を

 

 

安田淳一に最優秀監督賞を

 

 

そして映画『侍タイムスリッパー』に

 

 

最優秀作品賞を

 

 

 

行け行け!侍タイムスリッパー!

 

 

 

 

 

※ついでにこれも貼らさせていただきます。

 

 

 

 

新政府軍側は進んでいて、列藩同盟側は遅れていた、なんてイメージを抱いている方もおられるでしょうが、それは間違いです。

 

 

抑々幕府そのものが、世界情勢には通じていたし、幕府なりのやり方で乗り切ろうとしていたわけです。会津藩だって、十分に開明的だったし、単純にどっちが進んでいてどっちが遅れているなんてことはなかった。

 

 

では列藩同盟は何故幕府側についたのか?それが「武士の歩むべき道」だと信じたからです。

 

 

それに会津藩主・松平容保公は孝明天皇の信頼篤く、決して逆賊などと言われるような人物ではなかったにも関わらず、薩長は強引に逆賊認定をして攻め滅ぼそうとした。東北・越後諸藩はこれに抗議するために奥羽越列藩同盟を結成し、結果的に戦端を開くことになってしまったわけです。

 

 

単に「遅れていた」わけではない、同盟には同盟なりの「正当」な言い分があった。

 

 

もちろん薩長にも言い分はあるし、両者ともに国の事を皇室の事を思い、護りたいと思っていた。ただ立脚点が異なっていたということです。

 

 

逆賊なんて、どこにもいなかったのです。「賊軍」などいなかったんですよ、本当はね。

 

 

その点を理解せずして、幕末の事は語れません。そのことを

 

 

強く申し上げておきます。

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映画『私にふさわしいホテル』完成披露上映会

2024-11-22 03:43:26 | のん

 

 

 

滝藤賢一さんは『あまちゃん』には記者役でワン・シーンだけ出演しているのですが、その時ののんちゃんの「目」の印象が相当強烈に残っていたようです。

 

 

いや、わかりますよ。ホントにそうですもん。「穢れなき瞳」という表現が、これほどピッタリくる方はなかなかいません。

 

 

この10年の苦労も、のんちゃんの「瞳」を曇らせることはなかった。

 

 

 

 

 

 

 

今まで演じた役柄の中で、一番性格が悪い役だそうな。これからは「悪役で天下を獲る」とか、冗談めかしていってますけど、要するに面白そうな役ならば、特に役柄にはこだわらないということかな。役者魂だね。

 

 

来年には配信ドラマでアクションを見せてくれるようですし、色々なのんちゃんを見せて欲しいです。

 

 

 

12月27日全国公開。文字通り「お正月映画」だ。

 

 

楽しいお正月になりそうです。

 

 

 

 

 

 

滝藤賢一さんと共演したCM。もう9年前になるのか。

 

 

のんちゃんは変わらないね。滝藤さんは…良いお歳を重ねられているようです(笑)。

 

 

 

 

 

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ももいろクローバーZ『青春賦 』

2024-11-21 04:00:12 | ももクロ

 

 

 

2015年公開、ももクロ主演映画『幕が上がる』の主題歌です。

 

 

歌詞の中に「何億光年の孤独」ってありますよね?ちょうど杏果のソロ・パートですけど(笑)。

 

 

これは、谷川俊太郎さんの詩、「二十億光年の孤独」からのインスパイアですね。

 

 

 

この映画、ただのアイドル映画だと思っている方もおられるかも知れませんが、それは違います。

 

 

これは「青春映画」として非常にレベルの高い映画です。

 

 

べつにね、ももクロのことなんか知らなくったっていいんです。実際この映画の論評には、「ももクロのことは知らないが、映画は素晴らしい!」という意味の論評が多いんです。そう、一つの映画として

 

 

完成度が高い。

 

 

 

この映画の何が優れているかって、色々あるけどその一つとして挙げられるのが

 

 

「孤独感」

 

 

ではないでしょうか。

 

 

 

舞台は静岡県の県立高校。その高校の弱小演劇部の部員たちを、ももクロメンバーが演じているのですが、

 

 

メンバー同士の仲は良いんだけど、だけどそれぞれ、悩みだったり不満だったり、色々なことを抱えていて、それぞれに「孤独」を感じている。

 

 

演劇部が全国大会を目指すことになっちゃって、その出し物の脚本を書くことになってしまった、演劇部部長さおり(百田夏菜子)の苦悩、孤独。

 

 

演劇部の花と言われたゆっこ(玉井詩織)でしたが、演劇強豪校から転校してきて、演劇部に入部した中西さん(有安杏果)に嫉妬してしまう。さらには親友だと思っていたさおりが、中西さんの才能に惹かれていく様子を見て内心穏やかではなくなる。

 

 

中西さんは中西さんで、転校するに至った原因があって、そのことを悩んでいたりするわけです。

 

 

このゆっこと中西さんとの微妙な関係性。でもこのままじゃいけないと、お互いに歩み寄っていって仲良しになっていく。この辺の展開とか、「青春」だなあと、

 

 

思いますねえ。

 

 

この、人が抱える孤独感を、詩というかたちで表現されたのが、谷川俊太郎氏の「二十億光年の孤独」です。

 

 

国語の授業で、国語教師役の志賀廣太郎さんが朗読した「二十億光年の孤独」。これがさおりの書く「銀河鉄道の夜」の台本に生かされることになり、

 

 

劇中劇「銀河鉄道の夜」を通して、「孤独」というテーマがより明確になっていきます。

 

 

この映画最大のハイライト・シーンは、百田夏菜子演じる高橋さおりと、有安杏果演じる中西悦子が、夜、無人の駅のホームで語り合うシーン。

 

 

 

中西「高橋さん、それでも人は一人だよ。宇宙でたった一人だよ」

 

さおり「でも、ここにいるのは二人だよ」

 

 

 

この二人の会話に、この映画のテーマが凝縮されています。

 

 

人は常に「一人」。でも

 

「独り」ではないんだよ。

 

 

劇中劇「銀河鉄道の夜」の、ジョバンニとカンパネルラの関係性にも、この「孤独」というテーマが見事に描かれています。ジョバンニとカンパネルラの関係性もまた

 

 

「一人」だけど

「独り」じゃない。

 

 

 

監督は本広克行。映画『踊る大捜査線』シリーズで大ヒットを飛ばした監督ですが、最近公開された室井さんの奴、散々な酷評されてますね。ちょっと可哀そうになるくらいに。

 

 

まあ、最近はどうなのか知りませんが、少なくともこの『幕が上がる』では、素晴らしい演出をされています。ある意味『踊る……』以上の

 

 

監督最高傑作ではないかとすら

 

 

思えます。

 

 

アイドル映画だなんて偏見は一度捨てて、是非にも御覧になることを、ツヨクツヨク

 

 

おススメいたします。

 

 

 

 

 

岡田斗司夫が映画『幕が上がる』を大絶賛。

 

 

 

 

 

 

 

 

映画『幕が上がる』予告編

 

 

 

 

 

 

 

 

谷川俊太郎さんのご冥福をお祈りいたします。

 

 

コメント (3)
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