問わず語りの...

流れに任せて

ええっ!?

2024-11-20 12:42:28 | 時代劇

相模の彦十(火野正平)

 

 

現在、松本幸四郎版『鬼平犯科帳』にて、密偵相模の彦十を演じている火野正平さんが亡くなられたというニュースが!

 

 

 

余りにも、余りにも突然すぎる知らせに、ただただ驚き、戸惑うばかり。

 

 

頭の中が真っ白になって、言葉がでない。

 

 

本当に、本当に大好きな、名脇役でした。

 

 

私が最初に火野さんを認識したのは、おそらくは『新・必殺仕置人』の情報収集係・正八だったと思う。あの飄々とした感じが、なんとも良かった。

 

 

里見浩太朗さんには随分可愛がられたようで、『長七郎江戸日記』とか、里見さん主演の『忠臣蔵』にも出演されていました。

 

 

そして近年はなんといっても相模の彦十。自転車旅もいいけれど、やはり役者の火野さんが観たかったので、それが鬼平で実現したのが、すごく嬉しかった。

 

 

『老盗の夢』のキーヴィジュアルには、火野さんの名前がありますので、体調を崩される前に、すでに撮影は終えていたのかな。いずれにしろ『老盗の夢』が、火野さん最後の映像作品となるようです。しっかりと、拝見させていただきます。

 

 

そうですか、もうこの世におられない……。

 

 

 

ご冥福を

 

 

合掌。

 

 

 

 

 

 

 

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次は『老盗の夢』

2024-11-20 04:48:50 | 時代劇

 

 

 

松本幸四郎版『鬼平犯科帳』の次回作はおそらく、「老盗の夢」ではないかと予想していたのですが

 

 

正解でしたね(笑)。

 

 

第1弾の「本所・桜屋敷」の冒頭に、蓑火の喜之助(橋爪功)が登場していましたからね、これはいずれやるだろうと、ファンならば予想はついていたと思いますね。

 

 

橋爪功さんが蓑火の喜之助を演じる。最高だね。

 

 

伝説の大盗賊・蓑火の喜之助。「犯さず、殺さず、貧しきからは盗らず」の三原則をしっかりと守った盗賊の鑑。すでに引退し隠居生活を送っておりましたが、ある人のために最後の大仕事をしようとしてしまう。

 

大人しく隠居していればよいものを、人というものは…。

 

 

マキタスポーツさん出てるの?何の役?と思ったらポスターヴィジュアルに出てましたね。これは彦の市だな。なるほど。

 

では、このさらに次はなんだろう?おそらくは「むかしの女」ではないだろうか。

 

映画『鬼平犯科帳 血闘』に、鬼平さんの若い頃の想い人、おろくさん(松本穂香)が出てましたからね。これはやはり

 

 

やるんじゃないかな?

 

 

 

来年以降の鬼平も

 

 

楽しみだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来年1月には劇場版『血闘』及び『本所・桜屋敷』『でくの十蔵』『血頭の丹兵衛』が、CS時代劇専門チャンネルにて放送されます。

 

 

 

『本所・桜屋敷』には、現在『侍タイムスリッパー』で人気急上昇中の山口馬木也さんが、長谷川平蔵の盟友・岸井左馬之助役で出演しています。役名にも「馬」の字が(笑)。

 

 

 

今年は時代劇の当たり年でしたね。現在上映中の『八犬伝』と『十一人の賊軍』どちらも評判は上々のようです。

 

 

個人的に『十一人の賊軍』は好きではありませんが、世間的な評判が高いのは良い事だと思う。これが時代劇復興の足掛かりとなれば、こんな嬉しいことはないのでね。

 

 

しかしなんといっても『侍タイムスリッパー』だよねえ。それと『SHOGUN 将軍』この2本は奇跡的傑作!

 

 

安定の『鬼平犯科帳』もあったし、来年以降、益々時代劇が盛り上がることを

 

 

 

望むものです。

 

 

 

 

 

 

『SHOGUN 将軍』本予告

 

 

 

 

 

『侍タイムスリッパー』予告編

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NAKASU JAZZ 2024 有安杏果インタビュー

2024-11-19 03:25:36 | 有安杏果

 

 

 

 

楽しそうに喋ってますね。これが今の杏果です。

 

 

良い感じだ。

 

 

ね、普通にももクロの話題してるでしょ?何か最近この話ばかりしてるけど(笑)でも2年前頃までは、絶対ももクロの名は口にしないと決めていたような感じだった。

 

 

それがさ、こんな風にさ、何かさ

 

 

嬉しいのよ(´;ω;`)ウゥゥ

 

 

今更ももクロに戻って欲しいとか、そんなことは露ほども思ってはいません。有安さんがいた頃のももクロは「奇跡の5人」と言われていたし、その通りだと思うけれど、今のももクロは「必然の4人」と言われています。

 

 

有安さんがいた時代に、ももクロは奇跡を起こし、そして有安さんが抜け、「必然」の4人となった。

 

 

今の4人になったのは、なるべくして、なったことなんです。

 

 

私は有安さんがももクロにいたことを忘れることはない。ないけど

 

 

今のももクロも、変わらず応援したい。

 

 

道を違えた両者なれど、双方ともに「必然」の道を行っているんです。

 

 

それぞれの道で

 

 

 

頑張れ。

 

 

 

 

 

有安杏果『夢の途中』

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山崎貴監督、ハリウッド進出!

2024-11-18 04:14:44 | 映画

 

 

 

おいおい、この間ゴジラの新作制作を発表したばかりだろうに、さらに別の映画の制作発表かよ!タカスィーは人気者だね。

 

 

次のゴジラ公開まで、最短でも2年はかかるだろうから、さらにその先か。一体何年後になるんだ!?

 

 

まあそれだけ、期待されているということか。

 

 

 

プロデューサーのJ.J.エイブラムスは監督も手掛ける方で、『クローバーフィールド/HAKAISYA」という映画は、ニューヨークが謎の怪獣に襲われると言う話。明らかに日本の怪獣映画の影響を受けています。

 

 

きっと山崎監督とも話が合うことでしょう(笑)。

 

 

日本の才能が海外で活躍していく。嬉しい事です。

 

 

いいぞ!世界のタカスィー!

 

 

 

 

 

映画『クローバーフィールド/HAKAISHA』予告編

一般人が撮ったビデオ映像という体裁の劇映画。ブレブレの映像で怪獣の姿がハッキリ見えないところが非常に効果的な映像になっています。おそらく製作費があまりなかったのでしょうが、それを逆手に取ったやり方で、見事に成功した映画です。

 

J.J.エイブラムス監督が撮った映画としては、これが格段に面白い。おススメです。

 

 

 

 

 

 

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映画『大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス』1967

2024-11-17 03:52:17 | 怪獣、特撮

 

 

 

1967年(昭和42年)といえば、特撮の老舗・東宝では『キングコングの逆襲』が公開されています。

 

 

怪獣映画では1歩も2歩も、10歩も100歩も先をいっている東宝作品と比べるのは、酷といえば酷だし、私は断然東宝特撮映画ファンということもあるので、どうしても見劣りしてしまうなあという感じは

 

 

否めない。

 

 

それでもね、当時の大映は倒産寸前だったし、その中でガメラは大ヒット作品だったということで、起死回生の手段として制作された映画ということで、当時の大映としては出せる限りの製作費を投入して、頑張って作ったのだなという裏事情を知ったうえで観ると

 

 

簡単に「ショボい」とは言えなくなる。むしろ

 

 

「よくやった!」と言いたくなります。

 

 

少ない予算、といっても他の大映作品に比べれば3倍の製作費をかけていたそうですが、よく頑張ってますよ。

 

 

富士山が噴火して溶岩が流れ出すまでをワン・カットで撮っているところとか、なかなか良く出来てます。

 

でもアップで撮られた溶岩はどう見ても液体には見えなかったですが(笑)まっ、ご愛敬ということで。

 

 

 

ストーリーとしては、対ギャオス作戦がすべて子供の発案で決まってしまうところは、いかにも子供の観客を喜ばせる展開で、この作品辺りから、ガメラシリーズは子供向け作品にシフトしていったという感じ。前作の「ガメラ対バルゴン」にはまったく子供が出てきませんから、大映側の試行錯誤の結果が伺えますね。

 

 

まあそれでも、欲深な大人たちを諫めるような展開もあるし、単なる子供向けには陥っていない、大人の観客もそれなりに納得できる内容にはなっています。

 

 

もっとも、怪獣が出て大変な状況になっているというのに、村人が誰も避難しないというのは、変といえば変なのですが、そうしないと物語が動かないので、仕方がないのかな。でもやっぱり変だよね(笑)。

 

 

ガメラとギャオスの格闘シーンは、様々なアイデアが投入されていて、それなりに見ごたえ有り。ゴジラ映画の怪獣格闘シーンより、コチラの方が面白味があるかも。

 

 

まあ、いろいろツッコミどころはあるし、若い頃に観たときは欠点しか見えなかったんだけど、今、齢をとってから改めて観てみると

 

 

それなりに面白い作品だなと思えます。

 

 

 

 

主演は本郷功次郎さん。当時の大映のスター俳優で、『大魔神怒る』など、特撮モノにもよく出ていました。映画『釈迦』では、ゴータマ・シッダールタ(後のお釈迦様)を演じていました

 

 

 

1995年公開の映画『ガメラ大怪獣空中決戦』の冒頭にも、海上保安庁の巡視船艦長の役で出演されています。ちなみにこの時、プルトニウムを積んだ輸送船の船長を演じていたのは久保明さん。元東宝のスター俳優さんで、『怪獣大戦争』『妖星ゴラス』『マタンゴ』等、東宝の特撮映画に沢山出ていた俳優さんです。

 

 

東宝特撮スターと大映特撮スター夢の競演!これは監督の金子修介氏が怪獣映画ファンということから実現したことで、怪獣映画オタクは泣いて喜びました……というのは大げさですが(笑)。

 

 

こういう粋なことをするのが、金子監督なんですよ。特撮ファンに好かれるわけだ。

 

 

 

そんなこんなで、まだYouTubeで配信されてます。来週木曜日までかな。無料で観るなら今の内ですよ。興味がおありの方は、是非。

 

 

 

 

 

 

火を吐くシーンを直接火炎放射器を使って撮影する手法は、東宝ではまずやりません。危険ですから。

 

 

東宝では作画合成で処理するのが常道です。その辺はやはり、お金のなかった大映ならでは、なのですかね。

 

 

出演者の中に、蛍雪太郎という方がおられますが、この方は、「平成ガメラ三部作」すべてに出演されていた蛍雪次朗さんのお師匠さんです。

 

 

知ってました?蛍雪次朗さんって、昔「蛍雪次朗一座」を率いて、「お笑いスター誕生」などにも出ていたんですよ。その頃は俳優と芸人を兼任していたようです。

 

 

人に歴史有りです。

 

 

 

 

蛍雪次朗

 

 

 

 

 

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