リベラルくずれの繰り言

時事問題について日ごろ感じているモヤモヤを投稿していこうと思います.

宅配業者の負担軽減のために店舗受取をやってみた

2017-08-10 | 一般
ネット通販の急伸で宅配業者が悲鳴を上げているという.荷物が増えれば売り上げ増で万々歳ではないかと思いたくなるが,人手には限りがあり,しかも大手通販業者は値下げ等の過酷な要求をつきつけてくる.2013年に佐川急便は大手通販業者アマゾンとの取引から撤退し(NEWSポスト),ヤマト運輸の負荷がさらに高まったと聞く.しばらく前からヤマト運輸もアマゾンに対して値上げ交渉をしていると報道されていたが,どうなったのだろう.

私もうっかりしていたのだが,配達員の負担を大きくしていることに再配達がある.日時指定をしていながら不在にするのは許されないと思うので,「ご都合のいい時に」というつもりで日時指定なしでいつも送ってもらっていた.だがそれだと再配達になる場合がままある.かといって,たとえば確実に在宅するのが「20時以降」で,配達指定の時間帯が「19時以降」しかなかったりすると,やはり「19時以降」を指定するのはためらってしまう.
そこで最近,思い切って宅配便のコンビニ受け取りというのをやってみた.考えてみれば,毎日通勤で通る道にあるコンビニで受け取れば,配達員に再配達をさせる心配もないわけだ.こちらとしても,土曜の午前など,指定した時間帯に待っている必要がなくなるというメリットがある.
手順は店舗到着を知らせるメールに記載されていた番号二つをコンビニの端末に入れてレシートを印刷し,それをレジに持っていくだけ.レジにいたバイトが不慣れでちょっと時間はかかったが,それほどの不都合はなかった.家まで持って帰らなければならないので,大きなもの,重いものはやめたほうがよさそうだが,それ以外ならこれからも試してみよう.(ただ,最近はごく小さなものでも大きな段ボール箱に梱包されてくることがあるので油断がならない.)

ただコンビニのほうも人手不足で店長が苦労する話を聞く.数年前だったか,何かの手続きをコンビニでできるようにという方針が打ち出されたら,コンビニ側から異論が出ていた.宅配業者の負担軽減のためにコンビニにしわ寄せがいくのでは困る.コンビニ関係者の意見も聞いてみたい.

宅配,コンビニ,それから介護や保育といった,現代社会でますます重要性を増していく業種はいくつかある.そういう需要が高い仕事を担っている現場の人々が報われる世の中にするにはどうしたらいいのだろう.
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