リベラルくずれの繰り言

時事問題について日ごろ感じているモヤモヤを投稿していこうと思います.

ワクチンが効くのは2回目接種の1~2週間後からだったの?

2021-06-29 | 一般
日本でも新型コロナウイルスのワクチン接種が進み始めているが、ワクチンを打ってから抗体ができるまでには日数がかかる。だが十分な抗体ができるのは思っていたより遅いようだ。
ファイザー社製のワクチンでは、最も高い発症予防効果が得られるのは2回目を接種してから7日程度たってから。1回目の接種から2週間程度は、未接種の人と同じくらい発症するという。(朝日新聞2021-6-29)より詳しくは、1回目の接種から12日後に効果が出てくるが、52.4%程度。2回目の接種から7日たつと効果は94.8%になるという(ふかつクリニック)。
モデルナ社の場合、十分な免疫が確認されたのは2回目の接種から2週間以後だという。
ファイザー社とモデルナ社で表現が違うのは同じ基準で比べていないためだろうから数字の解釈には注意を要するが、「2回接種して1~2週間たってから」でないと十分な効果は得られないというのはもっと広く知られるべきではないだろうか。
菅首相の「××までに完了」というのは誰も本気にしていないだろうが、接種が完了すればいいというものではない。ましてや「1回目の接種」を終えたくらいでは安心にはほど遠いということは理解しておく必要がある。

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